Naoya Akashi

バンコク在住10年目 / 写真家 / ライター / 旅×写真×東南アジアがライフワーク…

Naoya Akashi

バンコク在住10年目 / 写真家 / ライター / 旅×写真×東南アジアがライフワーク/ 今すぐアジアへ旅したくなるような記事や写真をお届けします。https://www.instagram.com/naoya_bkk

最近の記事

写真家が写ルンですでバンコクを撮ってみた

今月から始めたYouTube。2本目の動画は、「写真家が写ルンですでバンコクを撮ってみた」という企画。写ルンです片手にバンコク各地を撮ってみました。 中華街ヤワラートをスタートし、バンコクを代表する景観の一つであるサオチンチャーとワット・スタット、民主記念塔、カオサン通りを撮り歩き、締めくくりはワット・ポーとワット・アルンへ。 まずは動画をご覧いただきたいですが、 このnoteでは動画では数秒でしか紹介できなかった写ルンです写真をすべて公開します。 バンコクの今を写ル

    • 風情あるショップハウスが連なるバンコクの7つのスポット

      バンコクの街を歩いていると1階が店舗で2階以上が住居という店舗兼住宅の機能を持つ長屋の建物をよく見かける。いわゆるショップハウスやタウンハウスと呼ばれる建築だ。 タイに限らずアジア全域で見られる建築形態だが、ルーツは福建省などの中国南部とされる。18世紀から20世紀にかけて中国南部から海を渡った華僑(海峡華人)とともに広がった建築であり、タイ以外の東南アジアでは宗主国の建築要素と融合し、独自の進化を遂げた。 中でも海峡植民地であったマレー半島のマラッカやペナン、シンガポール

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      • 【フォトウォーク】バンコク近代化の足跡を訪ねて。

        ワット・サケットやリトルインディア、ジャイアントスイングなどへのアクセスが便利でバンコク旧市街観光の起点となるMRTサムヨート(Sam Yot)駅。 僕が主催するフォトウォークでも同駅をスタート地点とするコースが多く、旧市街散策が好きな方にはおなじみの駅だろう。 駅前のサムヨート交差点から東西に伸びる大通りがジャルンクルン通りである。西洋人の要請を受け、ラーマ4世(モンクット王)の命により1862年から2年がかりで建設されたタイ初の車道であり、タイ近代化の幕開けとなる象徴的

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        • 望遠レンズを持って行きたいバンコクの撮影スポット vol.2 Trok AMA Hostel編

          今回は望遠レンズを持って行きたいバンコクの撮影スポットシリーズの第2回目として、Trok AMA Hostelをご紹介したい。 第1回目のジャイアントスイング編は以下より。 Trok AMA Hostelとは、AMA Hostelというホステルがある小さな路地。タイでは大通り(Thanon)から伸びる路地をSoi(ソイ)と呼ぶが、ソイよりもさらに細い路地のことをTrok(トロック)と言う。 つまりTrok AMA Hostelとは、AMA Hostelの路地ということである

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          バイヨークスカイを撮るならここ! おすすめの撮影スポット2選

          1997年の開業から2016年にキングパワーマハナコンに抜かれるまでの20年間、タイ最高層の建築物として君臨してきたバイヨークスカイホテル。304mという高さは現在でもタイで第3位であり、“タイの摩天楼といえばバイヨークスカイ”という人もまだまだ多いのではないだろうか。 僕はタイに移住してからの3年半、バイヨークスカイから歩いてすぐの場所にオフィスを構える会社で働いていた。ランチはいつもバイヨークスカイがあるプラトゥーナム市場界隈の食堂やレストランで食べていたし、外に出るた

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          【フォトウォーク】午後のラチャプラソンスカイウォークを撮り歩く

          ギラギラとした太陽が照りつける暑季真っ盛りのバンコク。この炎天下では日中はとてもじゃないが撮り歩く気にはなれない。 とは言っても、ステイホームを続けるのも疲れる。気分転換を兼ね、たまにはカメラを持って出歩きたいもの。 朝は忙しく、昼は暑い。夜は早めに家に帰りたい。 それなら午後、日が傾き始めたころにサクッとスナップに出かけるのがいい。 今回はそんなときにイチオシのスポット、「ラチャプラソンスカイウォーク」をご紹介したい。 ラチャプラソンスカイウォークとは? ラチャプラ

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          バンコク屈指のフォトジェニックなコンドミニアム「IDEO Q Chula-Samyan」を撮る。

          “タイの東大”と称されることも多い、バンコクのチュラロンコーン大学。タイの歴史上で最も偉大な三人の大王の一人に数えられるラーマ5世(チュラロンコーン大王)の名を冠したこの大学は、日本人にも最も知名度の高い大学だろう。 サイアム駅南側からナショナルスタジアム駅、MRTサムヤーン駅にかけての一帯は、「ソイ・チュラロンコーン」と呼ばれるチュラロンコーン大学の敷地。有名なサイアムスクエアもチュラロンコーン大学の持ち物である。 そんなチュラロンコーン大学のお膝元であるソイ・チュラは

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          バンコクでリフレクション撮影を楽しむための10の方法

          街でのスナップ撮影の楽しみの一つといえば、リフレクションは外せない。 水たまりやガラスなどに反射したリフレクションの中に映る世界は、カメラがなければ覗こうとも思わない世界。写真を撮る者だけが見つけられる世界といえるかもしれない。 写真を撮り始めたばかりの方は、どうすれば上手くリフレクションが撮れるのか知りたいと思う方もいるのではないだろうか。 そこで今回は、バンコクでリフレクション撮影を楽しみたい方やリフレクション撮影のコツを掴みたい方に向けて、10の方法をご紹介したい。

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          これはマニアック!バンコクの交差点に立つ魅惑的な建物12選

          日々、バンコクの街を撮り続けているが、ふと自分の写真を振り返ってみると、今さらながらあることに気がついた。 どうやら僕は、“道の角にある建物を撮るのが好きらしい”ということである。 T字路や交差点の角に面した建物は特徴的なデザインをしていることが多く、得も言われぬ魅力があるのだ。 共感していただける方がどれだけいるかわからないが、今回はバンコクの交差点で見かけた魅惑的な12の建物をご紹介したい。 かなりマニアックな特集だが、アジア好き、写真好き、建築好きの方なら一人くらい

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          バンコクの夜景撮影スポット#3 ワット・アルンとワット・ポー

          今回はバンコクで夜景撮影におすすめのスポットを紹介する連載企画の第三回目として、ワット・アルンとワット・ポーを取り上げたい。 第1&2回目は以下より。 バンコクの三大寺院に数えられるワット・アルンとワット・ポー。バンコク観光の目玉であるこの2つの寺院には、バンコクに来たことがある人なら行ったことがない人のほうが少ないはず。 どちらも夜にはライトアップされ、夜景スポットとしても知られている。ワット・ポーについては、コロナ前は18時以降無料で入場することができたが、現在は夜間

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          【バンコク夕景】Vol.3 黄昏のアソーク交差点

          今回はバンコクで美しい夕景が撮影できるスポットを紹介するシリーズ「バンコク夕景」の第3弾として、アソーク・スクンビット交差点編をお届けしよう。 過去2回の記事はこちら。 アソーク・スクンビット交差点の場所バンコクに来たことがある人には説明不要だが、アソーク・スクンビット交差点とは、アソーク通りとスクンビット通りの交差点のことを指す。 BTSアソーク駅とMRTスクンビット駅の両駅が交わる場所でもあり、すなわちバンコク屈指の交通の要所である。 アソーク・スクンビット交差点

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          【フォトウォーク】“スクンビットの下町”、プラカノン〜オンヌットを撮り歩く。

          日本人を含む外国人が多く暮らすバンコクのスクンビット地区。日本人学校の送迎バスのサービスエリアがBTSナナ駅〜エカマイ駅間のスクンビット通り沿いに限定されているため、このエリアを区別しやすいように日本人はスクンビットと呼ぶようになったという経緯がある。 最近ではエカマイから先のプラカノン、オンヌットにもたくさんの日本人が暮らすようになり、オンヌットまでをスクンビットと認識するようになった。 我々、在住日本人にとっては便利な日常生活の場であるスクンビット。だがそれゆえに写真

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          【バンコク夕景】vol.2 黄昏に染まるサオチンチャー

          今回はバンコクで美しい夕景が撮影できるスポットを紹介するシリーズ「バンコク夕景」の第2弾、サオチンチャー編をお届けしよう。 第1弾ロハプラサートの記事はこちら。 サオチンチャーとワット・スタットが並んだ構図は、ポストカードや旅行ガイドブックでもよく目にするバンコクを代表する景観。 写真好きな方であれば、一度はここに撮りに来るのではないだろうか。 サオチンチャーとワット・スタット 僕もバンコクで初めて一眼レフカメラを買った時、すぐにここに撮りに来たことを覚えている。 ここ

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          バンコクの職人街を歩く 第1話「バムルンムアン通り」

          王宮やワット・ポーをはじめ、バンコクの観光名所が集中する運河に囲まれたラッタナコーシン島。日本的に言えば、“城下町”にあたるバンコク旧市街と呼ばれるこのエリアには、1783年のバンコク遷都を機に様々な職人たちが移り住み、王都の繁栄を支えてきた。 旧市街にはそんな職人たちが暮らす集落が今も残されている。 このマガジンでは、「バンコクの職人街を歩く」と題して、伝統を今に受け継ぐ職人の街を紹介していきたい。 第1回目は、仏具店が集まる「バムルンムアン通り」を歩いてみよう。

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          バンコクの職人街を歩く 第1話「バムルンムアン通り」

          望遠レンズを持って行きたいバンコクの撮影スポット vol.1 ジャイアントスイング編

          バンコクでどこかへ写真を撮りに行こうと思ったとき、目的地として多くなるのが寺院。バンコク旧市街やチャオプラヤー川西岸のトンブリー地区にはきらびやかでフォトジェニックな寺院が無数にあり、何度出かけても撮り尽くすことはない。 寺院を撮影する際には全景を入れたいので、広角レンズをチョイスすることが多い。僕がバンコクで写真を撮り始めたとき、1本目のレンズは標準ズーム、2本目は標準域の単焦点、3本目に広角ズームという順に買い揃えていった。 広角レンズは全景を収められる やはりバン

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          バンコク路地裏写真ベスト10 in 2020

          今年もいよいよ大晦日。今、プーケットのリゾートホテルの一室で2020年最後となるこの記事を書いている。 コロナで外出自粛期間はあったものの、今年はかつてないほどたくさん写真を撮った一年だったと思う。数は数えていないが、少なくとも10万枚は撮っているはずだ。 今年自分が撮影した写真を振り返ってみると、寺院、屋台、建築、トゥクトゥクなど、いろんな被写体を撮影してきたが、一番多いのが“路地裏”の写真。 やはり自分は大通りではなく、迷路のような路地裏を徘徊し、そこで出会った美しい

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          バンコク路地裏写真ベスト10 in 2020