苦しい時にどう発想の転換をするか

私の人生が転換期を迎えておりまして、
今、所属している会社の人事制度の変更に伴い、
年収ベースで50万円以上、給与が下がるので、
家族を養っていく為に起業をしようかと考えています。

会社の人員整理には、早期退職制度など
色んな方法があると考えているのですが、
圧倒的に雇う為のコストを下げて、
条件を飲んで、従順に働いてくれる人を残して、
それ以外の方を自己都合で退職を推奨するというのは、
企業としてはメリットがあるのでしょうけど、
働いている人の生活などを一切考えていない姿勢に、
個人的には衝撃を覚えました。

「誠実に生きる」をモットーの一つとして置いている
私としては、不誠実にも程がある企業の姿勢を見ていると
辟易するので、タイミングを見て退職を伝えようと考えています。

ここで大事なのは、自分に「選択肢」を用意しておく事で、
苦しい時は人生なので、どれだけでもあるのですが、
その時々で、「ならどうする?」が出るかどうかが、
ポイントだと考えています。

例えば今回、起業に至ったとお伝えしましたが、
障がいを持っている中で、正社員に就ける可能性というのは、
極度に低く、仮に就けたとしても家族を養えるだけの給与を
頂けるかというと、希望通りに進むことはほぼなかったりするので、
「転職」という選択肢があまり現実的ではなかったりします。

じゃあ「副業は?」となりますが、副業解禁時代と呼ばれて
久しいですが、副業ができる素敵な企業なんてごくわずかで、
言葉が一人歩きしていて、一部の企業がフィーチャーされている
だけと考えております。

結果的に、今考えている手段を選ぶ事になるのですが、
大事なのは、本当に「これがダメならこれ!」という発想の
転換をして、煮詰まる前に次の選択肢に移れるかどうかだと
考えており、アタマをフル回転させられるかが大事だと思います。

発想の転換には、一定のパターンがあり、
例えば私の場合はこのようなものがあります。

①継続  :現状に甘んじて今の企業で働く
②スライド:今と同じことを別の企業で行う(転職)
③転換  :今と違うことを別の企業で行う(転職)
④追加  :今を継続しながら+αを行う(副業)
⑤別展開 :今と全く違う事を別手段として行う(起業)

他にももちろんあるとは思いますが、
手段を縦軸に置いて、横軸に観点を記載して、
格子状にした上で、判定として○×△をつけると、
自分にとって大事なことは何か、どう動くべきかが客観的に
選べると考えており、私は悩むとこの方法を使う事が多いです。

客観的に明らかに選んだ基準が明確化されていると、
「あの時、こう考えるしかなかったしなー」という
後悔のない選択を選ぶことができるのが
個人的にはメリットが大きいと考えております。

苦しい時ほど、冷静に、感覚をロジックに落とし込んだ上で、
判断をすることが乗り越える大きな力になると信じています。

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