41課の場面『みんなの日本語』
41課は「いただきます・くださいます・やります」「~てくださいませんか」「(資格の)に」です。『みんなの日本語』には「さしあげます」がでてきません。授受表現の復習をしていると「あげます」には敬意を表す形はないのかと質問されることがあります。「さしあげます」を紹介してもいいと思いますが、いくら敬意を含むとはいえ失礼にならないように使うのは難しいので、初級では聞いてわかる程度にしておいたほうが無難だと思います。
〈1〉お菓子をわける
「これみんなで食べませんか」「わぁ、ありがとうございます。珍しいお菓子ですね。どうしたんですか。」「隣の部屋のおばあさんにいただいたんですよ。どうぞ」「おいしいですね。どんな方なんですか。」「そうですね。いつも親切にしてくださって、いろいろ教えてくださいます。」
〈2〉家の手伝い
「子どもの頃、ヤギにエサをやるのが私の仕事でした。」「私は朝花に水をやってから、学校に行っていました。」「私は学校から帰って妹や弟に宿題を教えてやりました。」
〈3〉一緒に買い物する
「このヨーグルトいいですよ。私は朝ごはんに食べています。」「あ、うちの子どもも好きなんですよ。お土産に買って帰ろうかな。」「あ、子どもさん昨日誕生日でしたよね。お祝いに私が買いますよ。」「え、いいんですか。ありがとう。」
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