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40代のためのロックの日~ヴィジュアル四天王~

6月9日はロックの日。
今日はわたしの青春、
ヴィジュアル四天王
から1曲ずつ。

彼らのおかげで
わたしの恋愛観はだいぶ世間一般とは違うものとなった。
(ありがたき幸せ)

メジャーデビュー順に並べてみました。

しかし、1曲だけを選ぶのは本当に苦しかった。
この4つのバンドは全曲素晴らしい。
そして、それぞれ違う音楽性なところも注目して欲しい。
(ヴィジュアル系の音楽は宇宙くらい広い定義)


南国 La'cryma Christi

97年5月8日メジャーデビュー。
La'cryma Christi
(ラクリマ・クリスティー)
略称はラクリマである。

彼らは風景の描写が非常にうまい。
そしてその風景はとても美しい。
歌を聴いたときに聞き手が想像できて、
歌の世界に入りやすい。

だから、「南国」とタイトルがついたこの曲は
彼らの世界観がうまく表現されている。

歌唱部分のメロディは
キーが高い
以外はそんなに難しいことはしていない。

だが、演奏が意外とロック。

ツインギター構成のバンドだが、
イントロからとにかくかっこいい。
でも、KOJIはもういない。さみしいよ。

また、リズム隊の刻みがかなり凝っている。
「そんな刻み方します?」
間奏部分だとわかりやすい。

さわやかだから今の時期から聞きたい。
Break Outのランキングにずっといたロングセラー曲である。
(記事画像は南国イメージ)


月下の夜想曲 MALICE MIZER

97年7月19日メジャーデビュー。
MALICE MIZER(マリスミゼル)
略称はマリスである。

もはやヴィジュアルロックではなく、
ヴィジュアルバロックである。

ヴィジュアル系のヴィジュアルを突き詰めた最高位。
お姫様や王子様になるのもうなずける。
これ以上のバンドはないし、もう出ないであろう。

今でもよなよなPVを見に行っている。
そのたびに瞳に吸い込まれそうになり、
うっとりしてしまう。
が、夜中見ると若干怖い。

そして、今のガっくんしか知らない人に
引くくらい全力で薦めてしまう。(気持ち悪いと思う)

ゴールデンボンバーのパフォーマンス形態
「楽器を弾かないで踊る」は
マリスからきている。


SLEEPER FANATIC◇CRISIS

97年8月6日メジャーデビュー。
FANATIC◇CRISIS(ファナティック クライシス)
略称はファナである。

彼らの音楽の特徴は音色である。
この音はなんていうんだろうか。
うまい言葉が見つからない。唯一無二なのである。

この曲は男子受けも非常に良かった。
ヴィジュアル系ってこうよね、みたいな詩と曲調。
うつろな感じが出ていて暗くて好きである。
こんなテンションで君を想いたい。

ストロボが時代を感じます。


SWEET HEART MEMORY SHAZNA

97年8月27日メジャーデビュー。
SHAZNA(シャズナ)
略称はない。

まだ、お化粧をする男子が色物で見られていた時期。
3バンドが先にデビューしたが、
日本の音楽ランキングのTOPになれずにいた。

彼らに託されたのは
商業的な成功と一般市民に受け入れられる楽曲。

悩みに悩んだ末、
IZAMのヴィジュアルを変更。
当時、ジャケ写を見て女の子だと勘違い続出。
コレがウケた。
でも、お父ちゃんが元プロ野球選手なため
すごく身体がデカイ。

彼らの功績は偉大である。
「ヴィジュアル系」という文化を歴史に刻んでくれた。
プロならばビジネスの成功も必要だ。
プロは大変だ。

この楽曲は売れた曲とは違い、
明るくないから好きである。
冬のうたではなく、実は夏の終わりのうたである。


この中でサブスク解禁しているのはSHAZNAのみ。
なかなか、聴く機会も少ない。
でも、わたしたちの心には刻まれている。
もっとたくさんの人に聴いてもらいたい。

ここまで記事をご覧いただきありがとうございます。
今日は綺麗な夜かしら。


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