140字小説【実話︰通な奴ら】
いつものパン屋で新作パンを買い、家まで待ちきれず、珍しく近くの公園で食べることに。
白日の光が照らすベンチに腰掛け、袋を開ける。するとパンが顔を覗かせた次の瞬間、足下から、ベンチから、背後の茂みから、無数の鳥類の視線を感じた。
まさかコイツら……あの店の味を知ってやがる……!?
いつものパン屋で新作パンを買い、家まで待ちきれず、珍しく近くの公園で食べることに。
白日の光が照らすベンチに腰掛け、袋を開ける。するとパンが顔を覗かせた次の瞬間、足下から、ベンチから、背後の茂みから、無数の鳥類の視線を感じた。
まさかコイツら……あの店の味を知ってやがる……!?