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そこで何をする(1)

三木の事を兵庫のフィレンツェと言ったのは、いちセンセイだった。何故、そうイメージされたのかはわからない。内陸部だから?
とにかく、その話から三木市を流れる美嚢川(みのうがわ)は、私の中で一気にアルノ川へと変身する。別にポンテベッキオの橋がかかってなくてもいいんだ。少し蛇行しているところが良い。町の中心部に位置していること、昔、お城があったこと、情報をググりながら、行ったこともないその町や川をGoogleマップ上で毎日、ほっつき歩いた。
そして地図を何度も眺めながら
私はここで何をするつもりなのだろうと思考、思索。
写真はアルノ川。



高校生の頃から、コミューンへの思想に憧れを抱いていた。縦のつながりよりも、横のつながりを持って生活出来たら、皆がもっとやさしく暮らせるはずだ。理想はこれなんだなー。
そしてそこが
コンクリートの建物ではなく、古民家という温かみを帯びた建造物だったとしたら、人はさざれ石のように尖った処がなくなり、世の中の流れに振り回されることもないのではないかなーと思うのであります。
ウチの神戸の家を改築して下さった、いちセンセイが去年、古民家を手がけられたということも念頭にあり
古民家コミューンへの拍車がかかった。

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