スーパーボウルハーフタイムショー:個人的ベスト3
皆さんはハーフタイムショーをご存知ですか？
これはナショナル・フットボール・リーグ（NFL）の優勝を決めるスーパーボウルのハーフタイムショーのことで、毎年有名なアーティストが豪華なセットでパフォーマンスを披露しています。
この流れは、1993年マイケル・ジャクソンの出演時から始まり、その後、ダイアナ・ロス、ビヨンセ、U2やエアロスミスなどの豪華アーティストがショーを盛りあげてきました。どのアーティストも素晴らしいですが、私のお気に入り3選をざっくり!!!紹介したいと思います。
１．Madonna（2012）
衣装・演出などすべてが大好きなハーフタイムショー。ゲストはLMFAO、ニッキー・ミナージュ、M.I.A、シーロー・グリーンと豪華なメンバーが参加しています。全体的に完成度が高く、はじまりからもうマドンナワールドに引き込まれることでしょう。当時53歳と思えないパワフルで美しいマドンナは本当にかっこいいです！！
最初に登場したのは「VOGUE」で、クレオパトラのような被り物と古代ローマ風の演出が豪華さを醸し出しています。
登場時のショート動画があるのでこれだけでも見てほしいです。
もう私は何度でも見てしまいます。
ダンサーとマドンナの衣装はブラック・ゴールド・ブロンズを基調としており、ランウェイを彷彿とさせるダンスと相まって、非常にモードな雰囲気。このパフォーマンスが大好きで何度でも見たくなります。ファッション・ダンス・シチュエーションのバランスが完璧です。
途中「Music」になるとアディダスのジャージを着たダンサーが登場し、先ほどと雰囲気が変わります。階段を使ったアクロバティックなダンスや、シルク・ドゥ・ソレイユのダンサーによるロープを使用したパフォーマンスは流石なものです。それに対抗するかのように、マドンナの足腰の強さも素晴らしいです。こんな50代いるのかな（笑）
ここでLMFAOが登場し、「Party Rock Anthem」「Sexy and I Know It」を流しながらパフォーマンスを披露します。
「Party Rock Anthem」はかなりのヒット曲でしたね。曲名を知らない方も絶対聞いたことあると思います。彼らの古代風でありながらポップな衣装もユニークで可愛らしいです。
次に「Give Me All Your Luvin'」に入りチアリーダーのようなダンサーを控えたニッキー・ミナージュとM.I.Aが登場。ポップな曲調で明るい雰囲気になります。ここまでくると本当に退屈にならないショーで楽しいなと思いました。マドンナすごい…….
しかし、M.I.Aが歌いだしたところ、最後に中指を立てるジェスチャーをするトラブルが起こります。この出来事は放送規制に違反するとし、最終的に彼女は約17億円の賠償金を命じられました。
一瞬動画が乱れるような現象が起きましたが、修正しようとしたのかな？
最後は「Like a Prayer」へ。シーロー・グリーンの迫力ある歌声と、バックに沢山のコーラスが加わり、フィナーレは壮大な演出になります。ゴスペルのような力強いパフォーマンスは感動的です。そう言えばこの年は2012年。前年には東日本大震災が起きましたね。その時を思い出して、涙が出そうになりました。
彼女の作り出すエレガントでモードな雰囲気に、ヒップホップやテクノも混ざった見ごたえのあるショーは必見です。
２．Shakira,Jeniffer lopez （2020）
ラテンの女王たちがパワフルで美しいショーを披露します。当時シャキーラは43歳、JLoは50歳と信じられないプロポーションとスタミナ。マドンナ同様美しさとともにセクシーでカッコイイショーは、私たち女性に勇気を与えてくれます。
ショーはシャキーラからスタート。ボディラインを強調した赤い煌びやかな衣装で「She wolf」を歌います。このPVは中学生の頃、めざましテレビのエンタメコーナーで少し紹介されたのを覚えています。朝には少し刺激が強くて、お茶の間が微妙な雰囲気になったな(笑）※曲もPVも大好きです◎
次にシャキーラは、「Empire」と「Whenever, Wherever」を披露。彼女はギターを弾きながら力強い歌声を見せ、アクティブで激しいダンスをしながら歌います。その姿には観客も釘付けでしょう。
彼女のセクシーさと品格は本当に魅了されます。美しいだけでなく、IQ140の頭脳を持ち、楽器や演出などあらゆる面で才能を発揮する姿には驚きます。長い間彼女の活動を見てきた人々にとって、彼女の妖艶さと同時に知的な魅力を感じるのはその影響もあるのかも？
最後は、2006年のFIFAワールドカップの公式テーマソングにもなった「Hips don‘t lie」で締めます。彼女が観客に運ばれながら歌うシーンもあり、まるでその場にいるようなlive感があって見ごたえがあります。
そして女王Jennifer Lopesが白い煙とともに登場。さすがすぎるオーラと50代とは思えないスタミナとプロポーションには驚愕です。
ヒットナンバーの「Jenny from the Block」で、ダンサーたちと一団となってパフォーマンス開始。このシーンがめちゃくちゃ好きで、ダンサーたちも超クール。「Get Right」ではPVと同様、杖を持って男性陣たちとがっつり踊る姿が最高にかっこいいです。
後半では愛娘のエメちゃんも登場し、「Let’s Get Loud」を披露します。彼女は本当にJLoそっくりで、歌う姿も可愛らしいです。
最後はシャキーラ姉さんも再登場し、ドラムのパフォーマンスを披露します。楽器も演奏できるなんて本当に万能ですね。2人の女王がそろったときはまるで金閣・銀閣のよう。
最強のラテン女性たちのパフォーマンスには、現代に生きるすべての女性に響くでしょう!これはぜひ見ていただきたいです!また、当時のVOGUE japan には、Jloがこのショーについての想いを綴った記事が掲載されていたので、ぜひご覧ください^^
３．Dr.Dre,Snoop Dogg,Eminem,Mary Jane Blige,Kendrick Lamar （2022）
もしかしたら1番好きかもしれません!!!!
ヒップホップ界最強の5人組が登場します。私が洋楽にハマったのはこの方々から始まったといっても過言ではありません。（ケンドリック除く）
始まりからDr.Dre、Snoopdoggが登場し、｢Next Episode｣｢California Love｣を披露します。
個人的にサプライズゲストの50Centに超興奮しました！「In Da Club」を登場からPVと同様、宙づりで歌いだします!
昔、家族のドライブでのBGMだったのでとっても懐かしいです。（歌詞はおお….って感じですが笑）兄が購入したアルバムをこっそり聴いてたので、彼が出てきたときはうれしすぎました。周りのダンサーの方々もクール且つセクシーで、ハーフタイムショーの雰囲気とあっていいですね。ちなみに、ピンクブーツを履いた黒髪の女性がいますが、彼女は日本人ダンサーのcahogoldさんです。UsherやJason Delunoのダンサーとしても活躍しています。
お次に登場したメアリー姐さんも本当にかっこいいです。金髪のゴージャスなロングヘアーとギラギラの白い衣装がとてもお似合いです。
「Family Affair」も彼女の代表曲の1つで、ゆっくりとした曲調でありながらもハスキーな声とあいまって最高にクールなR&Bです！「No More Dorama」での力強い歌唱も圧倒的です。声を張り上げて歌うシーンは、この曲での感情を力強く伝えているように見えます。
ケンドリックラマーのラップは息をするのを忘れさせるほど魅力的。彼の声がまるで踊っているかのような感覚になるのは、なんだろう、声で表現されたリズムの力強さかな？
実は彼のパフォーマンスをリアルタイムで見るまで、楽曲はほとんど聞いたことがなかったですが、ショーが終わってすぐにSpotifyでプレイリストにぶち込みました（笑）
このパフォーマンスでは、ダンサーが全員金髪ショートヘアで、体格のいいスーツを着用した男性のみで、非常にインパクトがあります。彼らのダンスもケンドリックの世界観とマッチし、とてもかっこいいです。
エミネムは大大ヒット曲、「Lose Yourself」を披露！この曲も昔から何度も聴いたことがあります。皆さんも聴いたことがあるはず。映画「8Mile」の主題歌にもなりました。ハーフタイムショーでのエミネムは当時49歳。「8Mile」から約20年以上も経っているんですね。時が経つのは早すぎる……。
彼のパフォーマンスと、アンダーソン・パークのドラムがさらに迫力を増します。何百人ものエミネム風の衣装をまとった群衆が盛り上がる様子も見ごたえがあります。最後の片膝をつくポーズも話題になりました。
最後は5人そろって「Still D.R.E」で締め！この場面も本当にかっこよすぎる。ダンサーとアーティストの世界観がまさにhiphop、westsideの雰囲気に満ちており、痺れます。
GW後の倦怠感をハーフタイムショーで撃退しよう
ここで紹介したスターは現在も活躍されており、今もパワフルで勇気をもらえますね。そして、懐かしい気持ちにもなります。小学生から今に至るまで、様々な経験してきましたし、大変なことも沢山ありましたが、当時の音楽は本当に素晴らしかったなとノスタルジーに浸りますね。
皆さんにもぜひ１度でいいので見ていただきたいです。特に女性は、マドンナとシャキーラ・Jloから勇気をもらえることでしょう^^GWの余韻が抜け出せない方は彼らのパフォーマンスから元気をもらって突っ走て行きましょう！
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