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アキのエッセイNo.63ー私のやりたいことは何だろう?

こんばんは、アキです。

作業療法士に復帰して、毎日忙しく仕事の中で色々なことを学び

休日も、平日には出来ない勉強をして

なんて、忙しない日々を過ごしているものですから

心が疲れてくるわけで

今日は、朝のうちに勉強を済ませた後

美容院に行ってリフレッシュしてきました♪

少しでも仕事から気持ちを離す時間を作らないと

参ってしまいますね。


1.最近、限界を感じまして

さて、今日は

「私のやりたいことは何か?」というお題ですが


私の勤める病院は身体領域の急性期及び回復期病院です。

身体障害(主に脳血管障害や整形疾患、廃用症候群が対象です)の患者様をリハビリにて診させて頂き

研修中ですから見学が中心ですが

時に先輩方のリハの模倣や

3人ほど、介入をやらせていただく機会もあります。


私は真面目な性格なので

とことん先輩方の技術や患者様への対応方法などを

しっかり学ぼうと努力します。

ただ、努力していく中で

「あ、ちょっとダメかな」なんて思うことがあります。

何がダメかというと

関節の動きや運動のイメージとか

運動様式や姿勢がもたらす筋への影響などなど

「身体のイメージがなかなか出来ない」ことに気付きまして。


元々私は、運動が苦手な質なのですが

運動が嫌いなのもありますし

そもそも、身体のメカニズムをイメージするのが苦手なのもあります。


ですから

自分なりによく勉強して

身体について理解を深めてきたつもりですが

それでも限界を感じるときがあります。

まだ、研修中の身ですから

経験を重ねれば何とかなるのかもしれませんが

関節の動き(滑り、転がり、回旋)とか

意味が分かりませんし

表面的に覚えているところも多々あり

「私、身体のエキスパート、無理じゃないか?」と思うことがある

今日この頃です。


2.私、そこまで身体に関心が無い

というより、それ以前に

「私、そこまで身体について詳しくなりたいのか?」というのが

疑問なのです。


患者様の人生に寄り添い

生き方を共に模索していくことが私の望みですが

これからの人生で障壁となる問題として

身体障害や高次脳機能障害などが生じるため

それら障害について知識や技術を身につけ

リハビリを提供していくべきなのでしょうが


私の内心を申しますと

身体のことについて

必要ならば知識や技術を深めなければならないだけであって

本当は、そこまで専門的に学びたいという気持ちがないのです。


しかし

リハビリ自体に関心が無いわけではなく

むしろ、リハビリのアプローチ方法への関心は強いです。


ただ

私は、身体への関心がそれほど強いわけではないのに

何で身体領域のリハビリをやっているのか

疑問に思ってしまいまして。

というより

私は身体領域で活躍できるのか?

役に立てるのか?

という疑問が生じてきまして。


気持ちの問題だけではないのです。


私は発達障害の傾向がありますから

得意不得意のばらつきが大きいです。

その不得意のものとして

身体のイメージが乏しいという致命的な欠点がありまして(泣)


リハビリ場面を見るだけではなかなか学びきれないものがありますが

幸運なことに

模倣や介入を通して「体験」を積重ねて体でアプローチ方法を身につけることは可能なようです。


それでも

「専門家として十分な知識と技術が身につけられるか?」と考えると

正直、難しいのではないかと思ってしまいます


3.私が作業療法士を目指した理由は?本当にやりたいことは?

そこで

自分の原点に還ろうと思いまして。

私はなぜ、作業療法士を目指したのか?


その理由を探ると

身体について詳しくなってとか

そういうのは全然なくて


「自分の人生経験を活かしたい」という気持ちが強いのですよね。


私は今まで、発達障害のことや、祖父母の介護のこと

家族のことで色々と悩み苦しんで生きてきました


その悩み苦しんで、得てきた人生訓や知識は、リハビリでも活かせるのではないか?
痛みや苦しみを経験したからこそ、同じような立場の人に寄り添い、力になれることがあるのではないか?

そう思ったからこそ

リハビリの世界で生きることを選んだのです。


そのための手段として身体についての知識や技術は学びますが

身体のエキスパートになるよりも

私は

「人生において、生きづらさについて対処し、改善することのできる専門家になりたい」という気持ちが強いです。


つまり

身体一直線で専門性を追求するのではなく

広い意味で

人の生きづらさに対して力になりたいと考えています。


4.私がやりたいことと、私の出来ることの合致

こんなことを考えている私は

現実逃避をしているのかもしれません。

しかし

「身体機能中心ではなく

生活に焦点を当てたアプローチは

リハビリにおいて重点を置くべき視点である」ことは

間違いないでしょう。


取りあえず、今は

現在勤めている病院で頑張っていこうと思いますが

自分のこの気持ちを無視しないでいきたいです。


身体領域でやりきれず

挫折するかもしれませんし

やっていけたとしても

自分のやりたいものがはっきりと

今やっていることと違うと気付いて

病院のOT(作業療法士)ではない

別の道を選ぶかもしれません

おそらく、そうなるだろうと思います。


何というか

頑張ることは嫌いではないのですが

今、頑張っていることが

「義務的」な感じでやっているように感じられるのです。


それはおそらく

今、頑張っていることが

本当にやりたいことではないからでは?と

感じています


まぁ、やりたいことと

頑張っていることが100%合致することは

ほぼないのでしょうが

100%に近いほどそこに無理がなく、義務的な感じもなく、モチベーションもあって、その努力が好循環してさらに頑張れるのでしょう。


今、勤めている病院へ、定年まで勤めることはないと思います。

今後の勤め先として

訪問リハだったり

老健だったり

またはNPO法人と関わるかどうか

検討しています。


私のやりたいこと何か?

私が出来ることは何か?


その視点、考え方をしっかりと持って

なるべくやりたいことと、出来ることを合致させて

頑張ってやっていきたいです。


今日はこれで締めくくります。

お読み下さり

ありがとうございました!























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