見出し画像

そう、僕は、羽根なき鳥

秋は天高しというけれど、地を這うような今の我が身にはなおさら高い。

そんな時は、この歌が沁みる。

歌い出しから殴られる。

僕は不完全
飛べない運命
こんな小さな川でさえ
越えて行けない

これは、もう、そのまま僕だ。

追い越して行くたくさんの「あいつ」の目には、もう僕など映らない。

もう一度頑張る以前に、あまり頑張れていない。
自分の使命と自ら銘打つほどの夢に向かって、今まで何をどれほどできただろう。

それでも今を生きるしかない。

不完全な運命も
僕に与えられた今も
It’s my life…

僕は羽根のない鳥。

大空に飛び立つことはない。

世界を目下すこともない。

でも、もがき方は、まだあるはずだ。

The Bird without Wings.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?