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【詩】

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2023年1月の記事一覧

スペースウォーカー

スペースウォーカー

小鳥のさえずりも

走り書きした言葉も

いつか誰かの元へ飛んで行って

青空へ導く

泥にまみれたコートも

壊れかけた金庫も

いつも守ってくれていたのに

今じゃ役に立たない

必要なのは恐れずに

次の世界へと貫通させる思い

漲らずにまだ冷めたままの剣で

切り開く新しい覚悟

瞬く間に弧を描く

光線を銃に装填し

力を込めた

そのあなたの指先が

本当の自我が

指し示す先へ

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自分にできること=自分しかできないこと

自分にできることをしよう

背伸びせずに

前向きなあきらめも

必要だと思う

今持ってる

体力、気力、資源、時間

それでできること

「何もできてない」

と言う人も

そのもがきを

見てくれてる

味方が必ずいる

過去でも

未来でもなく

今の自分が

無理なくできること

そこから始めよう

まずは

目の前の人に

優しくしてみよう

それが今

あなたにしか

できないこと

ゆうげ

湯気と共に香り立つ

懐かしくも愛しい

出汁の匂い

正月疲れの胃腸には

やはり日本食だろう

ジャンクなものばかり

食べてないで

たまには

日本人に戻ろう

僕たちは

地球人であり

宇宙人でもある

でも火星に行っても

きっとこの香りに

心癒されるはず

フライング・バタフライ

フライング・バタフライ

「羽ばたきたい」

羽のない蝶はそう思った

蟻に担がれながら天を仰ぐ

それでも空は青く高かった

TSUBAKI

TSUBAKI

吐く息白く
空は青く
太陽は熱く
月は冷たく
宇宙は暗く
星は明るく
天体は動く

血は赤く
骨は白く
髪は黒く
皮膚は黄色く
魂は紅く
志は高く
心は疼く

寒風に咲く
花の如く
誇らしく
優しく
美しく
楽しく
生く

【詩】 雪上の足跡

【詩】 雪上の足跡

理想へと続く道
その理想は
いつのもの?

雪が溶け
ぬかるんだ道を
歩いている

そんな日々は
昨日でやめて
新しい道を歩こう

新雪の上を
歩くのは
とても気持ちいい

それは
感触のせい
だけじゃないはずだ

今日は
一年の始まりという
チャンス

だけど毎日が
一年の始まり
一生の始まり

この一生続く道は
今世だけじゃなく
永遠に続いていく

だから
今日の一歩は
無駄になんかならない

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