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わたしのストレスフリーに仕事をする基本のき

■良い週のはじまりを

ドイツはずいぶんと暖かくなり、週末は友人と公園でピクニックでした。
自然の中、ハンモックの上でゆらゆら揺れてるとリラックスできます。

さて月曜がはじまりますね。わたしの仕事の基本を綴ってみたいのですが

■わたしがしている「嘘をつかないあいさつの返答」

まずは挨拶です。こちらではたびたび「元気ですか?」と聞かれることがあります。

いい時はいいと答えるし、疲れている時はニッコリしながら
「まあまあです」と答えます。いつもオープンです。
でも疲れている、とはいいません。

コミュニケーションがあんまりだったなあと感じた時だけ、
仕事の最後にこう伝えます。
「すみません、今日はすこし疲れています。週末にリラックスしますね:)」
人によってもちろん異なりますが、だいたいはこんな感じです

わたしの基本は「自分の気持ちに嘘をつかないこと」です。

■会話の出だしはオープンクエスチョン、そして日常の中の些細だけど良いことを見つけてもらうための会話

まずはイエスかノーで答えられないことを聞きます。たくさんある中で簡単な例えは「先週はどうでしたか?」です。

ドイツ語だと、Wie war Ihre Woche?(直訳すると、あなたの週はどうでしたか?となります)

わたしの固定のお客さんはほとんどの人が一人で自由に動くことが難しく、
あまり日常に変化がなく、お客さん自身も「変わらずこんな感じよ:)」とおっしゃるのですが、些細なことでもいいのでもし良いことがあったら話して欲しいなという感じでそこから話を続けます。

日常の中の小さな良いこと探し。
いつも同じ、かもしれませんが小さな良いことを話してもらうことによって、それに気づいてもらえたらいいなという感じです。

■でも、期待はしない

その返答に期待はしません。会話もいい会話をしよう、とか良く思ってもらえるようにしようとも思いません。人もまた自然だと思うので、ある程度は自然の流れ任せてお客さんと過ごすようにしています。

■ネガティブな経験とわたしがしたその問題の対処方法

逆にネガティブなことに直面することももちろんあります。例えば、体に慢性的な痛みがある人の気分が悪かった時、当たられるということがありました。

そんなときは冷静に「それはわたしの問題ではありません」と言う態度で伝えます。だって、そんなことを聞いていたら体がもたないし、一番最悪な状況は、大丈夫なふりをしてしまった時です。

その人に「この人はそう言うことを言っても大丈夫な人だ」と捉えられてしまう恐れがなきにしもあらずなのです。

そう言う時は、できるだけ怒鳴らず、あくまで冷静に。

■ドイツと日本の国民性の違い

ドイツ人は基本的に個人主義です。個人的な見解になってしまいますが、日本人よりも感情を大切にするような気がします。(そうじゃない、と思う方もいるでしょう。感じることは人ぞれぞれです)人の機嫌が悪くても、自身の問題ではありません。いろんな苦しい状況があるとは思いますが、言ってはいけないことは言ってはいけないと言ってもいいのです。

そのほかにもスーパー、薬局、あらゆるところで、もしお客さんが販売員に大変なことを言ったとしたら、人にもよりますが、こちらでは大体の人は正直にこう言うでしょう。「できないものはできない!知らない!」と。わたしはそんな自分の感情をだいじにするドイツ人が大好きです:)

過去、それをわたしはうまくできませんでした。
でも、それができるようになったら相手もいい方向に変わったので書いてみました。

サービスする人も人間。それは基本のきです。

Liebe Grüße
Eier

■余談

どうでもいいことなのですが、わたしのペンネームの説明をすこし。
Eierとはドイツ語で卵の複数形です。
なぜ、この名前にしたのかというとわたしの実際の名前の発音と、このEierの発音が似ているためです。
日本語で無理やり書くとこう、アイヤー。
どう聞こえるかはご想像にお任せします:)

この記事では、自分を大切にすることを綴りましたが、Yogaすることは実は自分を守るというなのです。それについてはまたいつか書こうと思います。


それでは、みなさんも良い週のスタートを!







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