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ヒメオオクワガタ 2023 採集記 vol.2

あれから、バタバタとしており、なかなか行けていなかったがシーズンも真っ只中。いい時期に差し掛かった頃に予定が開けられたのでこの週だけで3回出撃。

この回は3戦分のハイライトを追っていこう。

1戦目

この日は1日に2箇所(2県)行う予定の為早朝から向かう。
最初のポイントに到着。ここは、4年前私が初めてヒメオオを見た場所。ここでの55upも拝みたいと思いこの場所へ。が、しかしvol.1の冒頭で書いたように
夏の暑さがまだ残りとても、ヒメの気候とは言えない。例年ならこの時期は半袖ではおられず羽織るものが無いと肌寒く感じるが今年は半袖で居られる。
日中も夏と変わらないような気温で日差しも強く感じる。

予想も的中し、あまり数は見られず越冬個体ばかりで発生が遅れているようであった。

51mm

すこし、期待しすぎたか。先日のようには上手くはいかず帰路に向かいながら2箇所目のポイントへ急いだ。

やはり、2箇所目のポイントも発生がイマイチなのか1個体しかみることが出来なかった。
46mmにしては伸びのいい良型。
ここのラベルは持っていなかったのでお持ち帰り。
この日はここでピリオドを打った。

46mm

2戦目


2日程間隔をあけてまた別の箇所へ。
この日は、雨もぱらつき曇り空。
不安も残る中、登山を開始した。

まず初めに嫌なものを目にする。

🧸の糞

恐らく、私が来る前か数時間以内に落とされたものではなかろうか。周りを見渡しても姿は見当たらないが獣臭が鼻の奥を突き刺す。どんより曇り空の中、やつの痕跡をみてしまい気が滅入るが、考えててもしょうがないので気合いで登山を開始。丁度登ってくる(ヒメ)時間帯にポイントに到着。

既にいくつか見ているが小さい為観察写真のみ。
このポイントはヤナギだけでなく他の樹木でも見ることが出来た。

カンバを齧る♂

やはり、雨と曇りで少ないのか?このままでは帰れないので林道からのルッキングだけでなく崖下まで降りて藪漕ぎ。ルッキングというよりもひたすら着きそうな樹木を揺らして落としていく単純作業。やはり、人目につかないところには多くは無いがそれなりに数が見られた。

内巻の良い50mm
ピカツン新成虫51mm

結局2時間程時間を費やし50.51と50upのみお持ち帰り。50mmの個体は内巻が素敵な個体。
明日も控えている為この日は早めに下山し帰路につき体を休めた。

3戦目

この日は快晴。ヒメ日和。
ただ、まだまだ残暑が続く、、ピーク終盤。
1戦目に訪れた最初のポイントへ。

ヤナギに着く小さなペア

前回は越冬個体しか得られなかったが今日は新成虫がお出迎え。やはり発生が遅れているようなのと、この暑さからなのかヤナギの元気もあまり良くないように感じる。

御神木にもワンペアと数が少なく新成虫ではあったがなんだか少し寂しく感じた。

50mm

この週はあまりいい結果を得られず正直惨敗。
今シーズンはあと行けても残り1回。
最後にいいドラマがありますように、、。

to be continued...

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