🍳一週間のフード・デリバリー関連ニュースまとめ［2021/11/22～28］

2021年11月29日 08:07

さすがカップヌードルの公式ツイート！クオリティが高い！

カップヌードルの具材の気持ちが味わえるおふろのおもちゃをつくってみました。#お風呂上がりの一杯はカップヌードルで #いい風呂の日 pic.twitter.com/tsomXOwWAX
— カップヌードル (@cupnoodle_jp) November 26, 2021

そして欲しい（笑）
（できれば入浴剤と共に！）

📰プレスリリース

📰【DIRIGIO】フードのサービングボックスを提供する株式会社UBOと提携

株式会社DIRIGIOは、株式会社UBOとの提携を開始。第一弾として、株式会社UBOが提供するフードのサービングボックス「Servbo 01」をクリスピーチキンアンドトマト馬込店・大名店に設置。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000022598.html

テイクアウトサービスのPicksとテイクアウトボックスが提携ということで、受注と受け渡しの仕組みが一式で導入できるということですね。

UBOのテイクアウトボックスはすでに多くの実績があるようで、「beeat sushi burrito」を作った会社だったんですね。

体験したのはもう３年も前…。懐かしい。

📰【世界初】野菜は収穫30分で食卓へ。『GG.SUPPLY』福岡天神にOPEN

野菜販売事業を展開するGG.SUPPLY株式会社は、デリバリー特化次世代型青果店『GG.SUPPLY（ジージーサプライ）』を、福岡・天神に、2021年12月4日(土)グランドオープン。野菜の販売・生産を行う店舗事業を展開しており、農薬ゼロ・無菌の「常備野菜」を各デリバリーアプリ・店舗にて収穫より30分でお届け。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000082083.html

八百屋のオンデマンドデリバリーではなく、農家のオンデマンドデリバリーということですね。
「収穫より最短30分」とはかなりのパワーワード。

すでに５つのプラットフォームで注文ができるようです。

いわゆる、店舗が野菜工場ということだと思いますが、なかなか面白いですね。実際に来店してテイクアウトもできるのか気になります。

📰freee、デリバリーサービス「Wolt」の配達パートナー向けに確定申告MOOK本を2,000冊無料進呈

freeeはデリバリーサービス「Wolt」の配達パートナー向けに確定申告MOOK本「freeeでかんたん青色申告」（著者は公認会計士・税理士
）を先着2,000名に無料進呈。契約上、個人事業主の扱いとなる配達パートナーが適正に確定申告することを後押しするための取組み。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000756.000006428.html

プロモーション感もありますが、goodな取り組みですね。

こういったものは、WEBサイトのようなデジタルなものではなく、キチンと本になっている方が使い勝手がいいと思います。

📰食卓メディア「おうちごはん」 2021年年間食トレンド大賞＆2022年予測を発表

トレンダーズ株式会社が運営する、食トレンドや食卓アイデアを発信するWEBメディア「おうちごはん」は、編集部の選出と、SNSでの言及数等を元にしたトレンダーズ独自のトレンドスコア計測ツール「Trend Topics」をもとに、「2021年年間食トレンド大賞」および、2022年の食キーワード予測を発表。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000056551.html

「おうちごはん」の食トレンドランキングがこちら！

１位：抹茶
２位：マリトッツォ
３位：居酒屋系クリームソーダ
４位：発酵食品
５位：ピスタチオ

そして同じタイミングで別メディアでのランキングも出ていましたのでご紹介！

こちらはホットペッパーのランキング。

１位：マリトッツォ
２位：オートミール
３位：フルーツ大福
４位：台湾カステラ
５位：ピスタチオスイーツ

そしてこちらは、SHIBUYA109 lab.が発表したランキング。

１位：マリトッツォ
２位：地球グミ
３位：かじるバターアイス
４位：ペッパーランチ
５位：サーティーワンアイスデコレーション

それぞれ母集団が違うためランキングは異なりますが、なぜ渋谷の若者に「ペッパーランチ」が人気なのかめっちゃ気になります。

各社から今年を振り返るこういった「ランキング」や「まとめ」が出てくるといよいよ年末感が出てきますね。

🗾国内のニュース

🗾ドアダッシュ、料理宅配1回で2店から

米料理宅配大手ドアダッシュの日本法人は、2店舗の商品をまとめて注文できるサービスを12月にも始める。料理宅配は通常1店舗の商品を配達するが、近隣であれば料理に限らず他店舗の商品も1回の配達料で注文できるようになる。国内の大手料理宅配事業者では初めての試み。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77818380T21C21A1TB0000/

当機能は本国では今年の８月くらいからすでに開始されており、それを取り上げた当時のnoteにはこんなコメントをしました。

https://note.com/nbmasaki/n/n11690a63384c#FJ1Jt

おおよそイメージ通りですが、まさかこんなにも早く日本にも導入されるとは…。

記事には「今後は2つの飲食店を組み合わせられるようにするほか、ドラッグストア、酒類販売店など対象店舗を順次増やす方針」とあるように、複数店舗のフードが一度に注文できるようになることが、プラットフォーマーにおける機能の当面の目標だと思います。

🗾料理宅配、ネット通販の商品配送　出前館は最短15分で

料理宅配業者がインターネット通販の配送に乗り出す。出前館は2022年から化粧品や衣類などで始める。料理宅配国内最大手のウーバーイーツジャパンもネットスーパーなどの配送代行を検討する。人手不足の中、玄関先までの配送の担い手が増える。販売と配送を巡る新たな企業間連携が相次ぐ可能性がある。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC059N00V01C21A0000000/

すでに出前館はアスクルと組んだり、UberEatsでは雑貨等が注文できますが、やはり本格的にEC分野に進出してきますね。

フードの需要はランチの11:30～14:00、ディナーの17:30～20:00と時間帯が決まっているので、いわゆるアイドルタイムでの配達員活用としての需要は高そうです。

今後は、大手宅配事業社と提携し、本格的にラストワンマイルを担う日も近そうです。

こちらは同社社長のインタビュー記事です。

出前館としては配達員の質を強みとしつつ、フード以外にも積極的にアプローチしていくと語っています。

🗾ケンタッキー、イートイン席のない小型店「ミニドライブスルー店舗」

日本ケンタッキー・フライド・チキンは、客席を持たず、ドライブスルー・テイクアウト・配達代行に特化した「ミニドライブスルー店舗」の展開を開始。1号店を千葉県君津市にて11月29日にオープンする。

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1368627.html

「店舗面積・従業員数ともに既存のドライブスルー店舗の7割程度」で出店できるということで、KFCでのテイクアウト比率が7割超えてるんですね。

店内の様子がわかるニュース動画はこちら↓

今後、ゴーストレストランの定義として、地方ではドライブスルーも機能として加わってきそうです。

🗾Uber Eats／日比谷花壇との業務提携で生花の取り扱い開始

Uber Eatsは、日比谷花壇との業務提携により生花の取り扱いを開始した。Uber Eatsで生花の専門店からのデリバリーが行われるのは、今回が初めてとなる。

https://www.ryutsuu.biz/ec/n112516.html

以前の記事ではfoodpandaとの提携を取り上げましたが、ついにUberEatsでも開始ということで、商品ラインナップはこんな感じ↡

ちょっとしたプレゼントに使いやすそう。

🗾ブルーボトル、ロッカー式のポップアップカフェを渋谷で展開

ブルーボトルコーヒージャパン合同会社は、ロッカー式のカフェ「BLUE BOTTLE COFFEE Pop Up Cafe – Shibuya –」を渋谷スクランブルスクエアに12月1日から期間限定でオープンすることを発表。

https://shopping-tribe.com/news/45744/

具体的な注文の仕様はこちら。

タッチスクリーン式のドリンクオーダ専用端末でホットとアイスの10種類のドリンクが注文可能。（ドリンクにあったクッキーやカステラなどの提案も。）ロッカーの裏でバリスタが作った出来立てのコーヒーが指定のロッカーに格納され、ライトが光って出来上がりを知らせる。

既存顧客はもちろんですが、なかなかお店に入りにくい新規の方にも効きそうな予感。

🗾出来たてラーメン自販機「ヨーカイ」、渋谷に登場　CEOに直撃

ラーメンブームが続く米国から、出来たてのラーメンを買える新機軸の自動販売機が日本に上陸。その名も「Yo-Kai Express（ヨーカイエクスプレス）」。渋谷にオープンした体験型店舗「b8ta Tokyo – Shibuya」に自販機が国内で初めて設置された。

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/casestudy/00012/00763/

どうやら自販機というより調理機と言った方が正しそうです。

自販機の中でメニューごとに異なった調理をして熱々の料理を提供できるホットフード自動調理機であり、在庫情報やPOS（販売時点情報管理）、KIOSK（売店）機能も一体化されている。

「米国で50台設置されており、丼物、パスタ、カレーライス、ギョーザ、蒸しまんじゅう、デザートなど50アイテム以上ものフードを展開している」とのこと。

海外での稼働の様子もyoutubeであがっています。

🌎海外のニュース

🌎カナダのUber Eatsで大麻の注文が可能に、ただし受け取りは店舗で

ウーバーは、カナダで大麻ビジネスに参入。オンタリオ州のウーバーイーツのアプリに大麻カテゴリを追加し、オンラインでの注文と支払いを可能にすると発表した。ただし、ウーバーイーツは大麻のデリバリーは行わず、顧客は注文した大麻を店舗で受け取ることになる。

https://forbesjapan.com/articles/detail/44552

もちろん合法なので何も問題はありませんが、すごいですね…。

まだテイクアウトのみのようですが、デリバリー＆Eatsパスみたいなサブスクまで解禁になったら（汗

以上。

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