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42課の場面『みんなの日本語』

42課の文法は「~ために」「~(目的の)に」「(量)は/も」、それと、何食わぬ顔(⁈)で「なぜ」「どのくらい」がここで出てきます。余裕があれば、練習してもいいと思います。また「~ためです」という使い方は出てきませんが使えると便利なので、紹介してもいいと思います。

〈1〉話をまとめる

「毎日よく働きますね」「ええ、国に4歳のむすめがいるので・・・」「ああ、娘さんのために頑張っているんですね。」

「いつもよく勉強していますね」「ええ、専門学校で車のことを勉強したくて・・・」「ああ、専門学校に入るために勉強しているんですね。」

「なぜ日本に来たんですか。」「日本の着物とか料理とかアニメとかに興味があったんです。」「ああ、日本の文化を知るために来たんですね。」

〈2〉進学先の相談

「通学に時間がかかるところは困ります」「国へ帰って就職するのに役に立つことを勉強したいです。」「試験の申し込みをするのに必要な書類がありますか。」「遠いから試験を受けにいくのに1万円はかかりますよ」「試験時間が2時間もあるんですか。」

〈3〉理由を聞く。

「なぜこの書類を書かなければならないんですか。」「入管に出すためですよ。」「どうして必ずレシートをもらうんですか。」「一ヶ月にどのくらい使ったか計算するためです。」

42課は「自然」「教育」「法律」といった漢語がたくさん出てきます。大人なら知っておきたい言葉ですが、非漢字圏の学生には覚えにくい言葉です。でも、諦めなければ覚えられる言葉です。これらの言葉がテーマになるような話題で話をしてもいいと思います。

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