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【育児】保育園に個室を持つ息子#5

こんにちは、もももと申します。

今回は悲惨な結果に終わった1回目グループ療育の後、療育を続けていく過程で息子がどのように変化していったのか、についてのお話を書いていきたいと思います(*^^*)


▼今までの経緯についてはこちらのマガジンをご覧ください☆


▼1回目療育時点での息子の状況(2歳6ヶ月)

・「ママ」、「さよなら」、「ないないばー」、
 「こっち」など単語の種類が増えてきた
・2語文、3語文は全く出ない
 (言っていることは理解している様子)
・お友達を押したり、噛みつきが起こる
・遊びに偏りが見られる
(お絵描きやダンスなどに参加できない)
・電車を寝そべって横から見ることが多い
・ひとつの場所に留まって遊ぶことが出来ない
・食への関心が薄く、自分では全く食べない
・自分の想定していたことと違うことが起こると
 気持ちの切り替えができない
(急に雨で外あそびが出来なくなったなど)


1回目のお試し療育が約1時間ひたすら泣き叫び続けるという地獄絵図で終わった息子。


寝込むレベルのショックを受けつつも、息子が今の状態では集団生活に向かないという事実は客観的に受け止めざるを得ませんでした(;'∀')


ただ、療育を受けた後でも息子の発達自体については、そこまで心配や不安はありませんでした。(今もそこまで悲観はしていません。)


家庭での様子を見る限り、こちらの話している内容はある程度理解が出来ているし、工夫すればそこまでトラブルを起こすことも無く過ごすことが出来ているため、時間はかかるけれど少しずつ本人なりに成長していけるのではないかな、と考えているためです。


しかし保育園という「集団」で過ごす上ではそ、んなに悠長なことも言ってはいられません(^^;)


生活をするためには働く必要があるし、働くためには保育園にお世話にならなければならない。


「〇〇(息子)くんがいるから、
仕事が増えて大変・・・。」

「〇〇(息子)くんが
登園しなければいいのに・・・。」


保育士の先生がこんなことを思うかは分かりませんが、ひと一倍手のかかる息子。

親として保育士の先生の善意だけに甘え続けることで、息子の存在を疎ましく思われることは絶対に避けたい・・・。



そんな思いから、なるべく保育士の先生方の負担を減らすことが出来るのであれば、出来ることはやりたいと思い、療育を続けることに決めました。


そんなこと思わねーよ!プロ舐めんな!!
という、保育士の先生は本当に申し訳ございません( ;∀;)



でも、実の親ですら正直本当に手がかかるな~、面倒だな~と思うことが多々ある我が子(^^;)

やはり面倒だと思われてしまわないかな、という不安は結構ありました。


そんなこんなで月1回通園することになったグループ療育ですが、まさかのコロナウイルスの影響により延期状態が続き、2回目のグループ療育は5ヶ月後の9月でした。(息子2歳11ヶ月)


▼グループ療育の基本的な流れ

・親子ペア4組で参加
・最初に療育のしおりに参加シールを貼り、
 持ち物整理など登園準備をする
・発達支援の先生の紙芝居に合わせて、
 決められた遊びを親子で行う

(遊びの流れ)
 ①運動あそび(10分程度)
 ②手洗い、お茶タイム(5分程度)
 ③朝のお集まり(15分程度)
  紙芝居→お唄あそび→
  あいさつ→お名前呼び
 ④今日のあそび(約15分程度)
  テーマに沿った遊びを実施
 ⑤自由あそび(約15分程度)
 ⑥帰りのお集まり(約10分程度)
  お唄あそび→あいさつ

※基本的に療育中は、親はあまり子どもに
 干渉せず、発達支援の先生にお任せします

※あくまでも私達親子が通う療育センターの流れですので、ご参考程度に読まれてくださいね(^^;)


1回目の療育がトラウマになりつつあった母(;'∀')


今回もひたすら爆音で泣きわめく声を1時間聞き続けるのか!?

あの絶望の時間再びは嫌だわぁ・・・:( ;´꒳`;):


そんなことを思いつつ、かなりドキドキしながら息子と一緒に療育センターの門をくぐりました。


前回つまづいた「参加シール貼り」については、他にお友達がおらず順番待ちがなかったこともあって難なくクリア。


ほっとしたのもつかの間・・・次のステップ、運動あそびの教室への移動。

目の前にあるお集まりの教室(別部屋)で遊べるものだと思っていたらしく、運動あそびの教室には行かないとぐずりだす息子(;'∀')


あああ・・・またしても怪しい雲行き(;'∀')


他の親子さんが楽しそうに遊ぶ中、前回ほどの癇癪ではないにせよ、ぐずる息子を発達支援の先生と一緒に説得するも、かたくなに動かず・・・。


そうこうしているうちに、約10分間の運動あそびが終了。 


てっきりこのまま今回もグズグズで終わるのかと思いきや、意外にも「運動あそびはおしま~い」の紙芝居でどうにか気持ちを切り替え、お集まりの部屋へは無事に移動ができました。


どうやら前回大泣きでしたが、一度療育を体験して療育全体の流れ(見通し)が少し分かるようになったことで、本人なりに多少気持ちの切り替えが出来たようでした。


発達支援の先生ともお話をしましたが、


「このあそびはいつ終わるのか」

「次はどんな楽しいことがあるのか」


息子の場合はこうした見通しをきちんと示してあげることで、次へと気持ちの切り替えがしやすくなるのではないか。とのお話でした。

確かにこの傾向は家庭でもあるなと思いました。


「この滑り台を滑ったらおうちに帰ろうね」

「おててを洗ったら電車で遊べるよ」


毎回必ずうまくいくわけではないですが、きちんと予告をしてあげることで物事がスムーズに運ぶことが多いため、家庭では割と先に予告をしてから行動に移すことが多かったように感じます。


児童発達心理学などを勉強したわけではなく、息子と過ごす2年ちょっとの間、いかに息子の癇癪を回避するかの危険予知だけで培った苦肉の策でしたが、どうやらこれは理にかなった対応だったようです(;'∀')


ただお集まりの教室に移動してからは、療育開始前まで握りしめていたトミカ(療育中はリュックの中)が気になって仕方がないらしく、「パトカー!」「パトカー!」とパトカーを探し回って教室内をうろちょろ( ;∀;)


きちんと席に座ってお名前呼びに返事をするお友達をしり目に、場の空気ガン無視でひたすらトミカを探して部屋中をさまよう息子・・・。


さすがに周りの皆さんのご迷惑になるんじゃないかと、「〇〇(息子)くん、席に座ろうね」、「今先生がお話してるよ」などなどつい、息子を大人しくさせようと声をかけてしまう母(^^;)


発達支援の先生からは、「〇〇(息子)くんの様子や反応を確認したいので、お母さんは見ているだけで大丈夫ですよ」とたしなめられる始末( ;∀;)


結局トミカは見つからず、思い通りにいかないことに癇癪を起こし泣き叫びだす息子。


周りへの迷惑を気にする気持ち、息子が泣き叫んでいることへの可哀想だと思う気持ち、なぜうちの子だけこんなに参加が出来ないんだろうという悔しい気持ち、とにかく色々な思いが溢れて、またしてもつい涙が出てしまいました・・・( ;∀;)


こんなに泣き叫ばせてまで、療育に参加させる必要あるのかな・・・?

トミカを持っていてはいけない理由って何だろう・・・?

こんな小さなうちから沢山嫌な思いをさせて、息子の心が壊れてしまったりしないのかな・・・?


あまりに泣き叫ぶ息子を見て、正直そんなことも思いましたね(^^;)


ただ前回の療育と決定的に違ったことも、少しですがありました。

確かに泣き叫んで参加できないものが多かった息子ですが、「紙あそび」(紙をちぎってばら撒く)など息子の興味が向くことで、楽しそうに参加できているものが少し出てきたのです。


親としては息子の出来ない部分にばかりつい目が行き、当時はなかなか辛い時間を過ごしましたが、今にして思えばほんの少しずつですが息子なりに順応して成長していたのだと思います。


1回目はまるっと1時間泣き叫ぶだけで終わったわけですからね(^^;)


かなり長くなってしまったため今日はここまでにして、次回は3回目以降のグループ療育での息子の変化についてのお話を書こうと思います。


※保育園へ預ける不安や、療育への当時の素直な気持ちを書き残しています。

発達に遅れがある子どもを持つ一人の親として、どういった心境をたどって今に至るのかをありのままに書きたいという意図です。

記事を読んで不快な気持ちになられた方は、大変申し訳ございません💦


つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)


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