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始めから楽しい その1
アラモッコンの裏には小さい畑が2面ある。
畑の事は私には皆目わからない。三木の話を前のめりに聴いてくれる友達に畑の話をすると「手伝いますよ」と応えてくれた人が何人もいた。そして
秋を迎えて畑は草がボウボウに。
アルソックの青野くんが見るに見かねて
草引きやります!の第一声をあげてくれた。
という事でお友達のボランティアを得て
二週にわたって、草引きパーティーを計画。
とにかく私は畑ド素人なのだ
やっぱり銀行だったのね
お家を手にして、まず初めにやった事は
残留物の廃棄だった。73年間、お住まいになられたK御一家の私物の処分を業者さんにお願いした。
その結果、土間には何もなくなり、壁に置いてあった古い梯子から、目にしたかった文字を発見!
三木銀行府内支店
K氏から、そして、周辺の方々から、ここは銀行だったと聴いてはいたが、何か目に見えるものがあればなあと思っていたところ、
打ち合わせに来てくれた警備会社のお兄さ
そこで何をする(1)
三木の事を兵庫のフィレンツェと言ったのは、いちセンセイだった。何故、そうイメージされたのかはわからない。内陸部だから?
とにかく、その話から三木市を流れる美嚢川(みのうがわ)は、私の中で一気にアルノ川へと変身する。別にポンテベッキオの橋がかかってなくてもいいんだ。少し蛇行しているところが良い。町の中心部に位置していること、昔、お城があったこと、情報をググりながら、行ったこともないその町や川をGoo
兵庫のフィレンツェなのか?
始まる前から、妄想は拡がる。
今はまだ、始まりの前だ。
nよ、まだ今なら引き返せるぞと悪魔か、天使なのかが私の手を引っ張りながら囁く。私の見えない観客たちは、私がこの新しい舞台上で歌い出すのを、息を潜めて見つめている。舞台からすごすごと降りるもあり、歌い始めるのもあり。
nよ、私が与えた可能性をオマエは見過ごすのかと天使なのか、悪魔なのかが呟く。
私はいつも見えない宇宙(そら)からの応援隊が700