Nekit ネキ

書く、描く、奏でる、作曲、DJing、RAP、写真、料理、釣り。Kindle出版しまし…

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書く、描く、奏でる、作曲、DJing、RAP、写真、料理、釣り。Kindle出版しました。Twitterスペースにて「アサハカラジオ」不定期放送中。

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最近の記事

【詩】 流音

流行らない歌を 流れない音を 表現する そこに評価はなく ただ自分が存在する 何を書いているのかも わからない ただ指の赴くままに 気分のままに 素直のままで

    • 【詩】 齢(よわい)

      永遠(とわ)に 胸焦がし 筆置かじ

      • 【詩】 翔(かける)

        いつまでも流れる 水までも暴れる 人もまた まだ変われる 操り糸が 裂けるまで 眩ゆい色が 果てるまで

        • 【詩】 これだけで十分

          詩を書くのに10分も かかったりかからなかったり 曇ったり晴れたり 雨も多いけど頭も醒める 変えることなくただ残すだけ タダでいい 針落とすだけ

        【詩】 流音

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        • 【詩】
          68本
        • 読切短編小説
          2本
        • [小説]馬子田 (まごた)
          2本
        • 【小説】渡し舟
          6本

        記事

          【詩】 聖戦

          永遠に続く この聖戦は どんな困難も 明転させる 焦ることなく 経験を重ね 哀れみを崩す 夢果てるまで 音を奏で ただ笑みを映す 甘えに飢え される懇願さえ ほどなく捨てられる 流れを引く中で 連綿と続く戦禍 いつか断て根幹を

          【詩】 聖戦

          【詩】 彼方

          何をおいても 旅を続ける 崩れる旅程を 個性で乗り切る 規則通りに歩き 好機を待てど 落ちては地獄 固定観念を外し 諸芸安寧を祈る 凝り切る頭では 譲れない恋は彼方 あなたと 愛を語り合い 何を渡したいのか 老いた体 許せない過去があれど なお勝機を見取る いつか会いたい 死期という日に

          【詩】 彼方

          【詩】 惑い

          絶えず 流れる景色を 視点を 変えず眺める 皆が 現時点を演じてる 未来を消し 詩を磨いても 讃える者 支えるものなく 慕いし人も遠く 青い糸も切れる 顔には生気なく 癒えることのない 闇が覆う しかし今 意志を抱いて 時代から逃げず まだ見ぬ世紀を行く

          【詩】 惑い

          【詩】 奏雷

          去る航海は 豪雨になる 恐怖の音(ね)が鳴る 泣く声は届かず 運命(さだめ)の賽を転がす

          【詩】 奏雷

          【詩】 迷う恋

          「迷惑なら言って」 立てた計画も合わない性格 今思うと贅沢な時間(とき) 生活に疲れ 遊びに浮かれ 叶わない理想を追った 青い記憶 枯れ果てた過去に 笑わない詩が戻す 祈る時刻を知って 割れかけた窓に語り掛けた 「さようなら」

          【詩】 迷う恋

          【詩】 告白

          何病でも 変わらぬ相性 甲斐性なしの分からず屋に 愛をくれた手紙 描いた夢の代償と愛憎の末 愛情は失せてしまった 日が暮れて 街頭が灯る 毎秒記憶が戻る 網膜に写る 無数の星々 その眼差しが 輝きを放つ 仕舞った白く濁る心に 時どき虹がかかる 子供に戻る意味がわかる

          【詩】 告白

          【詩】 風雨

          無風の中を進みながらも 感じる苦痛 僕を救うのは 夢中になれること 普通の日々に 意味を与える工夫を 得意なことに 腕を振るうのに ルールは特にない 向かい風も暗い雨も 歌いながら 勇気を糧に進み征く

          【詩】 風雨

          【詩】 Allez

          「カネ」より「A.R.E.」 「コネ」より「声」 「折れる」より「超える」

          【詩】 Allez

          【詩】 ここまで

          どこかわからないここでさえ 叶わない夢を追いかけて 上を目指して生きるだけ 理由さえなく描いてた夢 あの頃の愚痴と文句を 音符に変えて家で歌ってる 苦悩が時間を奪ってく 社会は腐ってるが ストーリーは続く 無能な僕が残した轍 苦闘の果てに映す影は 形を変えて動き出す

          【詩】 ここまで

          【詩】 詩を書いてみよう

          「これだけで良い」

          【詩】 詩を書いてみよう

          【詩】 蚊帳の外から

          後ろ向いて歩く 前を見れない 眩し過ぎて 暗過ぎて 手探りで進む こんな世に 幸せそうに生きる人々 自分だけ 蚊帳の外に 置いてけぼり でも その人たちは 蚊帳の中から 出られない 僕たちは 自由に どこへでも行ける その事に 気づいたら 前を向けるようになった 風当たりは 確かに強い 目を開けられないほどに だけど 新鮮な空気が 胸に吸い込まれた 懐かしい 新しいその風は どこまでも 僕を歓迎してくれている そんな気がした

          【詩】 蚊帳の外から

          【詩】 灯台

          流されて 流されずにいる人たちを 羨ましくも 蔑んでいた 自分にしかない行路は 自分だけしか知らず もううっすらと 照らされている 行く手を阻むものが 見えようとも その行路を進むしかない 実は皆 向かうべき方向 行きたい路は 決まっているが 険しそうだから その場で足踏みしている どうせ この場に耐えて どこにも行けないなら 野垂れ死んでも 進みたい方へ行け 先人達の灯りが 指し示したように

          【詩】 灯台