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チョコレートな人々〜みんながしあわせになるビジネスとは?〜

きのう、尾道商店街をふらふら歩いて、偶然入ったチョコレート屋さん

父がこの前見せてくれたカンブリア宮殿の録画で紹介されてた、久遠Quonだった!(カンブリア宮殿の番組解説と見逃し配信はこちら)

そして、久遠のドキュメンタリー映画
「チョコレートな人々」の上映会チラシが、お店に置いてあって、隣の岡山の総社で明日までと知る。

観たい!

子どもたちに、観てきていい?って頼んでみた。

いざ、総社へ!



会場のまるむすびシアターは、おうちをミニシアターにされている、席数少なめだけど、居心地のよさとDJのような映画紹介と、ふしぎな雰囲気の場所でした。

そして映画は...

夏目さんの書籍は2024年出版されたばかり
わたしも買おう!

夏目さんの書籍

障害者やマイノリティ、凸凹のある人たちを仕事に合わせるのでなく、人に合わせて仕事を組み立てて、もがいた結果、全国52の作業所などとフラットにつながり、10年で年商16億に成長したチョコレート会社のドキュメンタリー。

と、簡単に書いたけど、そこへ至るまで、久遠の社長、夏目さんは、障害者を3人やとったパン屋さんを始めたが、1000万円の借金を作り、その後、チョコレートと出会い、もちろんいろいろ試行錯誤を経ての10年だったのだろうと思うのだけれど。

スキルでなく、ここで働きたいかやる気がある人物を採用している久遠。

一方、わたしの話になってしまうのだけど、ずっとわたしは1人で10年ぐらい、ビーガン菓子とローチョコレートを4人子育てしながら作ってきた。最初は自家用にはじまり、友人に配り、頼まれ、クラウドファンディングで加工所を自宅に作り、ちいさな個人事業主としてはじめて数年。

そんな私と久遠さんは、スケール感が全く違う。

ainouta米粉のりんごココアケーキ
わたしがつくるainoutaのローチョコレート



でも、同じチョコレートをつくるものとして、1人には限界があるけど、みんなでつくれば、こんな大きな夢が描けるんだという点で共感し、映画の中で、夢を見せてもらった。

また、いままで自分が、ちょっとでも安いものを買うときに、なぜ安いのか、誰かの時間に対して正当にお金が払われていないと、考えることをしなかった自分に気づかされ、悲しみや後悔を覚えた。

障害者のかたの労働
第三世界や
カカオの生産のこと、
気になりながらも、
やっとオーガニックのものを使って、自分の工房でチョコレートを作れるようになったけど、まだフェアトレードの豆を使うまでは至っていなかったことを、改めて思った。

そして、わたしは、さらに自分を含め
0円も支払われていない人たちがいることに気づいた。

自宅で、育児、家事、介護をしている人たちだ。

わたしは介護はしたことないが、家事育児、それはふつうの仕事と、同じくくりにして話すのはむずかしいが、それこそ、ときに24時間体制で無給で行われているもの。

働くとは?

お金を稼ぐとはなんだろう?

家事育児は、うちで好きな時間にやってるだけ、そとで働いているのとは訳がちがうと、なんども元パートナーに言われた気がする。

たしかに、めんどうな上司はいない、給与もらってるわけじゃないし、フレックスタイムだし、営業時間は自分で線引きしないかぎり、24時間営業の、働き方次第ではブラック事業!

でも、大事な仕事だと思って、自分なりにはやってきた、つもり。時に嫌になり、逃げ出したくなって、でもそこから逃げるわけにもいかなくて、人間と人間のぶつかり合い、もちろん、子どもの成長に日々いろいろな感動もあり、子どもがいたからこそ出会えたものは、数えきれない。

人とくらべたら、そりゃ私は、ご飯とお菓子を作ることしか全力でしてなかったけれど、ね。

チョコレートな人々から、だいぶ話がずれましたね笑

わたしも、個人事業で、ひとりでチョコレートを作ってきて、家事育児、1人のキャパの限界を感じてきたので、そろそろ、もう1人で作りたくはない、いや作るだけの体力がもたない、とうすうす感じています。

久遠のようなところを探して、働きに出るのか?

でも我が家には4人の子がいて、シングル家庭。

不登校の3人と、久遠のような働き方を、わたしは生み出せるだろうか?

それとも

凸凹あっても、みんながそれぞれ自分らしく生きる物語を書く?

久遠の社長、夏目さんが、他の企業の社長さんが、頑張ってるねっておっしゃるけど、その態度は、ひと事だと。

本当は、社会全体の問題だし、僕は1人でも、やり続けると。

従業員とともに泣き、笑い、すべてをさらけだしても、夢に向かって行動し続ける、世界を変える革命家って、こういう人だよね。

わたしも私なりに自分の暮らしの中でできることをやっていく、つもり。

いま自分にできることで、誰かと手を取り合い、みんなが自分らしく生きられるような仕事のあり方ってなんだろう?

昨年、習って今年ちょっとやろうとしている野菜の声を聴く料理、分かち合いのお料理、パルタージュも、自分らしく生きて調和する世界を表現しているもので、わたしがやりたい活動のひとつ。卒業ランチ会の様子



夢は大きく、でもコツコツ今できることで何からしよう??

まだはっきりとしたイメージはないけど、いま持っているピースで、やっていこうと思う。

今年から取り組みたい、物語かオラクルカードを作るというプロジェクトもある。

こちらはシンクロニシティカード

ひとつひとつをちゃんと終わらせていけば、ゴールはよりはっきり見えてくるのかなと。

今年、コラボしたいと声をかけている方々もいるから、ひとつひとつの点を丁寧にうめていこう。

まずはそこから。

何かいいアイデアがあれば、ぜひ対話をしましょう。この映画の上映会もやりたい!

やりたいことがいっぱいあるのは、いいことだ。

それは、明日を生きる原動力になるから。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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