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私の読書録 むかえびと(藤岡陽子)


助産師の話。
でもラストはちょっとミステリーな要素もアリ。
読み応えあった。

余談だけど自分には助産師の友達がわりといる。
なので彼女たちの仕事やその人間関係なんかを想像しながら読み進めていった。

命を迎えるって、、すごい瞬間を、日々仕事として向き合い続けるエネルギーやいかに、、。仕事と割り切れないところでサービス残業強いられたり、パワハラされたりと、他にもそんな仕事はたくさんあると思うけど、なんか、やめてやらあー!と腹が立って反抗したくても、妊婦さんや産まれ来る、生まれてきたばかりの赤ちゃんを前にしてはそんな個人的な仕事放棄もやるにやれない、だから職場の状況も改善しない、ということが連綿と続いてしまう。日本ならではのところもあるのかもしれない。

やるせない気持ちになったり、主人公の人想いの行動力に感動して泣きそうになったりした。

看護師である著書ならではの作品。

読めて良かったなー!と感じた一作✨✨

電車で泣かずに済んでやれやれ。。

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