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[Elite:Dangerous] 戦闘稼業(2)-IRONCLAW(Eagle)で海賊狩り(初心者向け)


 地球の皆さん。こんにちは。宇宙に進出した人類に、「こんにちは」「こんばんは」「おはようございます」の区別があるのか疑問に思っているゲーマー、NameBox137だ。みんな、Elite:Dangerousをプレイしよう!

 今回は、初心者でも手を出せる、小型の宇宙船で海賊狩りをした、という記録を残す。初心者の方にも参考になる情報、攻略替わりになるように努めよう。

宇宙船 IRONCLAW

 今回は、銀河で最も安い戦闘船、「Eagle」で戦闘を行う。このゲームで買える、2番目に安価な船だ。
 ただし、良い宇宙活動には、良い準備が欠かせない。改造が必要なのだ。ある程度、稼いで(100万クレジット程度)、良い船を準備してから本格的に活動するのがよいだろう。
 このゲームの宇宙船の設計ツールは、いくつかの外部サイト(例:https://coriolis.io/)が提供しているので、これをベースに、まずは宇宙船のプランを組もう。Eagleの設計のベースは、ここにある。宇宙船は、以下の4種類のモジュールからできている。

CORE INTERNAL

 船体自体の重要な機能がここに集約されている。①スラスター、②装甲、③電源装置、④電源分配装置、⑤フレーム・シフト・ドライブ装置、⑥ライフ・サポート、⑦センサー、⑧基本燃料タンクが入っている。戦闘船は、基本的には、①~④と、できれば⑥を最高のグレードのものにしておくのが基本だ。

OPTIONAL INTERNAL

 シールド発生装置や、装甲の強化をここでは行える。CORE INTERNAL以外は、かなり自由度が高い。ここには、基本的に、最も目的に適したシールド発生装置と装甲強化を入れておけばよい。今回は、回復速度を優先した、「Bi-Weave Shield Generator」をシールドとして選択し、それ以外は可能な限り装甲強化モジュールを入れることにする。

HARDPOINTS

 兵装がここに入る。兵装の動作は、3種別ある。FIXED、GIMBALED、TURRETだ。FIXEDは、完全に固定されていて、「前面を向いている」状態にされる。GIMBALLEDは、船体の前面で、可能な限り敵をロックオンしようとしてくれる。ただし、自機に遮られていたり、敵機がチャフを撒いたりした場合、ロックオンができなくなる。TURRETは、字面からわかる通り、勝手に敵を砲撃してくれるタレットだ。自機に遮られていなければ勝手に射撃してくれる。初心者は、GIMBALLEDを選んでおけばよいだろう。
 兵器自身は、「ミサイル」「キャノン」「マルチキャノン」「パルス/バースト/ビームレーザー」「レールガン」等、多種多様だ。前回の連載で申し上げた通り、レーザーのようなエネルギー兵器は、シールドに強い傾向にある。これとは対照的に、実弾・爆発兵器は、シールドが剥げた後の船体に効率的にダメージを与えられる。

UTILITY MOUNTS

 その他のスキャナーや、ヒートシンク(船体の熱量を強制的に排出するもの)、チャフなどが入る。賞金稼ぎでは、賞金スキャナを搭載しておくとよい。

 これら4つのモジュールを、うまく組み合わせた結果が、こちらだ。

 この船では、すこしだけ、ややこしい要素に手を出さざるを得なかった。それは、「電力管理」だ。武装を展開すると、武装とスキャナーに電力が供給されることとなる。すると、供給可能な電力量を超過してしまう。そこで、戦闘中は必要ない装備、「カーゴハッチ(今回は荷物を積んでいないので要らない)」「ドッキングコンピュータ」「スーパークルーズ・アシスト」は、優先度を下げておく。今回はわかりやすく、「常に使用するモジュール」を優先度1、「武装展開時にのみ必要となるモジュール」を優先度2、「戦闘中は必要ないモジュール」を優先度3とした。
 すると、以下の画像のようになる。RETが、「武装を展開していないとき」、DEPが、「武装を展開したとき」の電力分類になる。今回、武装を展開すると、電力需要が供給を超えてしまうので、「優先度3」としたモジュールが自動的に電源OFFになるようにした。フレーム・シフト・ドライブを優先度3に設定するケースもあるが、その場合、武装を収納した後、FSDができるようになるまで少し時間がかかってしまう=逃げ足が遅くなってしまうので、今回はこれを採用しない。

今回の船の電力管理画面。

 機体名は「アイアンクロー」とした。海賊どもを狩る鉄の爪だ!

宇宙船づくり

 とはいえ、ここまででは、仮想的に機体を組み立てたに過ぎない。実際に、機体を作る作業は、これからだ。まず、現在地点のMETZILI星系の、SHAW STATIONにて、EAGLEが売っているかどうか?確認しなければならない。結論から述べると、売っている。

EAGLEを購入。

 だが、ここからが始まりだ。「OUTFITTING」から、上記のURLの通りの船のモジュールを探して入れていく。

OUTFITTINGにて、モジュールを購入していく。

 しかし、一部モジュールが足らない。よって、BZ CETIのCOLEMAN RINGに売っているかどうか探してみる(一応、これも、外部サイトで検索することも可能だ)。
 結論から言うと、ここ、COLEMAN RINGに、必要な装備が全てあったので、私が思い描いていた機体の状態に仕上げることができた。

BZ CETIにて、IRONCLAWのコックピット。
IRONCLAWの上面からの画像。

 Eagleは、前進翼の戦闘機のような見た目をした、安価な戦闘船だ。ここまでカスタムした機体でも、万一撃墜されたとしても、たったの84,194クレジットで機体を買い戻すことができる。これは保険金という扱いとなっている。ちなみに、この「保険金」が払えなければ、撃墜された機体は戻らない。「コンティニュー代金」と言ってもよいだろう。これを払えないと、モジュールごとすべて機体を失うこととなってしまう。さらに、資金的にスッカラカンになってしまって、全部の機体を失ってしまった場合、初期機体の「Sidewinder」に戻されてしまうので注意だ。が、Eagleのような小型船は、安くコンティニューができるので、気楽に戦いに行くことができるのが利点だ。コックピットは狭く、実際パイロットも狭苦しそうだ。

(ヴィヴィアン)立って歩くことも出来ねぇな。このサイズだと。

小型船での海賊狩り

 それでは、小型船での海賊狩りに向かおう。今回は特にクエストとして受注せず気楽に海賊狩りに向かう。行き先は、BZ CETI内の、「Resource Extraction Site」(以降、RES)だ。

RESの紹介

RES。

 RESは、グレード①LOW、②無印、③HIGH、④HAZARDOUSの4種類がある。どれも、土星の輪のような岩石や氷でできた惑星の環の一部分であり、採掘の拠点となっている。ここには、当然のように海賊が出没し、採掘船を襲っている。④以外のRESは、星系警察が駐留しており、海賊を一緒に攻撃してくれる。そして、①→②→③→④の順番で、敵が強くなっていく傾向がある。今回は無印を選択しよう。

RESへの接近(1)
RESへの接近(2)
RESへの接近(3)
RESへの接近(4)

 スーパークルーズ・アシストをOPTIONAL INTERNALに入れ、アシストオンにしておけば、勝手にFSDが直前で切れ、適切に通常状態に移行することができる。下記が、到着時の画像だ。大量の岩石が見える。

RES内の画像。

海賊狩り

 到着したら、その辺に飛んでいる船をスキャンしよう。例えば、こいつだ。左下にSCANNING…と表示されている。しばらく待てば、スキャン結果が表示される。

(ヴィヴィアン)さて、お前は・・・?

 この場合、下記画像の通り、赤文字でWANTEDと表示されているので、こいつは賞金首だ。

(ヴィヴィアン)お前ギルティ。遺言は聞いてやるぜ!

 まずはビームを当てよう。この機のレーザーは、FIXEDなので、機体の正面に完全にとらえなければ当てられない。初心者であれば、FIXED兵器ではなく、GIMBALLEDにしてもよいだろう。(その場合の設計データもここに貼っておく)ただ、後述する「船の武装設置位置の重要性」において説明するが、この機体ではあまりGIMBALLEDは活かせないかもしれない。

まずはレーザーでシールドを剥がす。

 シールドが完全に剥げたら、ミサイルの出番だ。このミサイルはFIXEDだが、シーカーミサイルなので、敵をロックオンすれば、誘導性を持たせることができる。

ミサイルロック中・・・

 ここでは、星系警察が働いているので、手を借りることができるぞ。

星系警察にもレーザーを当てられまくる海賊船の図。

 星系警察に手を貸されても、もらえる懸賞金は変わらない。最悪、撃墜直前にちょっと攻撃を当てただけでも、懸賞金をもらうことができるのだ。

(ヴィヴィアン)撃墜完了!290,387クレジットのアガりだ!

船の武装設置位置の重要性

 さて、ここで少しだけ、Elite:Dangerousの機体と武装のお話をしよう。どの機体でも、武装はどこかにちゃんと「設置」され、(GIMBALLED、TURRETの場合)「自機に斜線がさえぎられていないか」が考慮されるのだ。例えば、このEagleの場合、上面からの画像がこれだ。見ての通り、シーカーミサイルを搭載している。

機体上面。シーカーミサイルが見える。

 機体の下面からの画像がこれだ。バーストレーザーが2基、並列に設置されている。このため、このレーザー二基は、たとえGIMBALLEDのものにしたとしても、機体の上方向は、自機に遮られて射撃することができない。あえてFIXEDにしたのは、このためもある。

機体下面。2基のバーストレーザーが見える。

帰還と報酬回収

さて、このあと5,6機を撃墜して、帰還する。

敵機撃墜(1)
敵機撃墜(2)

 BZ CETIの通常空間からであれば、COLEMAN RINGではなく、METZILIのSHAW STATIONに向かった方が早いケースがある。SHAW STATIONから、METZILI星系の恒星までの距離が小さいためだ。

帰還風景。
着陸。

 報酬を回収しよう。今回は、およそ90万クレジットの稼ぎとなった。

今回の賞金。

 Elite:Dangerous初心者で、戦闘をガンガンやりたい場合、この方法をとってクレジットを稼いで、より強力で大型の船に乗り換えていくのがよいだろう。

終わりに

 今回はElite:Dangerous初心者で、ガンガン戦闘していきたいぜ!という人に向けて、小型船での稼ぎ方を記載した。

(ヴィヴィアン)やっぱり狭苦しいなぁ。次はどんな船に乗ろうか?

 ちなみに、この船を完全な状態で準備するためには、170万クレジット程度を要してしまう。もし、金額が足りない場合は、フレーム・シフト・ドライブや、スラスターからグレードを落としていくとよい。

要求される金額は、1,683,870クレジット。

 それでも金が足りないという方、あるいは、戦闘はなぁ・・・という方もいらっしゃるだろう。そのような方のために、もう一つ連載を進めようと思う。「配送稼業編」だ。私の書いた記事が、少しでもエリデンプレイヤーが増えるきっかけとならんことを!

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