【🇸🇪スウェーデン旅行】夢に見たミッドサマー(夏至祭)①
スウェーデン旅行の一番の目的はミッドサマー(夏至祭)を見に行くこと。
テキスタイルを勉強していたこともあって、民族衣装が好きなこと、スウェーデンの絵本を幼いときに読んでいたことなどが夏至祭に興味を持ったきっかけですが、もちろん知っている人は知っている映画「ミッドサマー」を観たことも動機の一つです。
画像は公式ウェブサイトより拝借
北欧を中心に様々な国や地域に伝わる伝統儀式の要素にクローズアップしホラーに仕立てたこの映画。公開当時話題になり、2年前の誕生日に一人で映画館に観に行ったのを覚えています笑
(ちょうどコロナが話題になりはじめた頃でした。)
ホラーはさておき、この映画で主人公たちが来ている刺繍のワンピースや野花の花冠がとても好きで、刺繍までしていたのでした🪡🌿
そんなことがきっかけで、せっかくイギリスに住んでる今、スウェーデンにまでミッドサマーを見に行ける絶好のチャンスかもしれない、と思い土壇場で急遽行くことにしたのです。
せっかく行くならローカルでリアルなミッドサマーを見てみたい。
ミッドサマーについて調べると、
本物のミッドサマーを見たいのならダーラナに行くべし。
と書いてある記事をいくつか見たので、ダーラナに行くことに決めました。
ダーラナは首都のストックホルムから北西に電車で4時間強、バスで4時間半ほどの地方。
あまり乗車時間に差がないのと、電車がみるみる高くなっていったのでバスで行くことを選びました。
ミッドサマーはスウェーデンではクリスマスの次に大きな祝日なのだとか。
冬の長い北欧では、日の長い夏至は何よりも大きな喜びなので、多くの人たちは田舎へ帰り、家族と一緒に過ごしお祝いするそうです。
乗り込んだバスに観光客はいなさそうで、里帰りするスウェーデン人たちでいっぱいでした。
バスから見る夏のスウェーデンの風景は、広がる青空と永遠に続く緑のコントラストがここでも美しかったです。
牛や馬、スウェーデンの可愛らしいお家。菜の花にルピナス、レースフラワーが通り過ぎていきます。
多くの人が帰省するので道はやや混み、予定より30分ほどオーバーしてやっとのことで到着。さすがに久しぶりの長距離バスは疲れました。。
私たちが着いたのはダーラナ地方のMoraいう小さな町。
大きな湖とほんの小さなショップが立ち並ぶ、かなりローカルな場所です。
ホテルに着いて周りを散策。ストックホルムよりも30分弱、日没が遅いのですが夜0時で夕暮れの空模様になるといった様子で、ずっと薄ら明るいのです。こんな体験は初めて。
ところが実はバスに乗っている時に問題が発生。
そもそもスウェーデン行きは出発の2週間前くらいとかなりギリギリで予約したのですが、その時にダーラナ地方公式ウェブサイトで見ていたミッドサマー情報のページがなくなっているのです、、!!
そこには6月24日に指定の場所でミッドサマーセレブレーションが開催されることがはっきりと記載されていたのに、、。
どんなに探しても前に見たページはなくなっており、冷や汗。
4時間半以上も掛けてバスで田舎に来た意味とは、、、。
ホテルの人に聞こう!と思ったのですが、なぜかレセプショニストはみんな無愛想でどうにも聞く気になれない、、。他の用件で質問してもなぜか冷たくて、こちらのモチベーションを下げてくるのでこの人たちに聞いたところで信用できない、、、。
開催するはずだった場所を見に行ってみたり、あたりをぐるぐる回ってみましたがお祭り準備の様子は見つけられず。
ホテルの人たちのシフトが変わるのを待とう、、!ということになりました。
長くなってしまったので一旦区切ります✂️
とても貴重な体験だったので、忘れないようなるべく細かく書いておきたいのです。
さて、無事にミッドサマーは見られるのでしょうか?もちろん見られるのですけどね。一悶着あり、良い出会いもあったので二部構成にして続きます、、!
ここまで読んでくださってありがとうございます♡
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