アダチ直子

ランドスケープ・アーキテクト(RLA)。緑のある良い空間をつくっていきたい。樹木医目指…

アダチ直子

ランドスケープ・アーキテクト(RLA)。緑のある良い空間をつくっていきたい。樹木医目指して修行中。生物技能分類(植物2級)勉強中、森林インストラクター勉強中。みどりとみどりまわりのことをなんでも知りたい!

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  • みどりとみどりまわり

    ランドスケープデザインまわり気づいたことなどを書きためていきたいです。

  • はじめまして

    思いついたことを書いているだけです。自己紹介がわりです。

最近の記事

Park(ing)day雑感-1

 9月の第3金曜は、Park(ing) Dayの日でした。Park(ing)Dayは、駐車場のParkingと、公園のParkをかけたネーミングです。路上の駐車スペースを、一時的にミニ公園のような空間に変えてしまおうというイベントで、同日に世界に散らばる同志達の手によって開催されます。発祥の地は米国カリフォルニアで「路上を車ための空間から人のための空間へ」というメッセージを含んだムーヴメントです。 そのPark(ing) Dayですが、日本では、数ヶ月前に最近参加し始めたソ

    • 後悔と自分のキャパシティ

      そもそもあんまりニュースを見ないし、ニュース見聞きしたとしてもあまり引きずるタイプではないけど、つくば市で起きた、暑い中、車中に取り残されて死んでしまった2歳のお嬢さんのニュースが気になって仕方ない。とても人ごととは思えない。Yahooのコメント隅々まで見てしまう。 厳しいコメントもあるが、私も含め、そんなコメントを書いている方々も、自分の子育てを思い出して、なくなったお嬢さんやご家族の辛さにやりきれなくて言葉がキツくなったりしているのかもしれないと思いたい。 *****

      • 5ヶ月後の答え合わせ

        6月後半にヒヨドリバナかな?と暫定的に答えを出していた案件、昨日解決したようです。約5ヶ月かかりました。 何だろう????とずっと疑問に思っていた記憶の中にある植物の葉の形、色、葉序とマッチする植物に花が付いているものを昨日見かけました。 見出し画像の植物を見かけた場所は、6月に見かけた場所とは違いますが、両者は徒歩で20分ぐらいのかな?割と近い場所にあります。 ベニバナボロギクだと思います。 今回のケースは、この植物なんだろう?と思ってから、割と時間をかけて(毎晩寝

        • ああキク科

          「ああキク科」って言いたかっただけかもしれない。  人が見るとただの緑の写真シリーズ第3弾。今年の6月の半ばのつい最近、鎌倉の天園を歩いた時に特的できなかった植物を、分からないなりに同定しようとしている試みだ。  見出し画像の花は、4年前の10月ごろに横浜南部の森の中で撮った写真。次の画像と、その見出し画像、いまいち確信が持てないんだけど、私は同じ「シロヨメナ」と同定している。  根拠の一番大きい要素は「横浜南部の樹林地にポピュラーなキク科はシロヨメナ、それが鎌倉にあって

        Park(ing)day雑感-1

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        • みどりとみどりまわり
          10本
        • はじめまして
          14本

        記事

          ウマノミツバにしかみえない

          一度そう見えると、そうじゃないかもしれないのに、そうしか見えない。 分からない植物の同定をちょっとずつ進めていて「先入観というのはこういうことか」ことに気づいた。  昨日の【暫定】ヒヨドリバナもそうだし、今日の見出し画像の植物もそう。これはもう、ウマノミツバにしか見えなくなっている。 一応根拠はあるのだが、膨大な情報から当てはまるものを見つける最初の一歩は「なんとなく」である。  今日は、画像の右上に見える葉が、割と見知ったウマノミツバだったため、中央にあるやつは、それ

          ウマノミツバにしかみえない

          ヒヨドリバナ?

          自然観察の仲間と一緒に出かけるたびに、いくつもの知らない植物に出会う。謎解きが終わる前に出かけてしまうので、ただの緑色の写真が溜まっていく。終わりが来るんだろうか、この作業。。。 見出し画像の植物は「ヒヨドリバナ(暫定)」と思っています。撮ったのは6月後半、鎌倉。花が咲くと分りやすけど、この段階では「キク科っぽい」→「葉柄がある」、「花はこれから(ヒヨドリバナが咲くのは夏の終わりから秋ごろ)」で調べてたどりついた。しかし、私が持っている3種類ぐらいの図鑑はどれも「対生してい

          ヒヨドリバナ?

          GIS習得奮闘記

          2018年度の目標にGIS(Geoglaphic Information Systems)をマスターするぞ、と思っておりました。これが以外に手間取りました。4月から右往左往していて、やっと最近、課題は山積みですが、後は、わからない時に調べれば何とかなりそう、という感じになりました。いやあ、自主学習って、あっちつまずき、こっちつまずきですよね。その経緯をまとめてみようと思います。先生がいたり、シラバスがあったりすると、やっぱり効率的なんだろうな、と思いました。 勉強したGIS

          GIS習得奮闘記

          noteを自己紹介代りに利用したいので、今日から本名を使います(一部カタカナ表記ですけどね)。自画自賛ですが、直子の直という字は好きです。

          noteを自己紹介代りに利用したいので、今日から本名を使います(一部カタカナ表記ですけどね)。自画自賛ですが、直子の直という字は好きです。

          約2ヶ月ぶりに更新できた! このまま消滅するかと思ったです。 ふーっ、、よかった。

          約2ヶ月ぶりに更新できた! このまま消滅するかと思ったです。 ふーっ、、よかった。

          身の回りの世界の解像度があがる

          最近読んだ2冊の本について書きます。 1冊目は「いまさら聞けないマーケティングの基本のはなし」です。 ちょうどマーケティングという分野、少しさわってみたいなあと思っている時にCakesで連載されていて、とても面白かったのでKindleで購入して一晩で一気読み、今ちょこちょこ読書メモを作成しながら少しずつ読み返しをしているところです。まだ「うわーマーケティングって面白い」という所までしかいっておらず、内容まで語ることはできないのですが、この自分がワクワクしている感じって前に

          身の回りの世界の解像度があがる

          どうやって勉強していますか?

          2018年、今年は勉強の年にするぞ!って息巻いています。何かを学ぶには、まず書籍から、ということで関連する本を読むことから始めるのですが、自分のレベルを超えて、新しい分野の本を読むとき(特に技術書や英語の本ですが)、目が滑って滑って時間ばかり過ぎていく、なかなかリズムがつかめないことが多くなりました。あげくの果てに見出し画像のくまちゃんみたいに途中で「くかー」ってなってしまうことも多いです。 日本にいるときは「入門書」、「マンガでわかる…」、、、といった具合に自分のレベルに

          どうやって勉強していますか?

          もう少しスペースが必要だ-②

          南半球はこれから夏です。私の住んでいるシドニー郊外でも日差しの強い日が多くなりました。今日は晴れて最高気温29度、金曜は36度まで上がる予報が出ています。やれやれ。。。 前回のnoteで取り上げたストリート、私が住んでいるアパートから駅および駅前の大きなショッピングセンターに続く通りで、私は日常品の買い物で利用することが多いです。私は基本的にこのストリートが嫌いではありません。朝はカフェでコーヒーを買ってオフィスに向かう人がいますし、お昼時にはサンドイッチを頬張っている人や

          もう少しスペースが必要だ-②

          もう少しスペースが必要だ-①

          私がよく取り上げている“101 Things I Learned in Urban Design School”という本の中のNo.45のトピックの中に、以下のような記載があります。要約して簡単に訳してあります。ご興味があれば原書の方を読んでみてください。英語ですがコンパクトにアーバンデザイン のポイントが押さえてあり、読みやすいです。 “Some trees are more urban than others”(より都市的な樹木がいくつか存在します):アーチ型の樹木は公

          もう少しスペースが必要だ-①

          サンドイッチ弁当のバラエティ

          こちらの学校は給食がないので、子どもが学校に行っている間は、子どもと夫に毎日お弁当を作っています。canteenに軽食は売っていますが、Wrap(←ラップ:薄い生地のようなものに肉や野菜などの具を巻いたもの)ひとつとコーヒーとセットでA$15(¥1400程度)し、バカ高く、毎日買うのは無理です。 オーストラリア、他のところはわからないけど、シドニー近郊は、食材をスーパーで買い求める分には、野菜やお肉の値段、そんなに日本と変わらないと思います。チャイニーズやコリアン系のスーパ

          サンドイッチ弁当のバラエティ

          身近な自然環境保全活動 in オーストラリア

           日本にいる時には、自分の職能に近からず遠からず、といった距離感で自然観察を中心に環境保全に関わっていました。また、ランスケという職業柄、職場にも自然保護に関わる分野に興味関心があり、深い造詣を持っている方たちがいらっしゃいました。その方とメールをやりとりしている際に「オーストラリアの自然環境保全はどんな感じ?」というご質問を受けたので、それの返信のつもりで書いてみようと思います。質問がなかったらまとめようとも思わなかったので、誰かからの問いかけってありがたいです。タイトルに

          身近な自然環境保全活動 in オーストラリア

          なんで勉強するのって聞かれたら…

           うまい答えが見つからないので、大変恐縮なのですが、タイトルの通りのことを、いつもという訳ではありませんが、時々考えています。  現段階での暫定的な答えとしては「ベスト、というわけではないかもしれないけど、中学校までの勉強内容は国語、算数、理科、社会、英語、音楽も美術も体育も技術・家庭科も、いずれも生きて行く上で必要」、「"試験・テスト"というものは、それまで得た知識の締め固めのために存在する、良くできたシステムと考えた方がよい。結果よりも"試験勉強をする"というプロセスが大

          なんで勉強するのって聞かれたら…