事業責任者として、半年の失敗を振り返る
おはようございます、NegiPANです。
今日は、上半期を終え、上司との評価面談まで一通り終了したため、この半年の失敗(だけじゃないけどw)を振り返ります。
結論からお話しすると、私の事業部はコロナの影響もあって大きな赤字を出し、下期で大きく事業の見直しを迫られる事態となりました。。
反省点が多数残る結果となりましたが、どこかの事業責任者の方やリーダーの方々の参考になれば幸いです!・・・ということで、皆さんにその振り返りを公開させていただきます。
(少しでも参考になったら、「スキ」いただけると非常に嬉しいです!)
◆軌道修正の判断が遅かった
緊急事態宣言など、コロナの影響を思い切り受けて、かなり営業に苦戦。
その時点で、次の一手を考える前に「営業活動はしばらく様子見、とりあえず今できる他のことを進める」と言う判断してしまいました。
今思えば、この時点でもう少し仮説を立てて営業先を変えてみる、など、策を練るべきだったのではないかと思います。
(実際、このコロナ禍でも元気で伸びている業界はありますよね)
◆上手く行っているところだけ報告しがち
経営層への報告は、上手く行っていることを中心にしていました。
無難に報告を終えたい(厳しい突っ込みを入れられたくない。。)と言う想いが強すぎたのかもしれません。
今思えば、一人で課題を抱え込まず、早い段階でオープンにして、アドバイスを求めるべきでした。
私より経験や知識が豊富な経営層に相談していれば、もっと色々アイデアが出てきて状況も変わっていたのでは、と思います。
報・連・相、はどのポジションになってもビジネスの基本なんだな、と再確認しました。
◆部下への任せ方が下手すぎ
「権限委譲して、部下に任せることで成長を促す」
そんなことも意識しながら、色々と次期リーダー候補のメンバーを育てたいという想いで仕事を任せていました。
(細かい指示よりも、自分なりに考える余地を与えるようなざっくり指示を意識)
ざっくり過ぎて、進め方に悩んで止まってしまうものや、優先順位を落とされて後回し、なんてことが起きました。
「いつまでに」「どこまで」を伝えたつもりでいたのに、上手く伝わっておらず、任せたはずなのに全く進んでいない・・・結局時間がないので自分で引き取る、なんて事例も発生。。
「中堅メンバーだし、これくらいは分かるよね」
・・・みたいな意識がよくなかったんだろうなぁ、と思い、後半からは優先度や期限、お願いする背景や求めているレベル感などをしっかり伝えるように切り替えました。
また、部下からの報連相がないときも、来るまで待ってしまわずにちょこちょこ声を掛けて進捗確認をするようにしました。
こちらが求めているスピード感や優先度を伝えるのには、このこまめな進捗確認が役立っていたように思います。
少しずつ、こちらから聞く前にメンバーから声を掛けてくれる形になってきて、「ちゃんとやっているのかな?」「大丈夫かな?」と、もやもやすることが減っていきました。
(部下育成は、まだまだ完ぺきではないと思っているので、引き続き試行錯誤しながら頑張ります!)
・・・さて、ひとしきりダメなところを振り返ってきましたが、このままじゃただの「ダメな事業責任者」になってしまう(それは避けたい。。)ので、良かった点も追加しておきます!
◇新しいことに積極的にチャレンジ!した
イベントのオンライン化など、意識して新しいことにチャレンジしてきました。
これまで半年に一回行っていたメンバー全員で行う事業計画の進捗確認と振り返り会議を3ヶ月ごとへと変更、こまめに計画を軌道修正することも意識しました。
あとは、アワードに応募してみる、なんてことにもチャレンジしています。
◇社内に向けて成功事例の発信を頻繁に行った
イベントのオンライン化をはじめ、事業部内のチャレンジや成功事例を積極的に社内に発信。
取り組んでいることや、成果の見える化を意識していました。
(コロナ禍で少し元気のない社内を少しでも明るく盛り上げたい、なんて気持ちもありつつ・・・)
人事部門のメンバーから「一番積極的にチャレンジ&発信を続けてくれて、社内の雰囲気を明るくしてくれた!」と感謝のお言葉をいただけたときは、とても嬉しかったです。
◇団結力では、社内一の事業部になった!
他の記事でもご紹介した通り、無人島でもやっていけるようなチームワークを築くことができました。
これは新たなことへのチャレンジなど、みんなで連携しなければ乗り越えられないことが多かったから、かもしれません。
自然と誰かが自ら手を上げて、得意なところを受け持ってくれる・・・そんな安心感がある事業部で、バランスの良さを感じています。
社内でも今、一番団結力がある事業部だと思います。(自称ですがw)
◆まとめ
反省すべきこの半年の失敗
・軌道修正の判断が遅かった
・上手く行っているところだけ報告しがち
・部下への任せ方が下手すぎ
良かったポイント
・新しいことに積極的にチャレンジ!した
・社内に向けて成功事例の発信を頻繁に行った
・団結力では、社内一の事業部になった!
という訳で、コロナ禍での事業部運営の難しさを存分に味わった半年でした。
ただ、そんな状況の中だからこそ、いろいろなことにチャレンジするきっかけにもなったなーなんて感じています。
改めてこの半年の失敗(と良かった点)を振り返り、次の半年も頑張らねば!と気持ちも新たに下半期のスタートを切りました。
引き続き、noteでいい事例をたくさん共有できるように、頑張ります!
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