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屋根修理の時季に

アラモッコンを手にした直後から気になっていた雨漏り。私の大好きな大屋根の一部から、雨が降ると大きなタライいっぱいまで、水が溜まった。
ということで、
梅雨の前に瓦屋さんが入ってくれた。

4本の瓦が組まれていく。少しずつの地道な手作業だ。今回は4本だけ。アラモッコンのこの屋根は長い工程だ。
瓦職人さんが入ったのと同時期に、アップライトピアノをいただいたので、とりあえず納屋に設置。職人さんはお屋根で作業。私は飽きるまでピアノの練習。アラモッコンのカフェにピアノを置くのなら、ワルツが流れるのも良かろうとショパンのワルツの練習を始めた。

近所のお寺の鯉のぼり

並行して畑協力のitsmiちゃんがお庭の整理を始めてくれたので、私もあいのりした。
綺麗になってきたので紫陽花購入。コンペイトウというお名前だ。

コンペイトウさん、いらっしゃい

結構な労働だったがitsmiちゃんは我慢強い。死にそうになるほど、はびこったドクダミと格闘した。私も頑張る。

itsmiちゃんは細かい作業が得意だ

半分は冬越ししたセロリが植わっているのだが、半分は、今、出来ることをと土を入れ替え、肥料も入れる。ヘトヘトになったけど、余りの土で、壁側に小さい菜園を作った、トマトと大葉が植わった。

右側は菊芋。

少しずつ、少しずつ、形になっていく。itsmiちゃん、ありがとう。1人では到底出来ないよ。

その日、たまたま、三木へ向かって北区を走る私の車を、以前、畑の草取りに来てくれたアルソックの青野ちゃんが目撃、お電話をいただいた。また、手伝ってねとお願いした。2人でやるのも楽しいが皆でやるとさらに楽しいだろう。そうして皆の畑になっていくのだろう。

ここまで出来た。肥料を入れたから、2週間、おくことになる。

というかたわら一方で
今度はグランドピアノが来ることに!!!
びっくりしたぁ。
カフェに置くなら
そりゃ、グランドピアノかな?ということになり、アップライトの引き取り手も見つかった。

さて、アラモッコンのどこに
グランドピアノを置くのか???

そして本日、屋根の最終日。イチイ先生登場。奥様のtomkoさんも最終打ち合わせに駆けつけて下さった。嬉しかった。お知恵拝借できる!

色々とすったもんだディスカッションの末、決まった事。
どうしても床の高さを下げる事が出来ない、そして光の入らない、家のど真ん中の8畳がある。以前は物置のような使われ方だった大きな空間だ。
そこに
グランドピアノを置く事になった。
そうすると、それは
ステージ以外の何ものでもなく
いったん、途切れていた私の音楽への道が
また、眼前に突然現れた。
四半世紀の時を越えて。

この部屋は舞台となる

MTV unplugged musicとまではいかなくとも、そういう音楽を楽しめる演者やお客様が集うイメージが湧きあがった。
古民家でLive!
最高やないの。
イチイ先生、tomkoさん、ありがとうございます。皆さんに感謝の気持ちでいっぱいだ。

人生をひとまわりして
また、私は歌い始める。
迷うこともない。この道を行こう。

屋根の到達と同時に指針が定まる

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