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英語学習を一緒にスタートさせよう! 7日間ゼロからチャレンジ!!

7日間で「英語を勉強する環境」を整え、「勉強習慣」をつけましょう!
夏休み、冬休み、春休みなど、少し時間があるときに、毎日取り組めそうな1週間をスケジュールで決めて取り組むのがお勧めです。

はじめに:目的とルール

<目的>
英語の勉強方法が分からない人、自分の中で決まっていない人が、勉強する環境を整え、勉強の仕方が分かり、勉強習慣をつける。一番大切なスタートの1週間を、7日間チャレンジとして取り組んでみる。

中学生が全員持っている学校の教科書を使って、7日間チャレンジができるようになっています。高校生以上の方は、ご自分でテキストを1冊選んで参加してください。

<ルール>
・これから7日間、毎日タスク(こちらが指定すること)に取り組みます。
・忘れないように、毎日なるべく同じ時間にチャレンジタイムを設定します。
・英語の勉強に慣れて習慣を作るために、1日30分以上時間を取ることがお勧めです。

ぜひ、上手く活用して英語学習のスタートダッシュをしてくださいね!
7日目まで達成した人は、ぜひ、「達成できたよ!」とコメント欄に書いてくれると嬉しいです。

◎事前準備物:ノート2冊(単語用、本文用)

DAY1 リスニング① 教科書の音声をダウンロードして聞く

教科書にQRコードやウェブアドレスがついていて、音声にアクセスできたり、ダウンロードできるものが多いです。外国語学習は音学習を取り入れることは、超重要です!!

<準備物>
・学校の英語の教科書
・スマートフォン(もしくは、パソコン)

教科書の音声にアクセスします。最初に教科書のどこに音声用のQRコードやウェブアドレスがどこにある確認します。

例えば、Sunshine1という教科書ではp2,3に目次があります。p3の右上にQRコードがあります。それをスマホで読み取ると、教科書全体の音声のリストが出てきます。また、スマホがなくてもパソコンから音声が聞けるように、URLもQRコードの近くにあります(URLとはhttp://で始まるアドレスです)
どちらからでもいいので、音声にアクセスしましょう。

ここで、教科書の最初から音声を聞いていきます。
見開きごとに音声が入っていることが多いです。
見開きごとに何度も何度も根気よく聞きます。

①最初は英文を見ながら何度か音を聞く。
②英文を見て自力で読んでみる。読めるようになるまで英文を聞く。

今日は時間が許す限り、とことん聞いて聞いて聞いてください。
それから声に出してみましょう。

DAY1のチャレンジはここまでです。お疲れさまでした!

DAY2 単語① 単語ノートを作り、新しい単語を書き出す

今日は単語ノートを一緒に作りましょう。

<準備物>
・学校の教科書
・ノート(普通横罫 AでもBでも。普通に横線が引いてあるだけのノート)

【単語帳(ノート)の作り方】
教科書の中で自分が復習をしたいところから、単語ノートを作っていきます。

◎左から矢印の順番に同じ行に書いていきます。
[ノート左側]             [ノート右側]
(教科書の)ページ数 → 単語 → 発音 → 品詞 → 単語の意味
 
例)p 31  climb 【klaim】(動)登る

 
一つの英単語を横一列で書いていきます。教科書の英文の横や下に<New Words>として、新出単語がのっています。それを、1つの単語を1行で書いていきましょう。

ここで大切なのは、英語辞典を使うことです。紙でも電子辞書でもいいです。辞書を調べるくせをつけると、品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞など)をチェックするようになったり、「他にもこんな意味があるんだ!」と発見があったりします。

英語力が高い人の共通点の一つに「辞書を引くくせがある」があります。
単語を調べるだけだと頭に残りませんが、ノートに書くことでより記憶に残りやすくなります。

また、これからの授業の予習(事前準備)として、知らない単語が出てきたら、辞書を調べて単語ノートに書いておくのがお勧めです。

例えば、今が夏休みであれば、1学期に学校の授業で進んだ範囲の単語を、
どんどんノートに書いていって復習するのもいいですね。

DAY2のチャレンジはここまでです。お疲れさまでした!

DAY3 英文① 超シンプルノートを作成し、英文を書く

昨日は単語ノートを作りました。今度は英文用のノートを作ります。
単語ノートと英文ノートをそれぞれ分けて作るのがポイントです。

<準備物>
・学校の教科書
・ノート(普通横罫 AでもBでも。普通に横線が引いてあるだけのノート)

ノートの作り方は、いたってシンプル。ノートを一冊用意して、見開きの左ページに英文、右ページに日本語を書きます。

【超シンプルノートの作り方】
教科書の本文をノートに書く(ノートの見開きを使う)
(左ページ) 英文   |  日本語 (右ページ)
(左ページ)I like rugby.|私はラグビーが好きです。(右ページ)

単語同様に、今から復習したい範囲を確認して、地道に英文と日本語を書いていきましょう。見るだけでは頭に入ってこなくても、書くことで頭に入ってくることがあります。

大切なのは、英文を書くときに、英文の読み方が分かっているかということ。読み方が分からないまま書いても力がつきません。英文の読み方が分からない時は、DAY1でやったように音声で確認してから、英文をノートに書いていきましょう。

今日はユニット(プログラム)一つ分をノートに書こう!など、一日分の勉強量の目標を先に決めて取り組むといいですね。

DAY3のチャレンジはここまでです。お疲れさまでした!

DAY4 4日目 音読① 4ステップ音読にチャレンジする

 今日は英語力を爆上げする4ステップ音読にチャレンジしましょう。
<準備物>
・教科書
・スマートフォン(もしくはパソコン)

いきなり読み始めるのではなく、読むところを決めたら音を聞くところから始めます。DAY1で既に音声のあつかいには慣れていると思います。もし操作を忘れたらDAY1をもう一度確認してから始めましょう。

⓪集中して聞く(声には出しません)
・音読する教材は、音源(CD、パソコンやスマートフォンへの音声ダウンロード)がついているテキストを選びます。
・音読する前に何度か音源を聞いて、読み方の確認をしましょう。
・聞き取りにくい単語や箇所があれば、そこを集中的に何度も聞きます。
 
①リピートする
・音声を確認したあとに、自分で声を出して言います。
・途中で音声を止めることができたら、一文ずつ聞いては止めて声に出す、をくりかえしましょう。(先生がいれば、先生のあとにつづいて音読します。)
 
②自力音読
・自分の力でテキストを音読します。なるべく大きな声ではっきりと読みましょう。
・読めない箇所があれば、チェックしておいて、音読を進めます。
・一通り終わって、読めなかった箇所をもう一度、音声で確認します。
・仕上げにもう一度、自力でテキストを音読します。
 
③リード&ルックアップ
・一文ずつ音読したあとに顔を上げて、テキストを見ないで言えるかチャレンジします。
・覚えるのが苦手な人は、長い文は途中で切ってもよいでしょう。
・これをくりかえすことで、英文を覚えていくことができます。この過程で、単語、フレーズ(単語のかたまり)、文を脳に記憶させることができ、それらが自分のものになっていきます。
 
④暗唱
・学校の教科書であれば、最終的に全部暗唱してしまいましょう。
 
リード&ルックアップをしっかりやると、英文がほぼ頭に入っている状態になります。少し時間はかかりますが、暗唱と聞いてびっくりするほど大変ではないです。正しい英語を丸覚えするので、英語のストック(貯金)が増えます。

見開きの2ページだけでいいので、一度⓪~④まで同じ英文を使って音読に取り組んでみましょう。今日取り組んだ英文が、自分の友達のように身近に感じられると思います。それが、英文を自分のものにした証拠です。

DAY4のチャレンジはここまでです。お疲れさまでした!

DAY5 5日目 単語② 単語を覚えるまで言いながら書く

今日はDAY2で作った単語ノートを使って単語勉強をしましょう。英単語を覚えるプロセスを体感していきます。

①英語のスペルは正しく読めるか確認しましょう。
読めなければ、辞書やスマホ、パソコンで単語を調べて音を確認します。

②正しく読めるようになった単語を、いらない紙に書いていきます。
ぶつぶつ言いながら書くと脳が記憶してくれやすいです。

③それぞれの単語を、単語ノートで1行ずつ内容をチェックします。
(スペル、品詞、意味など)

④単語ノートを使って最終確認します。
・英語を隠して自分で正しく書けるか確認する
・日本語を隠して意味が言えるか確認する

最低30分、できれば1時間くらい徹底して単語学習をしてみましょう。
どうでしたか?ここまで単語を覚えるのに時間をかけていましたか?
単語力は英語力を上げるのに欠かせません。
これからも意識して単語学習に取り組みましょう!

DAY5のチャレンジはここまでです。お疲れさまでした!

DAY6 6日目 英文② ノートを使って通訳練習する

今日はDAY3で作成したノートを活用して勉強します。
左に英語、右に日本語だけが一文ずつ書いてあるシンプルなノートです。

これは、
・英語だけをみて、日本語を言えるか
・日本語だけをみて、英語を言えるか
というように、通訳者になった気分で一文ずつ攻略していきます。

学習量ですが、1度にユニットやチャプター1つ分で試してみましょう。
声に出すことを繰り返してもいいですし、声に出しながら紙に書いていくのもお勧めです。どうしたら、自分の記憶に残りやすいか、色々試してみましょう。

自分で声に出しながら、いらない紙にたくさん書く

ノートの日本語を隠し、英語を見て日本語がさっと言える

ノートの英語を隠し、日本語を見て英文が言える、書ける
(最終チェック完了)

最低30分、できれば1時間くらい徹底してノートを使った通訳練習をしてみましょう。

どうでしたか?ここまで英文を覚えたことがありましたか?
正しい英文を自分のものにすると、英文法の感覚もよくなっていきます。
これからも教科書の本文をものにしよう!という気持ちで取り組みましょう。

DAY6のチャレンジはここまでです。お疲れさまでした!

DAY7 音読② 4ステップ音読にチャレンジする(2回目)

DAY4同様に4ステップ音読に取り組みましょう。この音読方法を徹底すると時間はかかりますが、英語力爆上がりです!4ステップ音読は英語学習の肝(きも・重要なところ)なので、あえて2回同じことに取り組んでもらいます。7日間チャレンジの最終日にふさわしい内容です。

最初に、4ステップ音読で今日取り組む見開きページを決めましょう。

⓪集中して聞く(声には出しません)
・音読する教材は、音源(CD、パソコンやスマートフォンへの音声ダウンロード)がついているテキストを選びます。
・音読する前に何度か音源を聞いて、読み方の確認をしましょう。
・聞き取りにくい単語や箇所があれば、そこを集中的に何度も聞きます。
 
①リピートする
・音声を確認したあとに、自分で声を出して言います。
・途中で音声を止めることができたら、一文ずつ聞いては止めて声に出す、をくりかえしましょう。(先生がいれば、先生のあとにつづいて音読します。)
 
②自力音読
・自分の力でテキストを音読します。なるべく大きな声ではっきりと読みましょう。
・読めない箇所があれば、チェックしておいて、音読を進めます。
・一通り終わって、読めなかった箇所をもう一度、音声で確認します。
・仕上げにもう一度、自力でテキストを音読します。
 
③リード&ルックアップ
・一文ずつ音読したあとに顔を上げて、テキストを見ないで言えるかチャレンジします。
・覚えるのが苦手な人は、長い文は途中で切ってもよいでしょう。
・これをくりかえすことで、英文を覚えていくことができます。この過程で、単語、フレーズ(単語のかたまり)、文を脳に記憶させることができ、それらが自分のものになっていきます。
 
④暗唱
・学校の教科書であれば、最終的に全部暗唱してしまいましょう。

いかがでしたか?2回目のチャレンジで大分慣れましたか?
DAY7のチャレンジはここまでです。お疲れさまでした!最後まで完走おめでとうございます!!

おわりに

7日間という短い間でしたが、7日間チャレンジに英語学習のエッセンス、大切なところをぎゅっと入れ込みました。英語学習というものがどういうものか、少しずつ取り組みの中で分かってきたかもしれません。

大切なことは、7日間続いたことを7日間を1サイクルにして、1カ月間続けてみたり、普段の英語学習にここで学んだことを取り入れて、英語学習をコツコツ続けていくことです。

英語学習にはすぐにできるようになるような、魔法のつえはありません。
でも、外国語(日常で使わない言語)を学ぶ方法はあり、それを自分の生活に取り入れることで、少しずつ着実に力をつけていくことは可能です。
かけた時間も苦労も、すべて自分に返ってきます。将来の自分のために、英語学習をつづけていかることを願っています。

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