【お仕事のご紹介】特別展「LOVEファッション ―私を着がえるとき」を取材しました
京都・岡崎の「京都国立近代美術館(MoMAK)」で、2024年11月24日(日)まで開催されている展覧会「LOVEファッション―私を着がえるとき」展を取材し、Webメディア「Tokyo Art Beat」で記事を書きました。
構成・取材執筆に加えて、全ての画像の撮影も担当しています。
「LOVEファッション―私を着がえるとき」(京都国立近代美術館)レポート。装いへの尽きない偏愛、時代と私的な物語の共鳴
京都国立近代美術館(MoMAK)は、京都に行ったらほぼ必ず伺うほど好きなミュージアムの一つです。
そのMoMAKさんと、京都服飾文化研究財団(KCI)さんが、1980年から5年に一度、企画・開催を重ねてきたコラボレーション展。
京都で開催!という一報を聞いたときから、本当にとーーーっても楽しみにしておりました。
詳しいこと、ご紹介したいことは、選りすぐって記事にまとめております。
少なくとも、単なるファッションの展覧会 ではなく、まさに現代アートとしての展覧会であり、ファッション史をたどりながら、前回の「ドレスコード?」展の最中にコロナ禍を経験した今、そもそも「ファッション」って何なんだろう?と 考えるきっかけやヒントがちらばっている展覧会、だと思います。
ぜひぜひお目通しいただいて、現地で、一点一点を間近でご覧になってほしい、めくるめく展覧会です。
ちなみに、記事でご紹介しきれなかったのですが、1Fのミュージアムショップには、図録や展覧会限定のグッズ、
関連書籍の数々、そして過去のMoMAK×KCIの展覧会図録も販売されています。
書籍は持ち帰るのが重いかもしれませんが、できれば、目の前にあるときに買ってください。書籍大好き・図録大好き人間からのお願いです。
あとで本屋さんで・・・とか、ネットで・・・とか、積ん読がすごいし・・・って思っていると、え!買えない!ってことになりがちなんで、ほんとに。
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なお、「LOVEファッション」展は、MoMAKコレクション展のフロアでフィナーレ、なのですが、ぜひそのままコレクション展のフロアもぐるーっと一回りして行ってください!今期のラインナップも素敵なんで!!!
個人的に最も嬉しかったのは、高校生の頃に愛読していた雑誌『流行通信』で都築響一さんが連載してて衝撃を受けた名企画『着倒れ方丈記』の展示。
いま観ても、みんなちょっとどうかしていて本当に素晴らしく、自分が歳を重ねたゆえか、より一層味わい深くて沁みました。
いま、写真集はプレミア価格がついてるので、こちらでぜひ。
ほかにも、こんなにも幅広いテーマで展示されています。
・シュルレアリスム宣言100周年
・創画会改称50周年記念特集
・愛と欲望とファッション ※都築さんの写真はこちらのパート
・志村ふくみと紬織
・自画像に見るIn Search of Myself ※これも良かった!!
・コンテンポラリージュエリーなどの特集展示「身体のうちそと」
ということで、ぜひぜひスケジュールと体力には余裕を持ってお運びください。館内には素敵な椅子が置かれた休憩スペースがたくさんあるし、1Fのカフェもお薦めですよ。
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本展のスタートに合わせて、今年の年末から来春にかけ、「熊本市現代美術館」と「東京オペラシティ アートギャラリー」での巡回展も発表されました。もちろん東京展も観に行きます(気がはやい)。
ただ、開催の一報を知った今年のはじめ?春?のときは、たぶん東京へ巡回展があるだろうなぁー・・・と頭をよぎったのは確かです。
でも!否!!!
MoMAKのあの展示室で観たい。コレクション展もきっと連動するだろうから、絶対に京都で観たい。たとえお仕事にならずとも自腹でも行く!!!と、すぐさまスケジュールに入れました。
(結局、交通費は自腹でしたが…)ありがたいことにメディアにてご紹介する記事を書くことができ、嬉しかったです。
加えて、ありがたすぎる、そして夢のようなお仕事の機会もいただき、つくづくわたしは運が良い、と思った次第です。こちらについては少し先になりますが、公開されましたら改めてnoteでもご紹介させてください!
◎掲載画像は許可を得て撮影しています
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