なぴ

教員3年目(2年生→4年生→1年生) 思いが溢れた瞬間のこと。心が動いた日のこと。 自…

なぴ

教員3年目(2年生→4年生→1年生) 思いが溢れた瞬間のこと。心が動いた日のこと。 自分のモチベーションの為に、 この仕事でよかったと思える瞬間や 子どもたちに伝えたい思い を残しておきたい。

最近の記事

「考える」を意識してする時代

「この気持ち、この見方、忘れたくないな」  と思うきっかけは色々ある。 本だったり映画だったり、 人からの言葉だったり。 ただ今回は珍しく自分が気付いたことの中で これは忘れてはいけないと思ったことがあった。 それはこの時代が孕んでいる危険性だと思う。 何かと言うと、ずばり よく考えること。私たちは生活の中で沢山選べるようになった。 それは思考することも含まれる。 考えるか、考えないか。 例えばよくあるのが 分からない漢字があった時。 友達のプレゼントを決める時。 今

    • こんな教員になりたい①

      自宅療養7日目。 この期間に私は、何度学年の先生方に「ありがとうございます」と言ったことだろう。 毎日、朝早く私のクラスに入って連絡帳の内容を書いてくださる。放課後、その日にあった出来事を報告してくださる。「自宅でできる事があったらご教示ください」と言ったら、自宅でできるような仕事を家の前に届けるよ、と返ってくる。戻ってきてからの仕事が膨大にならないようにと、事務処理に丸付けに課題のチェックまで、力を貸してくださる。 学年5人のうち、2人がベテラン教員で、 その2人が、率先

      • この人なら自分が変わってもいい、という人に出会うこと。

        学年主任(Aさんとする)に連れられて 築地本願寺にある18品目の朝ごはんを食べた。 それはそれは体に優しく、美味しかった。 この後に控えているワクチンも頑張れそうだ。 話が逸れてしまったが Aさんは私が初任の時に指導教員だった、 誰よりも一番お世話になってきた人である。 縁あって、 今年も同じ学年を組ませてもらっている。 朝ごはんの帰り道、さようならをした後に 改めて感謝の思いが込み上げてきたので以下に綴る。 誰もが仕事やプライベートにおいて苦しい時期というものを経験

        • やりがいは後になって付いてくる

          新しい学年になって3ヶ月。 来週でもう1学期も終わりか〜、 と思っていたら前の学年の子たちが 38人、今になって寄せ書きをくれた。 なぜいま??と思いながらも読んでみると 「1年間本当にお世話になりました」 「大好きです」 「もどりたいと思っちゃいます」 「6年では絶対先生がいいです」 「コロナだったけど今までで一番の学校生活になりました」 「先生が見れた日は良い日って思ってます」 …なんだなんだ、泣かせにきてるな。 今になって渡されることの意味を、 子どもたちから考えさ

        「考える」を意識してする時代

          母という存在

          ふと眠れない夜、けっこー母のことを考える。 今日はそろそろ母の日だなあ なんて思い始めたところから、母のことを考え出した。 そう書くと親孝行しているような人間だと見えるけれど、実際は全然そんなところはなくて、むしろ素っ気ない可愛げのない娘である。 兄が結婚してからは母と二人で暮らしている。 母への気持ちは言語化するのがとても難しい。昔から甘えたり素直に気持ちを伝えることがとても苦手だった、母へはとくに。 親の手一つで育ち、心の病を抱えていることも知っていたし、幼少期は兄と

          母という存在

          教員2年目を終えた所感。

          1年目よりも精神的にきつくて、大変で、 でも、教員をやってて良かったと思える瞬間も 多かった一年だったと感じる。 教員をやっていて良かったと思えた瞬間。 作家あまんきみこさんから、 授業で書いた手紙にお返事がきたこと。 子どもに対して、変わってほしいという願いを込めて、本気で叱れたこと。 この子はもっとこうすれば素敵になる、という信念をもって関われたこと。 一年経って、その思いが通じたこと。 保護者から、感謝の気持ちを頂いたこと。 子どもたちが泣きながら成長できましたと、あ

          教員2年目を終えた所感。

          一年の区切り。

          毎年3月31日は一年で一番寂しい日になる。 前日までばたばたと働いていても、 いざ、その時がくるとやっぱり寂しくて 心許なくてぽっかり穴が空いたように思う。 お世話になった人たちとのお別れ。 大好きな人は顔を見ただけで泣けてしまう。 これまでの他愛無い雑談が、日常が、 この上なく有難いものだったのだと 痛感させられる。 ペーペーの私を、娘のように可愛がってくれて、一同僚として一緒に勉強してくれて、教師として対等に見てくれて、こんな人になりたい!と思える人間に出会え

          一年の区切り。

          最初で最後の学級通信

          学級じまいに向けて、四年生へ送る言葉。 休校から始まった特別な一年。時間の流れは早いもので、あっというまに四年生も終わってしまいますね。 先生は今、あと少しもう少し、君たちと過ごすことができればいいのになあという気持ちでいます。そう思えるのは君たちのおかげです。 毎日楽しかったです。 朝、君たちがおはようございますと元気に教室に入ってきてくれるから、気持ちよく1日をスタートすることができました。休み時間には心から笑えるような楽しいこともありました。授業では考えること

          最初で最後の学級通信

          小学校時代の思い出

          休校期間中の、子どもへ送るメッセージ。 今週は 小学校時代の思い出 がテーマ。 内容をここにまとめておきたい。 小学校で初めて叱られた思い出について 書いていきます。 今教員をしている自分からみて、 小学生の自分は何タイプだったかなあ〜と 分析してみます。 お調子ものちゃっかりタイプ に近く、 先生からは叱られないけど、友達のなかでは そこそこ悪さをして調子にのってるタイプ。 たとえば、靴下だとよくすべる廊下だったので休み時間は廊下の隅で友達とスライディングごっこをして

          小学校時代の思い出