Nari

備忘録。 今この瞬間を大切に。 あの夏で君を待ってる。

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最近の記事

アカアシクワガタ採集 2024

今シーズンのアカアシ出撃回数は5回。 昨年見つけたポイントを重点的に3回と既存ポイントは2回。 今年こそ、55mmを採ると気合いを入れて今シーズンは早めの出撃を開始した。 7月1周目、昨年見つけた新規へ向かい柳を見ていく。 梅雨明けもまだで待機も不安定の中、だったが1番手前の柳でチラホラと見ることが出来た。 採らずに帰りがけに見ることにして、さらに奥地へと進んだ。 川岸を歩き、柳地帯へ。 傘を取り出しロストを防ぐ。 揺らすとボトボトボトッ!と10匹くらいは落ちて

    • アカアシクワガタ 2023 採集記 vol.3

      8月に入り、夏休みに差し掛かった頃。 この日は前々から誘われていたアカアシ採集に。 今回は案内していただく方のポイントになる為完全に接待採集である。話によるとここは毎年行けば53mmくらいは見れる、運がいいと55mmくらいも見れるよとの事で期待を込めて車に乗り込んだ。 ここのポイントは、ウェダーがないと戦えない所でクワガタ採集と言うよりも渓流釣りにいく感覚。 早速ヤナギが密集している箇所を見ていく。 いつもならよく着いているみたいだが今日はいない。と口にされる。やはり、

      • アカアシクワガタ 2023 採集記 vol.2

        この日は大学の先輩(社会人1年目)と採集へ。 卒業以来、連絡はとっていたが中々会うタイミングも作れずこんな機会で会うことになった。 先輩とはゼミが同じでよく課題の質問や時には先輩の邪魔をしたりと先輩をよく困らせていた。 (ほんとによく困らせていた) と、移動中は世間話や近況をお互い話を弾ませながらあっという間にポイントに到着。 先輩は卒論では甲虫目の分布調査で調査に出かけたことがあるくらいで、自発的に採集に行ったり、狙って採るというのは初めてのためとてもドキドキしていたそ

        • アカアシクワガタ 2023 採集記 vol.1

          昨シーズンに開拓したポイントに。 昨年は、このポイントにて53.54を筆頭に特大に迫る個体を採集。今年こそ55overを拝見するべく出撃した。 東京にいる友人も地元に帰省しておりアカアシをとりたいとの事なので連行することに。 早速、どっしりと構える大きそうな個体。 51mm。 去年の54mmを見てしまっているためあまり感動は無かった。友人は初めてこのサイズを目にしたので大喜び。持って帰ってもらうことに。 その後も多くは無いが追加をして計50up3頭。 途中からルッキン

        アカアシクワガタ採集 2024

          ヒメオオクワガタ 2023 採集記 vol.3

          今シーズンラストとなるヒメ狩り。 この日は前々から約束していた友人2人と私含め3人で行くことに。 虫話に花を咲かせ、ゆっくりと登っていく。 この日は前日の夜から降り続いた雨で地盤もぬかるみ、靄がかかっている為朝の時点では視界不良好。昼前から晴れると聞いていたのでそれを信じて足を早める。 今日はルッキングはもちろんだが薮を漕いで人目につかない場所から攻める。 崖下に見えた齧り後が幾つも見える新たな御神木を発見。ガレ場の為細心の注意を払い崖を降りる。 すると目の前にボコっと

          ヒメオオクワガタ 2023 採集記 vol.3

          ヒメオオクワガタ 2023 採集記 vol.2

          あれから、バタバタとしており、なかなか行けていなかったがシーズンも真っ只中。いい時期に差し掛かった頃に予定が開けられたのでこの週だけで3回出撃。 この回は3戦分のハイライトを追っていこう。 1戦目この日は1日に2箇所(2県)行う予定の為早朝から向かう。 最初のポイントに到着。ここは、4年前私が初めてヒメオオを見た場所。ここでの55upも拝みたいと思いこの場所へ。が、しかしvol.1の冒頭で書いたように 夏の暑さがまだ残りとても、ヒメの気候とは言えない。例年ならこの時期は半

          ヒメオオクワガタ 2023 採集記 vol.2

          ヒメオオクワガタ2023 採集記 vol.1

          私がヒメオオ採集にハマったきっかけは4年前の秋。当時、私は大学1年生で丁度コロナ禍真っ只中で外出、遠出があまり出来ていなかった。近所にクワガタをやっているお方からのお誘いで少し感染者も落ち着き始めそろそろ下見にでも行こうかとの事で気分転換もかねて同行させて頂いたのが始まりである。 と、プロローグはこの辺にしておき、早くも4年目となるが、今までのハイライトは昨年の53.8mm。昨シーズンは講義も対面となり流行りものもかなり落ち着き、講義も週に3日の為出撃回数も10〜12回?と

          ヒメオオクワガタ2023 採集記 vol.1

          西表島遠征 2023 最終日

          最終日と綴ったが今日は帰路に就くのみ。 朝天気が良ければチャマルを少しやってから島を後にしようという予定だったが朝起きてカーテンを開けることも無く、聞こえる雨音。今日は早めに島をでて、石垣で少し時間を潰すことにした。 10:00 お世話になった宿を後にし大原港に向けて車を走らせた。まだ、少しフェリーの時間まで余裕があったので西表野生生物保護センターに足を運んだ。 残念ながらヤマネコには出会えなかった。 いつか、遭遇してみたい。 比較的どこにでもいるイメージ。 山中でも

          西表島遠征 2023 最終日

          西表島遠征 2023 5日目

          この日は、アラームもせず、目を覚ました時間に起きた。 起きたのは13時頃。 少し晴れ間が見えたので悪あがきでもしに行こうとチャマルへ。 まぁ、こんな雨なのかだしひとつでも見れたらラッキーと思いお散歩程度に見ていた。 10分くらいで1つ見つけることが出来た。 おお、雨でもいるんだな、追加を狙うがこの1つで終わってしまった。 ピナイサーラの滝でも見に行こうかと車を走らせて到着。が皆の想像しているピナイサーラでは無い。 県道から見えるピナイサーラ。僕はこれで十分。 (本当は

          西表島遠征 2023 5日目

          西表島遠征 2023 4日目

          この日はチャマルをやると決めていた。 朝早く起きるかと思えばそんなことはなく10時頃に体を起こし洗濯物を干して目星をつけていたポイントへ向かう。 少し聞いた話だが林床をひたすらに歩き、くまなく地面と睨めっこし、見つけるといった何とも地味な採集。ほんとに採れるのかなと不安要素しか無かった。 11時頃に到着しポイントを少し歩いてみる。 30分くらいした頃か、ふと目の前にやけに明るいドングリが落ちている。これがもしや?と小さなチャマルであった。 へー、こんなふうに居るだと、これ

          西表島遠征 2023 4日目

          西表島遠征 2023 3日目

          この日は2人ともかなり疲れていたようでアラームで起きれず10時頃に体を起こした。 起きて自分の足を見るとつま先が血で滲んでいる。 山に入っている時はアドレナリンのせいか痛みに気づかなかったが今目にしてみるととても痛む。歩くのも少し辛い。巻き爪、本当に厄介、、。絆創膏でこれでもかっ!というくらいぐるぐる巻きにして靴下を2重に履き何とか歩けた。 スーパー川満で数日分の食料を買い込み、新八食堂にて昼食にした。 初日、2日目と録に食事が出来ておらずお腹いっぱい食べることが出来ていな

          西表島遠征 2023 3日目

          西表島遠征2023 2日目

          朝8時に起床し軽く朝食をとりこの日はチャマルではなく蝶へ。 友人のポイントに案内してもらった。 私は最初クワガタ屋だったが彼に蝶の面白さを教えてもらい以降、内地でも蝶採集に出かけることも多くなった。この島にきたら蝶は無限に飛んでいるぞと教えてもらってからヤエマル並に楽しみにしていた。 10時頃から木漏れ日から蝶が飛び出しているのが見える。 最初はヤエカラ、日が出初めて、まだ飛びがゆっくりな所をネットイン。内地で見るミヤカラ、カラスとは違いギラギラに輝くグリーンをしていた。

          西表島遠征2023 2日目

          西表島遠征 2023 1日目

          遠征前日、私は空港のホテルに前泊した。 当然、寝れるわけが無い。頭の中がもうマルバネの事でいっぱいだった。全て初めてな私において、高揚感は勿論、不安も沢山あった。でも、いつも自分に言い聞かせる言葉がある。なるようになる。大丈夫。いつも通りで、と。 その言葉を思い少し気楽になり3時間程眠りに着いた。 当日私は11:00の便で石垣に向かった。 友人は羽田から朝の便で飛んでおり私が搭乗した頃には石垣入りをしていた。 今回は5泊6日の約1週間を用意した。 もっと、用意出来たが卒

          西表島遠征 2023 1日目

          西表島遠征2023 プロローグ

          まえがき 2023年7月、友人が東京から愛知に帰省しており、名古屋で遊んでいた。新幹線で帰るということで少し時間があり、時間潰しにファミレスへ入った事から始まった。 他愛もない話からふとマルバネの話になった。 筆者「今年、お前は西表どうするの?」 友人「は?行くわけなかろうあんな所」と呟いていた。 まぁ、その返事が来る事は分かっていた。 なんせ、彼はあの地に2回程行っているが異様な不幸体質の為天候にも恵まれず、録な結果を残せていない。 もうこの島には二度と行かない

          西表島遠征2023 プロローグ