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転職をいかに有効活用するか

「石の上にも三年」とはよく言ったもので、
所属する会社に、3年はいた方がいいなんて使い方をよくされます。

私は何回か転職をしている為、その企業が引き止める為の
台詞は疑ってかかる訳ですが、この不確定な世の中において、
3年という時間は無駄に生きるには勿体無い時間となります。

何が言いたいのかというと、
自分自身が市場より価値が高い人材であるという自負がある人は、
どんどん転職していった方が良いのではないのかという事です。

タイトルにある転職をいかに有効活用するか、という点において、
私は4つの価値を考えております。

・1つの会社の中でしか生きられないリスクからの解放
・他の会社にも通じる共通スキルを磨く事に集中できる
・井の中の蛙にならず、多角的に経済が見れる
・自分は今の会社を辞めても生きていけるんだという自信

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まず、これは副業などにも通じる所なのですが、
この大量リストラ時代に1つの会社の中でしか生きられない
というのがどれだけリスクかという話です。

私は家庭があり、子どももいる為、食わせていけないなんて
状況にさせる事はできません。親も亡くなっているので、
頼るところもありません。

集中投資をしていると考える人もいるかもしれませんが、
集中は、選択の余地があって初めて成り立ちます。

選択ができない、ないし選択を迫られる状況になった場合に、
今より条件が悪くなる事しかないというのは、選択肢が無い
と同義であります。

その為にも、選択ができるという状況をフワッとした自信でなく、
転職という実績として残しておく事が一つだと思います。

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次に、他の会社に通じる共通スキルになりますが、
会社、業界にしか通じない知識・経験・人脈を覗く内容となります。

何が自分に足りていないか分かっていれば、今後継続的に生きる為に
どうするべきか、何を身につけるべきかを自ら取りに行ったりしますよね。

知識は使わないと意味がないし、
経験は再現性がないと価値がないと考えています。

再現性を生み出す為には、何をすべきか?

ここが回答できるようになると、転職にも強い貴方の能力になります。

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1つの会社にいると、ビジネスモデルから利益率、給与まで、
単一事業でしか物事を見れません。

私は、通信→マーケティングリサーチ→人材→小売
と渡り歩いてきましたが、今になって思うと、
一見華やかに見える人材ビジネスが存続可能性が低いと
私は感じていたり、逆に、ストック収入と直接利益が重なる
ビジネスは、キャッシュフロー上、安定していたりと、
様々な経験上の指標みたいなものが出来てきます。

その為、井の中の蛙にならず、飛び込んで外に出る事を勧めたいです。

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最後に、マインドセットの話ですが、
「私はいつでも転職できる」と分かっていれば、
挑戦的な仕事に果敢にチャレンジできます。

社内の課題には経営課題に繋がるような挑戦的な仕事があると思いますが、
自ら手を挙げ、取り組む事で飛躍的な自分の成長につながります。

転職がいつでもできるという自信は、
普段の仕事をより活性化させてくれますし、いい仕事にも繋がります。

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今回は転職の活用方法を記載させて頂いて、
その具体的な方法は全く書いていないですが、
どこかのタイミングで書いてみたいと思います。

まだまだ日本では転職する事がマイノリティではありますが、
この記事を読んで、少しでも役に立ってもらえれば幸いです。

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