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たとえ、できていなかったとしても

 すべてが敵意に見える、あの瞬間はなんなのだろう。

 遠くで話しをしている人たちを見ると、陰口を言われている気になってしまうのは、なぜなのだろう。

 心は安定を必要としていないように、ゆらり、ゆらり、どこにいるとも定まらないまま。

 気持ちが落ちているときだけではなく、やはり、そう感じてしまうのには変わらない。

 違うのは、対処だけだ。

 今もたしかにそれは感じているけれど、そう感じながらも、受け止めることができているし、行動においては変わらずにできている。と、思う。

 そればかりでも、少しの成長を自分では感じている、ものの。

 私はきっと、ずっと、変わらないのであろう。

 人に対しての、イメージ。

 どうしたって、心から信用することは、難しい。

 怖い、怖い。怖い、気持ちは、変わらない。

 それでも少しでも、かかわれる。かかわれるようになった。大きな、前進。

 敵意は変わらず感じるし、刺さる気持ちが怖いのだけれど。

 その気持ちを感じながら、行動できる。

 ことに、ひとまずは、満足してみよう。

 たとえ、できていなかったとしても。

 その踏み出した一歩を心に留めて、少しずつ、少しでも、歩いて、いこう。

いつも、ありがとうございます。 何か少しでも、感じるものがありましたら幸いです。