腰椎椎間板ヘルニアとはなんぞや ⑤日常というリハビリと壊れてしまうかもという少しのこわさ
どうも。自分は腰椎椎間板ヘルニアを患い手術をしました。手術は成功したのですが、発症からかなり時間が経っていたため痛みや麻痺は少し残ってしまいました。今回は、自分が日常というリハビリの中で感じていることを書いていこうと思います。
手術も担当してくださった主治医は「お金を払ってリハビリをするよりも、日常生活自体をリハビリとして過ごした方がいいだろう」と言いました。回復が遅くなるように感じて、先生に日常をリハビリとするメリットは何なのかということを質問しました。自分の場合においては、病床に臥せっていた期間が長いので筋力をゆっくり戻す必要があり日常の活動をまともに行えるところからがスタートになるとのことでした。また、日常生活は強制的なもので毎日のことなので自分に残った症状にはこの方法が回復に結果的に繋がるだろうということも仰っていました。理由に納得して病院ではリハビリを受けないことにしました。
術後に退院して荷物を持って帰りましたが、今までとは違う腰と脚の感覚にとても違和感を覚えました。今までよりも痛くなかったですが、脚は重たくて思ったよりも自由に動かせなかったです。足首に関しては柔軟性が下がっているのに力が入らなくてよく捻っていました。
ただ、現在は先生が仰っていたように少しですが脱力感や筋力低下は完全されてきています。
問題は痛みです。手術は成功しましたが、神経への圧迫に関する影響は完全に解消された訳ではありません。腰や脚に少しの痛みが残っています。以前と比べれば大したことはないし、術前と比べれば地獄から解放された気分です。ですが、朝起きるときに一番痛みが強いのです。動くのに苦労して座るまでに時間を必要とします。あとは、重い荷物を持った後や歩き続けた時に痛みがでます。
朝一番と例えば買い物などで自分はこわさを覚えるのです。また、自分の身体はまた壊れるのではないか。もっと悪くなったらどうしよう。もしものときに治らなかったらどうしよう。
こわさを感じるからこそ、自分に優しく過ごすようにしています。これは動かないとかそういうことではなく、身体に負荷がかからない動き方というのをいつも意識して行動することだというように思っています。
看護学生のときに「ボディメカニクス」という技術を学びました。筋骨格など人体と力学に関係する身体の使い方です。文字でお伝えすると分かりにくいので動画サイトで「ボディメカニクス」と検索すると分かりやすいと思います。見てみてください。
なぜ、ボディメカニクスについてここで書いているのかというと、自分の筋肉や骨を上手に使ってテコの原理などちょっとしたことを利用して、動いたり物を持ち上げたりなどを効率的に行うことができたりするので書いてみようと思いました。
医療現場では患者様や重い機材などを持ち上げて移動することがよくあります。そのときに腰痛などの予防でボディメカニクスが使われます。
自分に優しく過ごすひとつの方法に繋がると考えています。
自分の術後の日常というリハビリと、身体が元に戻るかもしれないというこわさ、自分に優しく過ごすための方法についてはざっくり、こんな感じです。
次回は【熱中症について 定義と症状】を書かせていただきたいと思います。
ご意見、ご感想などありましたらよろしくお願いいたします。
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