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就学前健康診断〜つかれた〜


すんちゃんは桜が咲いたら1年生。

というわけで、ねーねも通っていた小学校に健康診断に行ってきた。

コロナ対策で受付は体育館で順番に。
番号札と封筒もらって、中に記入する用紙が2枚。

これも自宅で書けたのではないかと思ったけど、記入専用席の列に並ぶ。


「つぎだね〜♪」
と列の先頭になった私とすんちゃん。


「ママあそこあくよ!」
と言った瞬間、
そこにいたお母さんは私の後ろに並んでいるママ友であろう人に手招きをした。

そういう非常識な人が世の中には沢山いる事は、ねーねの時代から慣れている私は、

『無』


ただ、呆れちゃう。
次に待っている人の気持ち。
順番を平気で無視する親を見ている子供。
ちゃんと並んでいるのに呼ばれてしまったママ友。
先頭で待っていたすんちゃんの気持ち。

一体、誰が得するのだろう。

誰が幸せを感じるのだろう。


誘導の先生がなんとかしてくれたけど、変な空気が漂ってしまった。

記入を終え、椅子が2つずつ並んで密を防ぐ待機席。


多分、親子で座れるように学校側が配慮してくれた待機席。


なかなか空かないので体育館の壁側で待つことに。


すんちゃんは少し疲れた様子で床に座っている。
私も一緒にしゃがんでみる。
緊張を和らげるのに指ゲームなどをして時間を潰す。

時々声が届かなくて何度かゲームを中断。


周りを見渡すと、すんちゃんと同じ1年生になる子達がギャーギャー走り回っている。


同じ空間で検査もしている。


昔からよくある光景だけど久しぶりに見て疲れる。

すんちゃんも走りたいだろうに。


お母さん達はと言うと、立って密になって井戸端会議している人達もいれば、親子様に2つ並んだ椅子にママ友同士が座り子供は近くにいない。




地獄。


1人の先生が
「走らないでください」
と言っても、聞こえていないのか、無視してるのか止まる様子も無い。

勿論、ちゃんと座って待っている子も沢山いる。
座っている子達は退屈そう。
そりゃそうだ。


マイクで順番に呼ばれるのだけど、それも聞こえにくいほど騒がしい。



私は昔からママ友みたいなのが苦手。
私の友達を頑張って作る場所ではないと思っている。
昔から1人でいるのが好きなタイプではないけど、無理して頑張ってまで輪の中に入りたいと思えない。

そして、あの独特なテンションがまた馴染めない。
でも今の時代、そのスタンスだと子供が仲間外れにされたりすることもあるらしい。


小学生になってお友達と遊ぶ事になったら、公園で遊んだらいい。



最後に視力検査で、静かになった体育館で待機。



すんちゃんが、

「けっこう静かになったね。」


「そうだね。すんちゃん偉かったね。」


「おれだって走りたかったよ?」


「そうだよね。でも我慢できたのカッコイイよ。」


「そりゃそうでしょ。」

と、自慢げにキメ顔をしてきた。



これでいいんだ。
逞しく成長しているすんちゃんに私も自慢げな顔をしていたと思う。




疲れたけど、良い日だった気がする。




視力検査してくれた先生がたまたま、ねーねの5〜6年生の時の担任の先生だった。
私もすんちゃんも嬉しくなってホッとした。
ねーねも大好きだった先生に会えたら宜しく伝えてねって楽しみにしていたから余計に嬉しかった。
ちょっとしたご褒美のような時間だった。


最後に嬉しい気持ちで終了。


帰りにいつもは買わない自販機で割高なジュースを買って帰った。

すんちゃんと
「おつかれさまでした」
と乾杯して。

すんちゃん。
今日もありがとう。


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