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猫のライオン
ここは地球から遠く遠く離れた
どこかの惑星。
どこにあるのかと聞かれても
こちらにもわからない。
遠く遠くのどこかに存在している
謎の惑星のお話。
そこには「猫のライオン」という生きものが
ひっそりのんびりと暮らしていた。
猫のライオンもこの惑星のことは
実はあまりよく知らない。
でもずっと、この名も知れぬ惑星に住んでいる。
どこにあるのかよくわからないこの惑星だが
ほとんどのことは地球と一緒である。
空があり、山があり、海がある。
ね、一緒でしょ?
そしてそこに住む猫のライオンは
今日も一人で
森の中を散歩していた。
![](https://assets.st-note.com/img/1661424509947-GE9wxINtvV.jpg?width=800)
散歩の途中、猫のライオンは
見慣れない者に出会った。
猫のライオンは少しの間考え込んでいたが
とりあえずその何者かに
挨拶をしてみることにした。
「猫のライオンです」
その人物は少し驚いた顔をしていたが
「はい」と答えてくれた。
だがそれ以降何も言わなかったので
猫のライオンは軽く会釈をし
そこから去ることにした。
その帰り道…
「無事、挨拶はできたと思う。自己紹介、今ので大丈夫だったかな…」
猫のライオンは、ちょっぴり人見知りだ。
突然見知らぬ者に出会い
そのうえ挨拶までしたもんだから
すごく緊張して疲れたのだろう。
「とりあえず、最低限はできたかな。」
そうして反省を繰り返しているうちに
もうすっかり家の近くまで来ていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1661424537945-S9LJAYLMNQ.jpg?width=800)
猫のライオンのお家は星の形をしている。
形をしている、というか「星」だ。
どこからか飛んできてこの場所にささった。
そして猫のライオンが一番最初にこの星を見つけた。
この星には星型のシールで紙が貼ってあった。
![](https://assets.st-note.com/img/1661424560360-Qr25DuAl3S.jpg?width=800)
欲しい方 お好きにどうぞ 差し上げます
こう書かれてあったので、猫のライオンは
この大きな星を有り難くいただくことにした。
そしてここを
「自分の家」とした。
現在、森の中にあるこの星のお家には
猫のライオンが一人で住んでいる。
ちなみにこの星は少し傾いてはいるものの
半分は地面にしっかりささった状態である。
なので地上には星の上半分だけが出ている。
残りの半分は地面の中にあって
家に入るとそこは「地下室」となっている。
これは猫のライオンがそう造った。
猫のライオンは一人暮らしなので
上半分でも広さは十分足りるのだが
地下室があるこの家を
猫のライオンはなんだか妙に
気に入っているのだ。
***
「猫のライオン」のお話は今回はここまで。
さて続くのか続かないのか…?
それはねじりにもわかりません。
今後のことは
猫のライオンさんに聞いてみますね。
では今日はこの辺で
おしまい。
*****
読んでいただきありがとうございました。
この謎のお話を最後まで読んで下さる方が
どの位いるのかいないのか…
この「猫のライオン」は以前、夢に出てきた子です。
その時それをつぶやきに書きました。
誰にも反応してもらえないかも…と思っていたら
皆さん温かく受け入れて下さりとても嬉しかったです!
また、コメント欄にも有難いお言葉をいただきまして。
それがもう本当に嬉しくて嬉しくて…
なので嬉しくてついついそのまま物語にしちゃった!
という感じです。
へへへ。笑
このお話が続くのか続かないのかは全くわかりませんが
せっかく頭に浮かんだ物語を大切にしたいので
時々はこうして書きたいなぁと思っております。
最後まで読んで下さった皆さま
本当にありがとうございます!
もし続いていたら
ぜひともよろしくお願いします🐨
ではまた。
最後まで読んでいただきありがとうございます🐨! いただいたサポートは創作の為に大切に使わせていただきます🍀