見出し画像

Park(ing)day雑感-1

 9月の第3金曜は、Park(ing) Dayの日でした。Park(ing)Dayは、駐車場のParkingと、公園のParkをかけたネーミングです。路上の駐車スペースを、一時的にミニ公園のような空間に変えてしまおうというイベントで、同日に世界に散らばる同志達の手によって開催されます。発祥の地は米国カリフォルニアで「路上を車ための空間から人のための空間へ」というメッセージを含んだムーヴメントです。

そのPark(ing) Dayですが、日本では、数ヶ月前に最近参加し始めたソトノバというコミュニティで企画・運営をされています。ソトノバは、ソトやパブリックスペースを豊かにすることを目指したコミュニティメディア、、、とサイトに書いてありました。

 私は、結構いい年齢で、実際はさておき、おそらく周りからはベテランと見られる、ランスケなのですが、近年、仕事に少し行き詰まっていて、学び直しが必要だと思っていました。それで、社会人でも学べる機会はないものかと調べていたら、ソトノバで読書会など定期的に開催されており、自分にちょうどいいかと思い、7月頃からコミュニティに参加しています。
 コミュニティへの参加とほぼ同時にPark(ing) Dayの募集があり「参加し始めなので、コミュニティで何してるのか知りたい」とか、「夏は(自分の)仕事少ないし」とか「(住んでいる)横浜でも開催されるし近くていいねえ」とか、かなりお気楽な動機で参加を決めました。

 横浜の開催地は、中区の入船通りです。入船通りは、関内と桜木町・馬車道を結ぶ通りの一つで、東は横浜公園沿いの「みなと大通」に接し、西は大岡川沿いの通りりに接します。東から西への一方通行になっています。
 

入船通

開催場所を、もう少し具体的に述べますと、入船通りの西端の一街区、横浜ビール驛の食卓と、ホテルエディット横濱の間の通りあたりになります(下のマップ参照)。一方通行のおしまいの所であることから、通行止めは1箇所で、通り抜けを希望する車の迂回を促す警備員の配置は1箇所でOKでした。
この場所でPark(ing)Dayの企画を担当したのが、2グループ、便宜的に横浜Aチームと横浜Bチームと呼ばれていました。各々のチーム、Aチームはホテルエディット側に、Bチーム横浜ビール側とほぼ向かい合って設営します。両チームは独立していて、空間のしつらえや、その場所で展開するアクティビティの内容、また、この催しを通じて得られたことを把握するための、調査の手法も異なります。とはいうものの、程々に近く、程々に離れ、当日は互いのメンバーの行き来もありましたし、来ていただいた方も両方楽しめたのではないでしょうか。入船通_詳細

 私は横浜Bチームに属していました。Bチームは、「みんなにフィット! September Fes」のコンセプトのもとに、3つ大きな柱を立ててアクティビティを企画しました。
 ①ジャストフィット:いろんな椅子と座り方
 ②お気に入りを発見:横浜はじめて物語コースター
 ③巨大よこはま塗り絵

 ごくごく簡単なものですが、什器はほぼDIYですし、サイン類も弊宅のA3インクジェットプリンタで出力したものを張り合わせました。よって、全体的に手作り感溢れるしつらえとなりました。

画像1

高さの違う椅子を用意して、
わちゃわちゃとビールを飲む人もいれば。。。

画像2

塗り絵をしたり一人読書をする人もいる。。。

画像3

 これだけのしつらえを用意するだけで、Only but not Lonlyな空間づくりに貢献できたのではないでしょうか。製作過程はなかなか大変ではありましたが、終わってみると、まちづくりみたいなことが少し身近になり、自分の住んでいる場所の近くでもできるかも!という気持ちになりました。

 次回は、3つの大きな柱に、④サイン制作のもう1項目つけて、4項目について、具体的にはどんな作業をしたのか、ということを雑感-2としてアップしようと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?