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余命1ヶ月だった私へ~迷走編④~
結果として、父からは、直接の答えはありませんでした。
ただ、こう返ってきました。
「そんなふうに思っていたとは知らなかった。育て方に差をつけたつもりはなかった。親として、成人した子どもが治療方法に望みを出すなら、なんであっても、それを優先するしかない。ただ、親の願いとして、普通の治療を受け、体を治し、人生を全うしてもらいたいとは思う」
そんなふうに思っていたと、このとき、初めて知りました。
余命1ヶ月だった私へ~迷走編③~
何をしてもそれらしい結果は得られませんでした。
ただ、時間とお金を浪費する日々。
どうしよう、どうしよう・・・
藁にもすがる思いで、最後になる波動療法を受けましたが、結果、状態を悪化させただけでした。
こんなにも治したいと思っているのに、なぜ!?
どうしよう、治るはずなのに、どうしよう・・・
知り合いの方から、スポーツ選手も取り入れているサプリメントも紹介してもらい、毎日飲み続けるけれど
余命1ヶ月だった私へ~迷走編②~
胸を切るのはいやだ、絶対にいやだ!
という頑なな思いが、沸き起こってきました。
要は、ガンそのものが消えれば良いのだ。
そうなる治療方を探せば良いのだ。
これは、チャンスだ!ガンを消して、新しい自分に生まれ変わるんだ!
こんな気持ちで、手術を拒否した私の、代替医療を探すことになりました。今から思えば、世紀の大迷走の始まりです。
はじめは、福岡県内某所のビワ療法。次に八王子市に引っ越し、医師が行
2度目の病気で気づいたこと。
私が体験談をお話させていただくとき、いまだと二部構成になります。一部は乳がんで余命1ヶ月だったとき、二部は転移性脳腫瘍が判明したとき。なんと人生で二度も、髪を失うというおまけ付き。
どんな方でも、余命1ヶ月を経験すれば、人生がまるで違ったもののように、生まれ変わったかのように受け止められるのでは、と思います。
ところが、私はバカでした。筋金入りで。
余命1ヶ月から奇跡的に回復したまでは良かっ