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ブログでしか言えない話

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2019年5月の記事一覧

愛してるから、全ては言わない

愛してるから、全ては言わない

「愛してるから、全ては言わない」
そう言った彼女の声が、嫌に耳に残った。

アメリカの多様性の授業の時だった。
やることは全て終わり、授業終わりの雑談に移行した時だった。

彼女は彼女の父親の話をした。

彼女は多様性の講師なんかをやってるくらいだから、年功序列や男尊女卑、人種差別などの観念には否定立場を示すことが多い。
しかし、アメリカの田舎出身の彼女の父親は、そうではない。

彼は年を重ねて、

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「この世界の片隅に」 感想

「この世界の片隅に」 感想

今、なんでこのタイミングでと思うかもしれないけれど、たまたま「この世界の片隅に」の良いレビューを見つけてしまったので、今日は私もその映画の事について書こうと思う。

あの映画は、正直凄かった。
凄かったという言葉だけでは足りなくて、詳細に未熟な語句を並び立てながら言葉を紡ごうとしても、結局「凄かった」という一言に帰結せざるを得ないくらい、とんでもなかった。

最初は普通に昔の話として始まり、当時人

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Can we play a love song?

Can we play a love song?

アメリカの多様性のクラスが、ユダヤ系アメリカ人の章に入った。
勿論、世界大戦の前からアメリカに移住してきた彼らの話をやるのだけど、矢張り第二次世界大戦のホロコースト中の話は強調されてクラスで話され、授業2回分を掛けてアメリカとナチズムについて話した。教授の家族がホロコーストの生き残りであったことも大きいのだろう。

この詳しい内容はまた後日纏めるとして、このような話を聞くとき、いつも頭に浮かんで消

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「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」 レビュー

たまたまネットの濁流の中でこの作品を見つけて、一日かけて読んだ。

どうやら書籍化、コミック化、ドラマ化もしているようで、ドラマは(多分)ちょうど今NHKで放映されているらしい。

私はタイトルに惹かれて読み始めた。
ホモの話をしているのに「彼女が好きなもの」と入っているのに引っかかったし、異性愛者の女の子を好きになったことがある身として、「彼女」と「ホモ」の小さな矛盾に惹かれた。

最近になって

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同性愛規制の歴史について

同性愛規制の歴史について

今期は終期論文で「プロテスタント(キリスト教)と多様性(同性愛)」について書こうと思っているので、世界史を見ながら同性愛批判が起こった際に何があったのかを見ている。

これまでの人類学で霊長類の社会構造を見ていくにあたって、「同性間性行為」は自然なものであると解き明かしてきた。
性行為が子作りのためだけのものではなくなり、広く「社会的繋がり」を形成する一要素となってから、霊長類は同性同士の行為も頻

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抹茶ラテを飲む

抹茶ラテを飲む

やる気が枯渇するような日々が続いている。
枯渇するのがやる気だけならまだ良いのだけど、こういう時は発想力とかなんかそういう"クリアイティブ"と呼ばれるような能力まで一緒に枯渇するので、何もできない。

書き上げたいnoteがあって、それはアカデミックな色を含むものだから調べが多く必要なのだけど、一つも情報を頭に入れる事ができないまま、書きたいという思いばかりが募っていく。

夜、寝る前に「あれがで

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