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名曲アルバム

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私の好きなアーティストの好きな歌の好きなところをだべる。隠れた名曲から言わずと知れた名曲まで。選曲もレビューも独断と偏見の個人的見解です。
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#名曲

時間旅行のその先へ

時間旅行のその先へ

先日、親子イントロクイズ対決をしました。

親チームのお題は「DREAMS COME TRUE(ドリカム)」です。

様々なイントロが流れる中、答えながらジンときたのが、「時間旅行」でした。

アルバム「WONDER 3」の最後を飾る曲。

初期のドリカムには、激しさやスリルとは無縁の、すごく平和な、だからこその幸せを歌う隠れた名曲が多くあります。

「時間旅行」もそんな一曲です。

歌の中に描か

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3月9日

3月9日

今日は3月9日。

レミオロメンの名曲・「3月9日」が心に沁みます。

3月は、春からの新しい生活を前に、別れがあったり、暮らしが変わる前の慌ただしさがあったり、春を迎えるソワソワした感じがあったり、だからこそ変わらずあるものに想いを馳せたりする時期。

そのなんとも言えない心の揺らぎを、そっと支えてくれるのが、「3月9日」なのではないでしょうか。

別れと出会い、環境の変化、新しい暮らし。

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星になれたら

星になれたら

Mr.Childrenの初期の名曲に、「星になれたら」があります。

初めて聴いたのは高校生の頃で、その頃は漠然といい曲だと思い、この歌を歌って羽ばたく時が来ると夢想していました。

まだ、本当の意味で、この曲が似合う人生の転機は訪れていません。

夢の続きは捨てる気もないけど、そのために(比喩的な)この街=現状を出て行くことはできない。出て行く勇気がもてない。

このセリフ、一番言いたいセリフ。

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そう、僕は、羽根なき鳥

そう、僕は、羽根なき鳥

秋は天高しというけれど、地を這うような今の我が身にはなおさら高い。

そんな時は、この歌が沁みる。

歌い出しから殴られる。

これは、もう、そのまま僕だ。

追い越して行くたくさんの「あいつ」の目には、もう僕など映らない。

もう一度頑張る以前に、あまり頑張れていない。
自分の使命と自ら銘打つほどの夢に向かって、今まで何をどれほどできただろう。

それでも今を生きるしかない。

僕は羽根のない鳥

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