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🍳一週間のフード・デリバリー関連ニュースまとめ[2022/9/12~18]

これは緊張感と共に、仲良くなる可能性も…!


翻ってこちらはアメリカのデリバリーロボットが警察の立ち入り禁止をガン無視する映像。

どうやら事件自体は誤報だったようですが、こういった事態はさすがに想定外ですね…。




📰プレスリリース

📰国内初。All in One モバイルオーダー「Chompy」と法人向け即時配送「Wolt Drive」が連携

All in One モバイルオーダーサービス「Chompy」を提供する株式会社Chompyは、Wolt Japan株式会社が提供する法人向け即時配送プラットフォーム「Wolt Drive」との連携を開始。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000062766.html

Wolt Driveは配達プラットフォームのみを提供するサービスで、Chompyのメインプラットフォームがこれを使うというよりも、Chompyが持っている飲食店が自前の受注サイトを作れるホワイトラベルサービスに載せる、ということですね。

これによりChompyとしては自前の配送網外でもWoltの配送網内であれば、ホワイトラベルのサービスを提供できることになるので、win-winな連携ですが、競合同士での連携は熱いですね。

こちらは同じくWolt Driveの連携事例ですが、そもそも配達プラットフォーム同士で組んじゃおうというもので、ここまでくるともはや何でもあり(笑)


そしてこちらはWolt Japan代表の方のインタビュー記事。

WoltはDoorDashに買収されて以降、日本ではWoltブランドに一本化されており、引き続き日本市場をどう牽引していくのかが注目されています。

デリバリーが日常化しつつある現在、ここまでボリュームのある記事は珍しく、非常に参考になります。



📰【アプリが日本を元気にする?】デリバリーと運転代行が 1 つのアプリで完結!配達エリアの可能性も広がる「B セレクト」配信開始!

株式会社ACLAは、折り畳み電動バイク専門運転請負業のバイオニアとしてデリバリー・運転代行・運転請負サービスの統合アプリ「Bセレクト」をリリース。折り畳み電動バイクを使⽤したデリバリーと運転代⾏の地域強化型の複合型スマートフォンアプリ。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000108305.html

デリバリーと運転代行が一つになったサービスって面白いです。(確かに運転代行も自分と車を自宅に届けてもらう、という視点ではデリバリーの領域になりますね。)

また、フードだけでなくその他商品の配達や買い物代行もできるということで、機能がモリモリに盛り込んでありますが、アプリの使い勝手が気になるところです。



📰株式会社ROMS KDDIとのクイックコマース向けRCS1号店オープン 次世代型無人自動ピッキング店舗兼フルフィルメント拠点として運用

株式会社ROMSは、KDDI株式会社、との共同取り組みとして、KDDIの運営するau Style SHIBUYA MODIに併設する、自動でクイックコマースのピッキング・パッキングを行うRCS(Robotics Convenience Store)1号店「auミニッツストア 渋谷店」をオープン。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000108319.html

モバイル注文商品の自動ピッキング・配達員やお客様ご自身による店舗での商品受け取りが可能な、都市型のクイックコマースのフルフィルメント拠点」ということで、通常店舗とダークストアの中間のようなスタンスですね。

袋詰めシーンはなんとも仰々しい感じですが、人件費がどれだけ削減できるのか気になるところです。




🗾国内のニュース

🗾コカ・コーラ、キリンと連携 健康飲料開発で

日本コカ・コーラは商品開発でキリンホールディングスと連携する。キリンHDの独自素材「プラズマ乳酸菌」で健康飲料を開発。健康分野を強化したい日本コカと素材の販売増加を目指すキリンHDの思惑が一致した。国内の清涼飲料市場が縮むなか、有望分野を軸に連携が進む可能性がある。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO64269670T10C22A9MM8000/

大手飲料メーカーが競合の技術を使うのは珍しい。」と記事にもあるように、ド競合ですよね。

ジョージア、い・ろ・は・す、ミニッツメイドの3ブランドでプラズマ乳酸菌を含んだ機能性表示食品を開発」するということで、こういったコラボが実現するのもこの時代ならではということでしょうか。



🗾Tinder、渋谷に“コンビニ”開店 「Super Likeチップス」など無料配布

Tinder Japanは、渋谷センター街にコンビニエンスストア「SwipeMart」を開店すると発表。16日から19日にかけて期間限定で営業。マッチングアプリ「Tinder」のロゴや機能をモチーフにした飲食料品や洋服などを配布する他、写真撮影ブースなども設ける。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/12/news184.html

Tinderのターゲット層である18~25歳の来店を見込む。」ということで、プロモーションの一環ではありますが、「コンビニ」というオフラインの場を作ったのは面白いですね。(実際には商品は販売されず、Tnderユーザにプレゼントされるとのこと。)



🗾ビッグエコーに聞く「フードデリバリー進出」の勝算。“おすすめメニュー”にも挑戦

カラオケルーム・ビッグエコーを展開する株式会社第一興商は、2021年3月から「Uber Eats」で食べ物をデリバリーする「ビッグエコーデリバリー」を開始。カラオケチェーンであるビッグエコーが参加したのは意表を突かれた感じがあるが、なぜこのような取り組みを始めたのだろうか。

https://bizspa.jp/post-671504/

正直なところ「カラオケボックスのフードなんてわざわざ注文する人いるのかな…?」って思いましたが、商品に価値があるというよりも、深夜までやっていること、が価値なんですね。なるほど~!




🌎海外のニュース

🌎北欧のフードデリバリーFoodoraが在宅医療とクリーニング分野に進出

ドイツのフードデリバリー大手Delivery Hero傘下の「Foodora(フードラ)」は、北欧諸国でドライクリーニングや在宅医療分野への進出を開始。ストックホルムに本拠を置く同社は、長年の中核事業であった食品や生鮮食品のデリバリー以外の分野にサービスを拡大している。

https://forbesjapan.com/articles/detail/50423

スーパーアプリ化に向けたというわけではないと思いますが、親和性のあるサービスを付加して全体の収益性を上げていこうというための多角化ということですね。

フードデリバリーとして認知してしまっているユーザに対して、どこまで多様なプラットフォームとして理解してもらうか。
グロッサリー分野も含めて、これからの各社の課題だと思います。



🌎Starbucks、NFTコミュニティ「Odyssey」を米国で立ち上げ

米Starbucksは、NFTベースの新プログラム「Starbucks Odyssey」を発表。既存のポイントサービス「スターバックス リワード」とNFTプラットフォームを組み合わせた新サービス。米国でウェイティングリストへの登録受付が始まっている。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2209/13/news124.html

メンバーは新たな没入型コーヒー体験へのアクセスを可能にするNFTを獲得、購入できる。」ということで、これからのCRM施策はNFTを絡めることがトレンドになりそうですね。




以上。

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