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フランチャイズビジネスで離職率を下げる3つの方法

フランチャイズビジネスはとにもかくにも人材で勝負が決まります。
なぜなら、ビジネスモデルを勝手にブラッシュアップしたり、新商品を勝手に開発することができないからです。

それこそ勝手にキャンペーンやセールを実施した際には加盟店権を剥奪されかねません。そういう意味では、フランチャイズビジネスは店舗運営専門企業と言えるかもしれませんね。(今度研修でも使おうこのワード・笑)

フランチャイズ本部が店舗ビジネスにおける本部機能を担うので、加盟店は店舗運営に集中するべきです。あれこれ不満に思っても仕方がないのでできることを積み上げる姿勢が欠かせません。

そのできることとは、ルールの中で売上と利益を最大化させるチームを作ることです。

ここでも書いたのですが、客単価を伸ばすことで質の高い顧客体験を提供でき、リピーターへと変わります。これは仕組みでは限界があるので人力が欠かせないことになります。

ということは、店舗運営をする企業として離職率が高い、というのは致命的なのではないか?と私はいつもクライアントワークをしていて思っています。

直営なら本部側での施策選択肢があるため考えられることはありますが、加盟店は離職率が高い時点でジ・エンド(死語?笑)です。

そこで今回は離職率を下げる3つのほうほうについてお話します。

①成功体験が積みやすい仕組みと環境を用意する

ESの高さというのは従業員同士が仲が良い、というのももちろんあるのですが、仕事での達成感が得られることの方がウェイトは高いです。

なぜなら、仲が良いことよりもキャリアが重要だからです。(最近のZ世代では前者が求められるみたいな話を聞きますが、最後は自分の人生自分で責任を取る必要があるのでこの思考が芽生えてきます)

②何をどうすればいいのかが明確

基本的に離職率が高い人材の大部分は入社1年以内です。「この仕事向いていないと思います」とやめていく理由の大部分は向き不向きではなく、不安が重なり自信を喪失しているケースが多いです。

わからないことをわからないままやらされる、できなければ怒られるなど。
一度教えたらわかるだろ!と言われ、自分は物覚えが悪いのだろうか・・・と自信を喪失します。人によって仕事の要領は変わるので、質の高い教育とフォロー体制が欠かせません。

③ミスを許容する職場作り

仕事には失敗はつきものです。今のマネージャーやFC加盟店オーナーでさえ最初は素人なわけで、上司の忍耐とフォローアップのおかげで今の考え方やスキルが身についているはずです。

しかし、いざ自分自身が上席になると部下にはできて当たり前、とミスを許さない人がいます。この組織はほぼ100%離職率が高いです。いつも怒っている店長やオーナーと一緒に働きたい人はいないと思います。チャレンジしてミスをしたら「ナイストライ!」という許容が大切です。

今日は3つ紹介しましたが、もっとディープに一つ一つ解説する機会も設けますので楽しみにしていてください!


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