兵庫のフィレンツェなのか?

始まる前から、妄想は拡がる。
今はまだ、始まりの前だ。
nよ、まだ今なら引き返せるぞと悪魔か、天使なのかが私の手を引っ張りながら囁く。私の見えない観客たちは、私がこの新しい舞台上で歌い出すのを、息を潜めて見つめている。舞台からすごすごと降りるもあり、歌い始めるのもあり。
nよ、私が与えた可能性をオマエは見過ごすのかと天使なのか、悪魔なのかが呟く。
私はいつも見えない宇宙(そら)からの応援隊が700人程いるという想定で生きている。その700人分の緊張感が岐路に立っている私に集中して6日目。こんなの久しぶりだわ。
事の始まりは
コロナの最初の秋
ピアノの生徒さんの不動産屋さんSさんから「先生、古民家、興味ない?」とのお声かけがあった。
その時は、何にも思わなかった。しかし、二度目のコロナの春、緊急事態宣言三回目で世の中に閉塞感が増した5月の終わりに頭の中が古民家スパーク。シュミレーションを立て始めると今の条件に色んな事がハマり出す。ぜーんぶ、揃ってんじゃないの、イケイケやない?

このお話はNavao ナバオが兵庫のフィレンツェ、三木市の古民家に没頭していく同時進行のドキュメンタリーだ。
みんなぁ、応援しておくれ。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?