[Elite:Dangerous] 戦闘稼業(4)-傭兵稼業とコミュニティゴール
こんにちは、こんばんは、おはようございます。ヘビーなゲームを広めるという活動を精力的に行うゲーミング活動家のNameBox137だ。今日もこの素晴らしいゲーム、本格宇宙SFゲーム「Elite:Dangerous」について、このゲームの魅力を伝えていきたいと思う。
さて、大変申し訳ない。前回は、「初心者向けの船で戦闘をやってみる」と申し上げたかもしれない。あれは撤回させていただきたい。今回は、かなり「仕上がった」船で、MMO特有の超大人数イベント「コミュニティゴール」に参加した、というお話を書かせていただきたい。
コミュニティゴールとは?
最近のゲームでは、特にMMOやソーシャルゲームにおいて、複数人数で一つの目標を共有して、それに向けて行動する、という仕組みが実装されているはずだ。これは、一般的には「レイド」と呼称されることが多い。(通信ケーブルでしかゲームができなかった時代からゲームをやっている身としては驚くべき進歩だ)
Elite:Dangerousというゲームにおいても、「レイド」が存在する。それが、「コミュニティゴール」だ。
「コミュニティゴール」は、戦闘、運送など本当に多岐にわたるアクティビティで構成されているが、このコミュニティゴールの成果がElite:Dangerous世界でのニュースに載ったり、世界を少しずつだが動かしてゆくこととなるようだ。
今回参加するコミュニティゴールは、こちらだ。
内容を要約するならば、不可解な狂気状態に陥り、民間人の虐殺をも働いてしまっている艦隊「グレイ・スワン」の船をすべて撃墜すること(「船」を「撃墜する」というのは、2023年現在少し不自然な表現かもしれないが)が要請されている。
今回は、「戦闘」を主眼に置いたコミュニティゴールだ。戦場に入り、グレイ・スワンと反対側につき、撃墜した成果を収めてクレジットを稼いでゆけば、コミュニティゴールの進捗度がどんどん進んでいくこととなる。
注意したいのは、今回は、今まで紹介した「海賊狩り」ではなく「戦争への傭兵としての参加」ということだ。海賊にも強くしぶとく強化された船に乗っている者はいるが、そうはいっても海賊はそこまで強すぎるわけではなく、シールドが剥げてしまえばあとはサクッと倒すことができる。だが、戦場にでてくる機体は、アーマーが若干堅く、しぶとい傾向がある。
そのうえ乱戦となるので、立ち回りに気を付けなければ、一方的に集団攻撃にあい、撃墜されてしまうこととなる。今回そのようなリスクを取ってくれるパイロットは、旅行編でお世話になっていたパイロット、「ナオト・ヨークシュタイン」さんだ。
宇宙船紹介
そんなわけで、今回操縦する期待を紹介しよう。中型戦闘船「Fer-de-Lance」(通称FdL)をさらに戦闘向けに強化改造した戦闘船、「カンナカムイ」だ。設計はこちらのリンクにおいておく。
この戦闘船は、上面に中型ハードポイントが4つ搭載されており、ここに、「マルチキャノン」(ガトリング砲)を搭載している。
さらに、下面に一つ、超大型ハードポイントが1つ搭載されており、ここには、ビームレーザー砲を搭載している。
コックピットの中はこのように、広々としている。
なお、船の見た目に反して、実は、若干コックピットの位置は中央から右側によっている。だから何だという話ではあるが、違和感を感じてしまう人も多いかもしれない。操縦時は要注意だ。
戦闘への参加
この船で、戦闘に参加しよう。行き先はSHAMASH星系だ。
報酬支払場所の確認
まず、報酬支払をやってくれている大型艦コンス・グレアムの場所を確認しておこう。これは、惑星のリングの中にある。当然、浮いている氷の塊は全て当たり判定があり、高速でぶつかると大ダメージを受けてしまう。
戦艦への着陸は、実質ステーションと変わりない。が、この風景は素晴らしく美しいものだ。
着陸したら、コミュニティゴールにサインアップする。正直報酬はしょっぱいが、今回はこのカンナカムイの戦闘テストも兼ねて入るので、報酬の多寡は気にしない。
戦場
コミュニティゴールと関係していようがしていなかろうが、Elite:Dangerousの世界では各所で紛争地域が存在している。今回はその紛争地域「Conflict Zone」に入るのだ。
紛争地帯に入り込むと、紛争中の勢力のどちらに参加するか選べる。もちろん、今回は、サン・トゥ・ステート・ネットワーク側につく必要がある。グレイ・スワン側につくこともシステム的には可能ではあるが、その場合、コミュニティゴールへの妨害となる。当然、サン・トゥ・ステート・ネットワーク側にたくさんのプレイヤーがついているので、どうあがいても勝ち目も得もない。
戦闘に参加したら、すぐに識別情報が送信されてくる。下の画像の通り、大量の反応がある。赤いマーカーはすべて敵(グレイ・スワン)、緑色のマーカーはすべて味方、塗りつぶしがなされていない三角形はすべてプレイヤーの乗る船だ。
敵を撃墜したら、海賊に比べるとしょっぱいが、「賞金をもらえる権利」を得ることができる。
当然、大きい船から小さい船まであらゆる船が戦闘に参加している。例えば、これだ。
Federal Corvette。この連載でも取り上げた、最強の対人戦闘艦レプンカムイの改造元の船だ。相手がNPCであっても、この船(カンナカムイ)でも1vs1で挑むとかなりきつい。シールドを剥がすのも一苦労だ。
今回は複数vs1で挑むことができたので割と早くシールドを剥がせた。しかし、ここからが本番だ。本当にこいつはしぶとい。
ドガガガガ・・・と4つのマシンガンとレーザーを打ちまくるが、なかなか削れない。
これがそのへんの海賊の船なら、この半分の時間くらいで撃墜できていただろうが、そうはいかない。しっかり攻撃を当て続けて、撃墜だ。
ただ、やはり報酬は全体的にしょっぱい。これがBZ Cetiの海賊ならFederal Corvette撃墜だけで、報酬はこの10倍は下らない。味方がいることがリスク軽減につながっているのだろうが、傭兵稼業ではお財布はあまり重くならない。その後も何機か撃墜していると、この戦闘に勝利することができた。
終わったら、さっきの船に戻って報酬を受け取ろう。
やはり、報酬はしょっぱい・・・!770,574クレジットだ。しかし、これを繰り返して、コミュニティゴールへの貢献度が一定の順位に達すると、追加でもらえる報酬がさらに上がる可能性があるぞ。
終わりに
いかがだっただろうか?これが、Elite:Dangerous世界の「傭兵稼業」だ。正直海賊狩りに比べると報酬もしょっぱいが、絶えず戦闘し続けることができ、激しい緊張感を味わうことができる。海賊狩りにある程度飽きたら、こういったアクティビティに手を出すこともお勧めだ。次回こそは、初心者向けの船での海賊狩りを行うこととしよう。Elite:Dangerousのプレイ人口が少しでも増えることを祈りつつ、乞うご期待!
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