風情あるショップハウスが連なるバンコクの7つのスポット
バンコクの街を歩いていると1階が店舗で2階以上が住居という店舗兼住宅の機能を持つ長屋の建物をよく見かける。いわゆるショップハウスやタウンハウスと呼ばれる建築だ。
タイに限らずアジア全域で見られる建築形態だが、ルーツは福建省などの中国南部とされる。18世紀から20世紀にかけて中国南部から海を渡った華僑(海峡華人)とともに広がった建築であり、タイ以外の東南アジアでは宗主国の建築要素と融合し、独自の進化を遂げた。
中でも海峡植民地であったマレー半島のマラッカやペナン、シンガポールでは華人とマレー、西洋の文化が融合したプラナカン文化が花開き、ショップハウスも彩り豊かで華麗な装飾のものが数多く建てられた。
ペナン島のショップハウス
タイでも海峡植民地と深い関係にあったプーケットにプラナカン文化が伝わった。今もオールドタウンにはプラナカン様式のショップハウスが数多く残され、人気の観光地になっている。
プーケットオールドタウンのショップハウス
下記記事で紹介したが、コロナ前に旅したカンボジアのカンポットにもプラナカン風の美しいショップハウスが残されており、ショップハウス好きにはたまらない街並みだった。
プラナカン様式ほど美しいショップハウスをバンコクで見かけることはないが、風情あるショップハウスがまだまだ現役で使われている。
そこで今回はショップハウスが三度の飯より好き!というあなたのために、バンコクで風情あるショップハウスが連なるおすすめのスポットを7つご紹介したい。
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