見出し画像

「○○の虫(熱虫)になる」書不釈手

書を手から釈てず
―書不釋手―

[原文](北史 牛弘傳)
書不釋手

[書き下し文]
書を手から釈(す)てず

[原文の語訳]
書を手から放さない


→書物、六書

→捨てる、置く

[解釈]
手にした本を手から放して置くようなことはしない、勉学や読書に熱心だということです。
また書を「六書」という意味にもとれるので、勉強に置き換えることもできうです。
暇さえあれば本を読みふけている、いわゆる「読書の虫」という人がいますね。

そう、虫は一度掴んだら放そうとはしません。

テレビに出てくる「○○分野の天才キッズ」も、幼い頃から好きな本を繰り返し見ていたという話をよく聞きます。
野球選手なら打撃向上に向けて「バットから手を放さない」で黙々と素振りをし、研究者ならば四六時中、研究課題について思考を費やしていることでしょう。

一つでも何か熱中できることを手にして「○○の虫」、造語になりますが「熱虫」と言われてみるのうはどうですか?
ただしハエのように何かにつけてひけらかして五月蝿い(うるさい)と言われないように注意しましょう。

#中国古典
#漢文
#故事成語
#中国史
#習慣
#ビジネス
#ビジネススキル
#ライフスタイル
#スキル
#熱中
#読書

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?