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起きてるのに寝言言います。

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寝言は寝てから言え!なんて、そんなイジワル言わないで。
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2021年10月の記事一覧

オシャレな大人になるヒントをくれた場所

オシャレな大人になるヒントをくれた場所

文房具を買うのは、もっぱら地元のヒグチヤ文具店だった。

街の文具店にしては立派で、品揃えもそれなりに充実していた。

それでも間に合わないときなどは、銀座の伊東屋に行っていた。

気取っていたわけではなく、家から一番近い大きな文具店が伊東屋だっただけだ。

ところが、ある日、小学校4年生か5年生の頃だったか、父が今まで行ったことのない文具店に連れて行ってくれた。

人混みを好まない父らしく、(一

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ワァオォ!

ワァオォ!

実父が介護施設での生活を送るようになって2年以上経つ。

私の実家でもある公社住宅で、母との老々介護生活を送っていたところ、母の足腰が急に立たなくなって以来、父を家から離すことになった。

そもそも、ケアマネを通じてデイサービスを利用していたことすらちゃんとわかっていなかった状態だった(母が遠慮して何も教えてくれてなかった)ので、滞在型の介護施設について準備はおろか知識もなかった。

なので、本当

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「会って、話すこと。」が贅沢な今だからこそ、「会って、話すこと」を問い直す

「会って、話すこと。」が贅沢な今だからこそ、「会って、話すこと」を問い直す

「会って、話すこと。」(田中泰延・著)を読んだ。

なんなら2回読んだ。

前著「読みたいことを、書けばいい。」も何回でも読みたい本だが、本著はさらに何回でも読みたい本である。

会話術の本である。

いや、そう見せかけて、違う。

会話“術”という表面的なハウツーとは全く違う。

本著を通して、ユーモアとジョークを端折って伝わって来るのは、相手とどう向き合うかということだ。

会話である以前の、

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姓なる遊び

姓なる遊び

うちの職場にいる若手女子職員Wさんが上白石萌音に似ているという話を同僚のお姉様にしたら、「Wさんの方がかわいいよ!」と言われて、確かにそうかも、Wさんかわいいしってなったのは少し前の話。

そんなことより、上白石萌音&萌歌姉妹の名前に触れて、頭から離れないのは、その容姿よりも、歌声よりも、名前。

しかも姓の方。

上白石

世の中には白石さんがいる。

その上での上白石さんである。

だったら、

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