自己肯定感　『小さな成功体験を積み重ねる』の意味

『小さな成功体験を積み重ねる』はハードルが高い？

自己肯定感を高める方法を調べていると、『小さな成功体験を積み重ねる』というのが必ず出てきませんか？


私は自己肯定感が低いことにずっと悩んでいて、

自己肯定感を高める方法について、これまでインターネットや本でたくさん調べてきました。


そして、『小さな成功体験を積み重ねる』に出会う度に、


「自分には成功体験なんてない」

「『小さな』といってもハードルが高い」


と思って、落ち込んでいました。


同じように思ったことがある方、いらっしゃらないでしょうか？


でも最近、『小さな成功体験を積み重ねる』の意味がわかった気がして、

確かに自己肯定感が前よりも上がったと実感しています。


なので、今回は私なりの、『小さな成功体験を積み重ねる』についてシェアさせてください☘️

『小さな成功体験を積み重ねる』は成長のための『気づき』

さて、突然ですが私が大切にしている価値観があります。それが『成長』。


『成長』というと、「何かを達成した」とか「できるようになった」とか、そういうイメージかもしれません。


でも、私の中の『成長』の定義は、『気づき』を得て、前向きに自分の人生を送れるようになること。


そこで、ここ数年で得た私の気づきを簡単にご紹介させてください。

①自分に優しく、自分を活かしてあげる

▶︎過去の状態
社会人2年目は、苦手な仕事をとにかく頑張って、給料を上げるんだと思って毎日残業していた。また、休日も自分のスキルアップのために英語を習ったり、趣味のものづくり教室に通って休む暇もない生活(ハイで乗り切っている状態)を送っていた。
→帯状疱疹になって3週間ほどダウン。その後、体力が戻るまでも1、2ヶ月ほどかかりました。

▶︎気づきポイント
自分をいたわることの大切さを再認識。また、好きかどうかもわからない仕事や苦手を克服することに人生を無駄にするより、自分の得意なことや好きなことを見つけて、それを活かして人生を楽しく送ったほうがいいと気づく。

②英語

▶︎過去の状態
スキルアップのため、ぺらぺらになりたいも思って取り組んだ英語。半年ほど教室に通って、自分でも勉強していたが、全然上達している気がしなくて卑屈になり、落ち込んだ。

▶︎気づきポイント
TOEICを受けてみたら満点近くになっていて驚いた。確実に上達していたことに気づいて、「継続していれば上手になるんだ！」という気づきにわくわくした。

③筋トレ

▶︎過去の状態
過去にダイエットで宅トレをやっていたが、楽しくないし、ひどい筋肉痛で日常生活にも支障がでたうえ、痩せることもなく筋トレが嫌いになった。彼が筋トレが好きで一緒にジムに行こうと誘われていたが、「筋トレ嫌い！」「やりたくない！」の一点ばり。

▶︎気づきポイント
彼は、すごく簡単にできる筋トレを教えてくれて、こんな簡単なところからでいいんだ！これならできる！と思ったし、できるようになりたい！と筋トレが楽しくなった。
(例えば、私は懸垂なんてできないし大っ嫌いだったけど、最初はジャンプして上で少し我慢するだけでいいんだって！)


これらは、本当に一例ですが、

全部、何かを達成したとか、できるようになった、というものではないですよね。
【補足解説】
①の例で達成した、できるようになったという状態:
→そのまま頑張って給料アップを達成
②の例で達成した、できるようになったという状態:
→英語がぺらぺらになる
③の例で達成した、できるようになったという状態:
→懸垂ができるようになる



全部、自分が人生を前向きに送れるようになるための気づきでした。


そして、こうした気づきの積み重ねで、


自分を大切にできて、わくわく、楽しく生きるという考えが自分の中の当たり前になりました(＝自己肯定感が上がった)☘️


だから、自己肯定感を高めるために言われている、『小さな成功体験を積み重ねる』というのは、

目標を決めて達成するとか、そういうことでなくていいんです。

毎日の生活のなかで、こうしたらもっと人生が楽しくなるかも！とか、こうしたらもっと前向きにわくわく取り組めるかも！といった気づきでいいんです。


そして、不思議なことにひとつ気づきを得ると、

気づきの感度が上がって、どんどん自己肯定感を高める気づきに出逢えるようになります。


もしあなたが自己肯定感の低さに悩んでいるなら、

この記事があなたの一つの気づき＝小さな成功体験となれば幸いです。


そして、自分なりの気づきをさらに積み重なって、前向きに楽しく毎日を送れるようになることを願っております🌟


最後までご覧くださり、ありがとうございました☘️