母という存在

ふと眠れない夜、けっこー母のことを考える。
今日はそろそろ母の日だなあ なんて思い始めたところから、母のことを考え出した。

そう書くと親孝行しているような人間だと見えるけれど、実際は全然そんなところはなくて、むしろ素っ気ない可愛げのない娘である。
兄が結婚してからは母と二人で暮らしている。

母への気持ちは言語化するのがとても難しい。昔から甘えたり素直に気持ちを伝えることがとても苦手だった、母へはとくに。
親の手一つで育ち、心の病を抱えていることも知っていたし、幼少期は兄と二人な環境も多かったからか、無意識のうちに本音を言わない、という癖が付いてしまったのかもしれない。

だからありがとうとか大好きとか、躊躇いもなく伝えられる親子関係をみると純粋にすごいなあと思ってしまう。
どうしても積極的に優しくできないのだ。
理由はよくわからない。

ただそろそろ母の日なので、
もしメッセージを贈る機会を運良く貰えたら
こう伝えようと思う。

いつも気にかけてくれてありがとう。

当たり前だよって返答が容易に想像できるけれど、当たり前にしてくれていることこそが母の偉大さなのだと思う。
母のことを考えるとき、よく涙がでてくるからやっぱり感謝してるしなんだかんだで好きなんだろう。

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