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【英語学習】大好きなスウェーデン人のいとこと、初めて英語で話せた!

12歳から3年間、親の駐在の都合で、アメリカ現地校に放りこまれました。25歳になった今、当時の日記を書き起こし更新しています。
◇ 2011年夏~  中1 @現地校のELD(外国人学級) <<今ココ
◇ 2012年夏~  中2 @転校とともにふつう学級へ
◇ 2013年夏~  高1 @現地校の上級クラスへ

2012年6月30日

This Diary Start With Elena-chan Coming!!!!!!

日記が一冊終わり新しくなりました~

Yeah. 来たよ~~Elenaちゃんたち!スウェーデンはストックホルムから、四人そろって遊びに来てくれました。一週間ちょいうちに泊まって、カリフォルニア旅行をする予定!

あのねー、当初の予定だと、夜8時過ぎにつくはずが、7時過ぎに来たんよ!ママに「準備手伝って」と言われ、一階に降りてったら、なんか玄関で物音が聞こえて。のぞいてみたら、いた~~~!!!!

さいしょはみんなシャイで、夕食の時は、あたしとElenaちゃん静かだったんだけど、二人でiPhone&iPodやり始めたら、会話がやたらと増え。

やった~!英語バンザイ!なぜならEnglishが通じる!
そしてゲームの力はすげえ。前回Elenaちゃんたちに会った時は小4だったんだよね。言葉が通じなかったからDSやってたような。ジェスチャーで通じたのよねん。Elenaちゃんも今はかなりEnglishができるもんで、「Are you in love with any boy?」とか聞かれちまったよー。

Cut the Ropeってゲームやってた時に動きがおもしろくて二人で爆笑した。明日はみんなでFarmer'sMarketよぉー。英語つうじてうれしいよーーー!!

◇  ◇  ◇

chotto解説

英語で初めて言葉が通じるように!:私のおばがスウェーデン人と結婚してストックホルムに住んでいるので、向こうで育ったいとこが二人います。3つ年下のElenaちゃんと、6つ年上のKentoくん。二人とも(当時)日本語はさっぱりわかりません。

2012年に会ったのが、4回目くらいだったと記憶しています。彼らは三年おきに日本に遊びに来ていました。初めて会った時、私は8歳、Elenaちゃんは5歳、Kentoくんが中学でしたが、これは幼心ながらに衝撃的な体験でした。二人はスウェーデン語を話し、英語はまだわかりませんでした。私も田舎育ちで、スウェーデン語も英語もわかりません。なので、おばの通訳がなければ何も理解できませんでした。

それでも、不思議なことに、Elenaちゃんと私はすぐに意気投合しました。ジェスチャーとDSのゲーム(クッキングママとNintendogs)を通して。げたげた笑いながら家中を走り回って、おいしいものを食べて目を輝かせて、またゲームをしに手をつないで戻りました。本当に楽しかったです。この体験から私は、「Elenaちゃんだいすき!!!言葉の壁があってもだいじょーぶ!コミュニケーションなんて何とかなる!」と思うようになりました。

だからこそ、今回の「言葉が通じた」という体験は、電撃のように新鮮に感じました。

ジェスチャーでも「ゲームやろう」「楽しい!」「かわいい!」などは伝えられましたが、英語を通じてコミュニケーションの深みがぐっと増したのです。

例えば、「ゲームやろう」が、
「このゲームはね、スウェーデンで流行っててユーチューバーがおすすめしてるんだよ、だからやろう」へ。

「楽しい」が、
「え、いま片思いしてる人いるの?私恋バナするの大好きなの、自分の話もいいけど、みんなの話を聞くのめっちゃ楽しいと思う」に。

「かわいい」が、
「このアクセは、セレーナゴメスがつけてたのと似てる。ピンクと合わせるとかわいい」へ。

こうして初めて「話す」ことができて、8歳からの大親友であるいとこが、まるで初めて会う人のように感じました。Elenaちゃんの考え方や好きな話題がわかってきて、ますます大好きになりました。

それは裏を返すと、今までわからなかったということなんですよねー。改めてふりかえると、確かに言葉の壁があり、アバウトなことしか伝え合えなかったのだと実感しました。

英語がしゃべれるようになってよかった、と心から思ったのはこの日が初めてです。

◇  ◇  ◇

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#英語学習 #帰国子女 #留学 #海外駐在 #帰国子女あるある

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