ザ・サークル 感想
どうも、最近SNSの頻度が落ちてきたねくろんです
少し前に『ザ・サークル』という映画を見たのですが、今の現実に置き換えて考えてみると割とありえそうな未来でした。
まだ見ていない人がいると思うので、ネタバレしないで世界観を語るとザ・サークルの世界は完全に匿名性から解放された世界と言っても過言ではありません。
作中の人たちの大概はリアルをオープンして生活を送っています。匿名性なんてあってないようなものです。
それにTwitterやFacebookにInstagramのようなソーシャル・ネットワーキング・サービスの情報を見れば、他人が何をしているのか一目でわかる程度にはオープンになっているのです。
そして、主人公というかヒロインは企業のサービスとして24時間に渡る生活の配信することに。
例えるなら、24時間配信し続けるYouTube配信のようなもの。
そんなこんなで全世界に彼女の実生活は公開されるわけです。
今でこそある程度の匿名性が守られているとはいえ、Twitterなどでは炎上するたびに特定厨と呼ばれる方々が中の人の情報を暴くという行為が常習化されていることを考えると、この映画は遠くない未来の話なのかもしれないと思うと割とありえる恐怖ですよね。
それに炎上なんてしてなくとも、世の中には人のリアルを暴くためだけに活動している人たちだっているので呟く内容には気をつけた方がいいでしょう。
そう、思わせる映画だったなって思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?