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【インタビュー】BONDメンバーインタビュー 12.10 日本における難民・在日外国人問題を知る〜私たちにできること〜@中央大学多摩キャンパス

記事の概要


 今回は、2023年2月10日に、Noteにて紹介致しました、「12.10 日本における難民・在日外国人問題を知る〜私たちにできること〜@中央大学多摩キャンパス」を企画された、主催学生(Mさん)へのインタビューと彼女の思いを紹介します。最後まで、お楽しみください⭐️

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インタビュー


Q1. 今回のイベントを企画した理由を教えてください。
 
Mさん「BONDで約1年活動してきて、自分の通っている大学でも、入管問題・差別や人権侵害の現状について学生に広く知ってほしい、そしてただ知るだけで終わらせず、問題解決に向けて声をあげる人、行動を起こす人をひとりでも増やしたいと思って、企画しました。自分含め法曹志望の学生も多くいるので、”弁護士の方のお話”というところから、引き込めるのではないかという思いもありました。」
 

Q2. 今回のイベントで感じたことは?
 
Mさん「これからも、この問題を知って、率直に “おかしい” “変えたい” と強く思った人、何かしたいけれど行動に移せずにいる人が、声をあげる、一緒に行動をするきっかけを作っていきたいです。自分自身、デモに参加したりイベントを主催したりして、連帯することの重要性、楽しさ、力強さを、改めて強く感じました。思いを同じくする人と声をあげ、行動していくことの充実感も、何にもかえがたいものです。

中央大学では、難民関連のイベントを実施するのが初めてで、最初は大学側が否定的な姿勢であったりと困難も多く感じました。でも、だからこそ、「やったことないからダメだ」と言われていた入管問題に関するイベントを、開催できたこと自体に意味があると思ったし、イベントを立ち上げて、多くの学生に、問題を知ってもらい、考えてもらう時間を作ることができて本当に良かったです。イベントを終えた今でも、自分には知識が足りていないのではないかとか、自分の意見を発言することに不安を感じることがあります。でもやはり、当事者の声を聞いて、連帯して闘っていくこと、自分たちの主張に道理があるんだという実感はあるので、これからも、活動を通して、もっと当事者の声を聞き、様々な経験を積み重ね、企画や発信でアウトプットすることを続けていきたいです。」
 

Q3. 今回のイベントで得られたことは?
 
Mさん「家族や友達、新しく出会ったイベントの参加者から、“初めて入管問題について知った” という声を多くもらいました。問題への関心を広げていくって、こういうことだなと改めて思いました。大学でイベントを企画することは決して簡単なことではありませんが、自分の身近なところから波及させていくことができて、これも結構大事なことだなと思います。イベントのオンライン配信と録画は記録に残るし、指宿弁護士も入管問題の歴史や現状を簡潔かつ丁寧に伝えてくださいました。本当にイベントをやって良かったです。」

Q4. イベント実施に向けて、不安だったことはありましたか?
 
Mさん「きちんと自分の考えを話せるのか、まだまだ理解が及んでいないこともあるのでは、といった不安はありました。でもやっぱり、これまでの経験から、自分の言葉で発信したい思いや現状がずっとあって。学生にも力がある、できることはたくさんある。それは、自分へのメッセージでもありました。
何かイベントをやる、行動を起こすと決めたら、BONDメンバーは助けてくれるし、思いを尊重してくれる。今回のイベント企画でも、趣旨が逸れないよう、BONDメンバーが客観的な視点を持って助けてくれました。」
 

Q5. これからやりたいことについて教えてください。
 
Mさん「今回のイベントは、講演会として、どちらかと言うと、問題の存在を、知識として知ってもらう、一方的に私たちの思いを伝えるといったイベントでした。次は、当事者の方に直接お話を聞くとか、相互にできる勉強会などを行っていきたいです。」

さいごに

 以上イベント運営の裏側について、インタビューをもとにお届けしました。今後もイベントや各種SNSを通じて情報発信をしていくので是非チェックしてください!

 また、ボランティア募集も受け付けています。春と秋に説明会を実施していますので、興味のある方はぜひご応募ください。


 

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