僕が写真を撮る理由
今回は僕が「写真を撮る理由」について書いていこうと思います。
フィルムカメラから始めて、使い方をカメラ屋さんに教わると同時に「難しい事を考えなくていいから、まずは良いと思った風景でもなんでもシャッターを押すんだよ」という言葉を頂きました。
今も変わらず「良いな」と思ったものを難しく考えずに撮るスタイルの始まりでもあります。
ふと、目にする瞬間や人・景色なんでも残す様になりました。
また本業の影響も大きいかも知れません。普段は介護士をやりながら趣味として写真を楽しんでいますが、介護士をやっていると人の死と向き合わなければいけない瞬間がやってきます。
段階を踏んで天寿を全うされる方や体調を崩してそのまま…なんて事も10年この仕事を続ければ立ち会う事もあります。
その度に僕は自分の最期をどう過ごすんだろうか…と考えたり。
人の死は突然やってきます。
時間は待ってくれません。
この世に少しでも「僕」を残しておきたいのかも知れません。
もしかしたら心の根底にそんな事を思っていたりいなかったり曖昧な感情です。
僕の写真は職場までの通勤路であったり自宅の近所の写真が多いです。
自分の身の回りの時間や空間に価値を見出そうとしてるのか、どこまでも曖昧で不明瞭な感情。
僕が「写真を撮る理由はこれです!」と断言出来る理由が思いつかず全て曖昧でした。
これからも考える日々です。
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